2016年6月27日更新

ビション・フリーゼの寿命どのくらいは?長寿の秘訣は?

真っ白でふわふわとした弾力のある被毛が特徴のビション・フリーゼ。陽気で明るく、誰とでも仲良くなることができる犬です。近年は犬の健康への関心も高まり犬の寿命が延び、高齢化も進んでいるといわれています。

健康で長生きをするためにはどうしたらよいか?長寿の秘訣やシニアの注意点などを調べてみました。

ビション・フリーゼの平均的な寿命は?

ビション・フリーゼの平均的な寿命は12歳~15歳だといわれています。マルチーズが12歳~16歳、ハバニーズが13歳~15歳といわれていますので、室内で飼育される愛玩犬としては平均的な寿命を持つ犬だといえるでしょう。

ただし平均寿命というのはあくまでも目安であって、犬の寿命は個体差が大きいことは心にとめておきましょう。実際にビション・フリーゼでは21歳まで生きていたという記録も残っているようなので、飼い主の健康管理次第では長く一緒に過ごすことができる犬種だといえるでしょう。

元気で長生きのポイントは?

飼っている犬に少しでも長く元気に過ごしてもらいたいのは、犬を飼っている人にとって共通の願いですね。ではどうしたら少しでも長く健康でいられるのでしょう?健康寿命を延ばすためのポイントをいくつかご紹介します。

毎日の排尿をチェック

ビション・フリーゼのかかりやすい病気に尿石症という病気があります。腎臓から尿道までのどこかに結石ができてしまう病気で、尿路が詰まったり排尿に痛みを感じたりします。

症状は結石ができた場所によって異なります。

尿管や尿道、膀胱にできた場合

排尿の際などに結石が動くため周囲の壁を傷つけ、激しい痛みを引き起こします。ひどい場合は激痛でうずくまったり、触ることを嫌がるようになります。初期の症状としては1回の尿の量が少なくなる、残尿感が残り頻尿になるなどで、症状が進行すると血尿が出るようになります。

腎結石の場合

結石が腎臓内にできる場合を腎結石といいます。腎結石の場合は尿管や尿道にできる結石のように、痛みなどが伴わないため気付かずに進行してしまい、腎不全を起こしてから初めて気が付くような場合が多いようです。

結石の治療方法と予防方法

結石ができる原因として考えらることは、尿道や膀胱などの細菌感染、尿石の材料になるミネラル(カルシウム、マグネシウム、ケイ酸など)の過剰摂取、水分摂取量の不足による尿の凝縮などがあげられます。

予防方法としては食事を見直し尿石の原因となるミネラルを多く含む食事を避ける、日常的に十分な水分摂取を心がけるなどです。

また尿石症の場合は重症化すると尿毒症などの危険な症状を引き起こしますので、早期の発見が重要です。毎日の排尿の様子をよく観察し、排尿の回数が増えた、1回の排尿量が少ない、色が濃くなったなどの様子がみられたら、早いうちに動物病院へ連れて行きましょう。

毎日のブラッシングと月1回のトリミング

ビション・フリーゼの特徴でもあるフワフワの被毛は、絹糸のように柔らかいアンダーコート(下毛)と、粗い巻き毛のオーバーコート(上毛)の2層にわかれた、ダブルコートと呼ばれる構造になっています。もともとビション・フリーゼは地中海の湿気の少ない気候の中で生まれたため換毛期がなく、日本の梅雨から夏にかけての湿度の高い気候では、その独特の被毛が湿気をため込んでしまいます。そのため急性湿潤性湿疹(ホットスポット)という病気にかかりやすいといわれています。

急性湿潤性湿疹とはその名のとおり、数時間から1日以内の期間で急に発症する皮膚病で、別名ホットスポットといわれています。痛みに近い激しいかゆみを伴うため、患部を床や壁にこすりつけたりしきりに舐めたりしてしまい、症状を悪化させてしまうことが多いようです。もっとも発症しやすい場所は首の下、頬、顎の下、耳の下といわれており、ビション・フリーゼの被毛が1番もつれやすい場所になります。

また熱をため込みやすい被毛のため、熱中症にも注意が必要です。

毎日1回はブラッシングを行い毛玉の発生を防止して常に皮膚が風通しのよい状態にすること、月に1回はトリミングに出してプロに被毛の手入れと皮膚のチェックをしてもらうことが、ビション・フリーゼにとっては必要不可欠なのです。

ストレスは禁物

ビション・フリーゼ は明るく誰とでもうまくやっていくことのできる犬ですが、その分飼い主や周りの動物に気を使いすぎるところがあり、ストレスをためやすい犬種だといわれています。

ストレスが万病の元であることは、人間でも犬でもかわりはありません。前述した尿石症もストレスが原因の1つだといわれています。

ビション・フリーゼは小型犬の中でも活発で運動量の多い犬です。そのため運動不足になるとストレスがたまってしまいます。毎日2回1回10分~20分程度の散歩をさせてあげましょう。時にはドッグランや犬が遊べるような広場を利用して、ボール遊びなどをさせてあげるのもよいでしょう。

また犬にとっての大きなストレスの1つが、長時間の留守番です。留守番をさせずに生活をすることは難しいですよね。

留守番をさせる場合はいきなり長時間の留守番からさせるのではなく、短い時間から徐々に慣らしていくとよいようです。また「留守番お願いね。」や「いい子にしていてね。」などの声掛け、おやつを与えるなどこれから留守番だという合図は作らない方がよいといわれています。留守番をすることが自然なことにしてあげることが大切なようです。

シニアになったら注意してあげたいこと

ビション・フリーゼのような小型犬の場合は6歳~10歳ころまではシニア期といわれ、10歳以降本格的に老化が始まるといわれています。

シニア期に入るとどうしても老化による様々な症状が少しずつ表れてきます。ビション・フリーゼに多く見られる老化の1つが白内障です。眼球内にある水晶体と呼ばれる組織が白濁することによっておこる症状のことで、視界が白く濁って見えるため視界がわるくなり、物にぶつかりやすくなります。白内障は瞳孔の奥が白濁するため、光などをとおして目を見ると目の色が白もしくは青白く見えます。シニア期に入ったら目の様子を確認し、おかしいと感じたら早めに動物病院で治療の方針を相談するとよいでしょう。

その他にも症状としては現れていない潜在的な病気が発症している可能も高くなります。シニア期に入ったら半年に1度のペースで定期検診を受けることをおすすめします。

長く一緒にいるためには

ビション・フリーゼは遺伝性の疾患も少なく、小型犬の中でも長寿な犬種だといわれています。前述した通り21歳まで生きていたという記録も残っていますし、掲示板などでも15歳以上の犬をみかけることもあります。

犬にとってもっとも幸せなことは、飼い主とともに楽しい時間を共有することです。毎日時間をとってしっかりとコミュニケーションをとってあげることが、犬の寿命を延ばす1番の秘訣といえるかもしれません。

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