2016年4月8日更新

ただ音を出しているだけじゃない。犬が鼻を鳴らすのにはちゃんと意味があった!

ペット生活

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編集部

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犬は言葉を話すわけではありませんが、ボディランゲージでさまざまな感情を飼い主さんに伝えてきています。吠え方や尻尾の振り方に犬の気持ちが込められていることは飼い主さんならよく知っているでしょう。そして、もうひとつの方法が鼻を使ったコミュニケーションです。今回は犬が鼻を鳴らす時の意味についてご紹介しましょう。

 

「ブーブー」「グーグー」は興奮した時


犬は興奮した時に「ブーブー」「グーグー」と鼻を鳴らすことがあります。いわゆる鼻息が荒くなる状態でしょうか。エキサイトして呼吸が大きくなるために出る音だと言われていますので、一時的なものなら問題はありません。

しかしながら、あまりに頻繁に「ブーブー」鳴らす場合は鼻腔が肥厚して起こる鼻腔狭窄が原因の可能性もあります。鼻腔狭窄は鼻が潰れたような顔のパグ、シーズー、ブルドッグ、ボストンテリアなどの品種によく見られる症状です。シビアな病気ではありませんが、呼吸がしにくく息が苦しそうなら一度、獣医さんに診てもらった方が良いかもしれません。

「キュンキュン」「ク~ンク~ン」は要求のサイン

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犬が甘えたり、何かを要求したりしている場合は高い声で「キュンキュン」「ク~ンク~ン」と鼻を鳴らします。要求の内容はさまざまで、「ごはんが欲しい」「遊んで」「膝に乗らせて」「散歩の時間だよ」など、その時々の欲求を飼い主さんに伝えています。

子犬などが「キュンキュン」と鼻を鳴らしていると非常に可愛いため、つい何でも言うことを聞きたくなってしまいそうですが、甘やかしすぎるとエスカレートして落ち着きがなく、我慢できない犬になってしまう可能性もあります。

犬に「鼻をキュンキュンならせば、何でもやってもらえる」と思われないように対応する必要があるでしょう。「キュンキュン」鼻を鳴らしてきてもなるべく無視し、しばらくして落ち着いてから要求を満たしてあげると良いでしょう。そのことで犬は「鼻を鳴らしても欲しいものは手に入らない」と学んでいきます。

 

「フンッ」という短い鼻息は気分の切り替え

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短く息を吐き出す「フンッ」という鼻息は人間でいうため息のようなものです。人間はちょっと気分を変えたい時、緊張をほぐしたい時に自然にため息をつきます。犬もこれと同様で不満や緊張からシフトしたい時に「フンッ」と鼻を鳴らすことが多いようです。もちろん、病気ではありませんので心配することはありません。

鼻の音もコミュニケーション。いろいろな方法で愛犬の気持ちを知ろう


人間の100万倍の嗅ぎ分け能力をもつと言われる犬の鼻ですが、実は気持ちも表現する万能な器官でもあります。犬が鼻を鳴らしたら「いま、どんな気持ちなのだろう」「何を要求しているのだろう」と想像してみてください。きっと犬とのコミュニケーションや心の通い合いが楽に楽しくなるはずです。