2016年6月16日更新

【獣医師監修】猫の毛玉にお悩みの方は必見! 対処法と向き合い方3つのポイント!

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帰宅して部屋に足を踏み入れると、愛猫の吐き出した毛玉が散乱していた経験はありませんか?

猫特有の毛玉について、お悩みの飼い主さんも多いでしょう。
そこで今回は、猫の毛玉問題に対する向き合い方として3つのポイントをご紹介します。

 

猫の毛玉は大目に見てやってください

1.毛玉を吐き出すのは大事な習性

猫は毛玉を吐き出すことで、体内を清潔に保っています。毛玉を吐いてしまうのは、猫にとっては仕方のないことです。猫特有の習性なので大目に見てあげる心の広さが求められます。毛玉を吐くことで、猫は体内を清潔に保ち健康に毎日を過ごすことができるのです。

2.猫の毛玉は1回だけで終わりません!

猫が毛玉を吐いた際には、2回目、3回目と吐き出すことが多いので注意が必要です。1回だけで終わるということは少なく、2回3回と連続して行われます。

1回だけでは、体内に溜まった毛を吐き出すことができないために、この現象は起こります。1回目が終わったからといって油断せずに、次の毛玉に迅速に対応することで不必要に床を汚さずに済みます。

3.ちょっと辛いけど、1食だけガマンしてみる!

猫が毛玉を吐いた直後は、胃の中が荒れているので極力キャットフードなどの固形物を食べないことが望ましいとされています。優しいオーナーさんとしては、良心が痛みますが心を鬼にして1食だけ食事を抜くことで、早く胃の調子を回復することができます。

無理に絶食を求めるのではなく、オーナーさんの判断で臨機応変に対応してあげてください。

猫はキレイ好き だから毛玉も吐くんです

1.毛づくろいを頻繁に行う猫ほど注意が必要です

猫はキレイ好きな動物です。食前食後、など暇な時間があれば毛づくろいをしています。猫は臭いに敏感な動物なので、自身の体についた臭いを取るためにも毛づくろいを頻繁に行います。

毛づくろいを頻繁に行う猫ほど、体内に毛玉も早く溜まることになるので毛玉を吐く頻度も多くなるのです。日頃から毛づくろいの回数が多い猫は、毛玉を吐くペースを把握するなどして事前に対策を講じることで余裕を持って毛玉と向き合うことができます。

2.毛玉の原因の大半は毛づくろいにあった!

毛玉を吐く主な原因は毛づくろいです。キレイ好きな猫だからこそ、毛玉を吐いてしまいます。夏の炎天下で熱中症になってしまった場合など、体調が崩れている時にも毛玉の回数は増えるので愛猫の体調を測る一つの目安としても有効です。

逆に毛玉を吐くペースが極端に減った場合には、愛猫の体調が悪化しているかもしれません。注意深く観察してみてください。

 

よく水を飲む愛猫は毛玉を吐く頻度が高い!

1.水を頻繁に飲む猫には注意!

1日に水を飲む回数が多い猫も、毛玉を吐く頻度が高い傾向にあります。水分を多く摂ることで、毛玉を吐く作用が促進されてより頻繁に毛玉を吐くようになるのです。

過剰に水を飲む猫の場合、肝臓などの臓器に異常が起きている可能性もあるので、日頃から愛猫をしっかりと観察しておくことが重要です。猫は直視されることを嫌うので、見ていないフリをしつつさり気なく観察することがポイントです。

2.キャットフードは高価でも良いものを!

キャットフードを変えるだけで、毛玉の頻度と質は大きく改善されます。少し値段は高くなってしまうかもしれませんが、キャットフードを変えることで毛玉の回数、量を減らすこともできるのです。キャットフードは多少価格が高くても、猫にとって良いものを購入するようにしましょう。

まとめ

毛玉を吐かない猫もいますが、ほとんどの猫にとって毛玉を吐くことは避けては通れません。
飼い主さんが猫の生態について深い理解を示し、毛玉に対して寛容な態度をとることが望ましいでしょう