2016年4月30日更新

アメリカン・コッカー・スパニエルの寿命ってどのくらい?長寿の秘訣は?

ペット生活

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編集部

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房飾りのような長く垂れた耳と大きな目が可愛らしいアメリカン・コッカー・スパニエル。メリー・コッカーと呼ばれる陽気な犬です。近年は犬の健康への関心も高まり犬の寿命が延び、高齢化も進んでいるといわれています。健康で長生きをするためにはどうしたらよいか?長寿の秘訣やシニアの注意点などを調べてみました。

 

アメリカン・コッカー・スパニエルの平均的な寿命は?

アメリカン・コッカー・スパニエルの平均的な寿命は12歳~15歳だといわれています。同じ中型の犬種の平均的な寿命が10歳~14歳くらいといわれているので、やや寿命が長い犬種だといえますね。

また今は犬の医療も進歩してきており、平均的な寿命よりも長く元気に過ごしている犬も多くなってきています。アメリカン・コッカー・スパニエルの寿命を延ばすのは飼い主の健康管理次第といえるかもしれません。

元気で長生きのポイントは?

では元気で長く一緒にいるにはどうしたらよいでしょうか?健康寿命を延ばすためのポイントをいくつかご紹介します。

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目の病気になりやすい

アメリカン・コッカー・スパニエルは目の病気になりやすい犬種だといわれています。主には白内障と緑内障が多いようです。

白内障は眼球内にある水晶体と呼ばれる組織が白く濁った状態になる病気で、アメリカン・コッカー・スパニエルの場合は遺伝的な要因が強いといわれます。視野が白く濁ったように見えるため、視力が低下し物によくぶつかるようになります。重症化した場合網膜はく離やぶどう膜炎などの症状を併発する可能性があります。

緑内障は眼球の眼圧が高まることによって、網膜や視神経が圧迫され視野が悪化する病気で、見た目には眼球が突き出すなどの症状があらわれます。緑内障が重症化すると視野狭窄をおこし、徐々に失明していきます。原因は別の病気による併発や遺伝によるものが多いようです。

目の病気の場合は、涙が止まらない、目が充血しているなどの視覚的にわかりやすい症状の他に、散歩に行きたがらない、物につまずきやすくなったなどいつもと違う行動をすることがあるようです。少しでもいつもの生活と違う不安な様子が見受けられたら、できれば眼科を中心に診察している動物病院を探して受診するとよいでしょう。

大きな垂れ耳はケアが大切

アメリカン・コッカー・スパニエルの魅力の1つは、大きく垂れさがった房飾りのような耳ですね。

耳が垂れ下がっている犬種の場合は耳の中が蒸れてしまうことが多く、外耳炎などの病気になりやすいといわれています。

外耳炎はベタッとした匂いの強い耳垢がたまり、耳の外耳道といわれる部分に炎症を起こす病気です。激しいかゆみと痛みを伴うので耳や首の回りを引っ掻いたり、頭を振ることが多くなったりします。原因としてはダニの寄生によるものや菌類の感染などがありますが、早い時期にしっかりと治療をすれば完治します。耳の回りを引っ掻く、耳から汁が出るなどの気になる症状がある場合は動物病院を受診しましょう。

また週に1回くらいのペースで耳の掃除をしてあげるとよいですね。最近では専用のローションやウェットティッシュタイプのケア商品も販売されています。大きくなってからいきなり始めると嫌がってなかなかきれいにさせてもらえません。子犬の頃から耳のケアの癖をつけておくとよいでしょう。

大食漢なので肥満に注意

アメリカン・コッカー・スパニエルは中型犬の中では小柄な体をしていますが、その体の割に食欲が旺盛で、大変な大食漢が多いといわれています。もちろん食欲があることは悪いことではありませんが、運動量に見合った食事でないとすぐに肥満につながってしまいます。肥満は万病の元といわれ腰や足に負担がかかるだけでなく、臓器にも大きな負担をかける原因となります。

体力があり活発で遊び好きな性格なので、若いころはできるだけ1日2回、1回30分程度の散歩に連れて行ってあげましょう。またドックランなどで思い切り走らせてあげるのも、肥満防止にもストレス発散にも効果的です。

食事については回数と1度にあげる量は決めておくとよいですね。また人間の食べ物は犬にとっては塩分や糖分、油分が多く、体への負担が大きく肥満にもつながってしまいます。1度人間の食べ物を食べてしまうと、味の薄い犬用のフードを食べなくなってしまうこともありますので、人間のものと犬のものはしっかりと分けておく必要があります。

わんわん物語のレディのモデル犬にもなったほど、美しく品のある姿形をしているのですから、できる限りその体型を崩さないようにしてあげたいですね。

 

シニアになったら注意してあげたいこと

アメリカン・コッカー・スパニエルの場合は6歳ころからシニア期に入り、10歳からは本格的に老化が始まるといわれています。

シニア期に入ると段々とエネルギー代謝が悪くなっていきます。食欲旺盛なアメリカン・コッカー・スパニエルですから、若い頃と同じ食事をしているとあっという間に肥満につながってしまいます。またどうしても噛む力が落ちてきますので、硬いドライフードのようなものだと、噛めずに丸呑みしてしまうこともあります。シニア期に入ったらカロリーコントロールされた柔らかいフードに切り替えてあげるとよいですね。

またアメリカン・コッカー・スパニエルは老齢に入ると皮膚のトラブルが増えてきます。特に脂肪腫などの腫瘍ができやすい体質なので、こまめにブラッシングをしながら皮膚の状態を確かめておくとよいでしょう。腫瘍が急激に大きくなって来たり、異臭を放っているような場合は悪性である可能性もありますので、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

長く一緒にいるためには

老化が始まるとどうしても様々な症状が現れるようになります。アメリカン・コッカー・スパニエルは老齢性白内障も多い犬種ですので、シニア期に入ったら目の色や行動に注意してあげるとよいですね。

また症状には現れていなくても潜在的な病気が発症している可能性もあります。シニア期に入ったら半年に1回くらいのペースで定期検診を受けるとよいですね。

アメリカン・コッカー・スパニエルについて詳しく知りたい方はこちら
【ペットシッターが解説】アメリカンコッカースパニエルとの暮らしで注意すること

 
 

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