2016年3月18日更新

GWに飼い主さんが旅行に。動物病院にペットを預けるメリットとデメリット

ゴールデンウィークが近づき、旅行を計画しはじめている人も多いと思います。様々な事情でペットと一緒に旅行に行けない場合、ペットの世話はどのようにする予定ですか?親類や信頼できる知人に預けたり、世話をしに自宅に来てもらったりする人や、ペットシッターに依頼する人もいるでしょう。また、ペットホテルや動物病院にペットを預ける人もいるでしょう。今回は、飼い主さんの旅行中、動物病院にペットを預ける場合のメリットとデメリットについて紹介します。

動物病院によっては、「預かり入院」に対応している場合があります

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動物病院にペットホテルが併設されているケースとは別に、動物病院内での「預かり入院」(治療を目的としない、一時的な入院)に対応している場合があります。治療目的でない預かり入院に対応しているかどうかは、動物病院によって異なります。必ず、かかりつけの動物病院で確認をしてください。

動物病院にペットを預けるメリット

体調不良への対応が速やか

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ペットホテルではなく動物病院に預けることの一番のメリットは、体調を崩したときに速やかな対応が可能なことでしょう。入院している動物と同様に、獣医師や動物看護師による定期的な巡回がある点も動物病院ならではです。飼い主さんが不在の間に体調不良を起こした場合、飼い主さんとの連絡手段や、緊急連絡先、どのように検査や治療を進めるかについての打ち合わせを事前にしておきましょう。

通い慣れた動物病院ならば、院内の様子がわかりやすい

短い時間であっても、ペットを預けることには不安を覚えるものです。その点、通い慣れた動物病院であれば、院内の雰囲気や様子が事前にわかっているという安心感があるでしょう。

スタッフがペットの様子を知っている

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通い慣れた病院で、ペットがスタッフや施設に慣れていれば、飼い主が不在の間のストレスも少しは軽減されるかもしれません。また、愛犬や愛猫の普段の様子や、飼い主さんがペットにどのように接しているかをスタッフがある程度把握していれば、愛犬や愛猫にあった適切な対応をしてもらえるでしょう。

高齢でも預けられる

年齢によっては、ペットホテルに預けることが難しい場合もあります。そのような時には、かかりつけの動物病院で預かりが可能か相談してみてください。

疾患があっても預けられる

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経過観察中の疾患があったり、治療中で投薬が必要だったりすると、ペットホテルに預けられない場合があります。そのような場合は、かかりつけ動物病院での預かりが可能か相談してみてください。ただし、この場合は「(治療目的での)入院」としての扱いになる可能性もあります。預ける前にきちんと確認をしておきましょう。

動物病院に預けることのデメリット

動物病院が苦手なペットにはストレスが大きい

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残念ながら、予防接種や検診、治療のために通っている動物病院のことが苦手なペットも少なくありません。そのような愛犬や愛猫にとっては、短い時間とはいえ、飼い主が不在の状況で動物病院に預けられることは、とても大きなストレスになる可能性があります。

動物病院が苦手になるかもしれない

動物病院に苦手意識を持っていなかった愛犬や愛猫でも、一時的とはいえ、「飼い主に置いて行かれた」という経験から、動物病院が苦手になるかもしれません。

その動物病院に通院していないといけない

その動物病院にカルテがある場合にのみ、愛犬や愛猫を預けることができるということがほとんどです。愛犬や愛猫の予防歴や既往歴をきちんと把握できているかかりつけの動物病院に相談するようにしてください。

事前に診察が必要なことが多い

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かかりつけの動物病院であっても、長い間診察を受けていない場合は、事前の診察が必要になることも多くあります。旅行中に動物病院にペットを預けることを検討している場合は、必ず日程の余裕をもってかかりつけ動物病院に相談してください。

治療中の犬や猫の数によって、預かり対応ができなくなる場合がある

動物病院には治療中の動物が入院しています。そのため、普段預かりに対応している動物病院であっても、その時に治療が必要な動物の数によっては、希望通りの対応が受けられないことがあります。

動物病院での預かりを希望する場合は、余裕をもって相談を

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旅行中の預かりに対応しているかどうかは動物病院により異なります。必ず余裕をもってかかりつけの動物病院に相談してください。他にも、飼い主が旅行中のペットの世話は、動物病院に併設されているペットホテル、トリミングサロンのペットホテルや、ペットシッターなどにも依頼できます。それぞれに長所、短所があるので、よく検討して選んでください。いずれにしても、帰宅後は愛犬や愛猫と存分にコミュニケーションをとるようにしてくださいね。

ペット生活 獣医師



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