シャルトリューは、鳴かなくて大人しい猫と初心者にもお勧めされている猫です。
そんなシャルトリューは何年一緒にいられるでしょうか?
最近は、猫ブームもあり猫の健康や長寿にも注目が集まっています。現在飼っている方も、これからお迎えをする方も、どんなことに注意をして暮らしていくと良いのでしょうか?
シャルトリューの寿命は?
猫全体の平均寿命は、15歳前後と言われています。
雑種や純血によっても多少変わるでしょう。
シャルトリューの寿命は、12歳~15歳前後と言われています。平均か少し短い印象です。
しかし、生活習慣やストレスを軽減してあげるなどすると、平均以上に長生きしてくれるかもしれません。
是非、日頃から猫とのコミュニケーションをとり、異変に気付けるようにしてあげましょう。
長寿のポイント
シャルトリューのかかりやすい病気は?
熱中症
シャルトリューは、暑さに弱い猫種です。
そのため、熱中症にご注意ください。夏場の環境には、エアコンを利用するなど工夫が必要です。
嚢胞腎
遺伝性の病としては、嚢胞腎にもかかりやすいでしょう。腎臓に水が溜まってしまう病気で、食欲減退、多尿などが症状として挙げられます。
悪化すると、慢性腎不全となり命を失うことにもつながってしまいます。
後述にもありますが、水をたくさん飲ませ、尿の臭いや量にも注意が必要です。
食べ物
画像出典:Gayle Trautman
猫も人間と同じく、食べたもので体が作られます。キャットフードも最近では様々な種類があったり、コスパ重視で値段から選ぶ方も多いでしょう。
しかし、キャットフードは健康で長生きするためには、とても重要です。
薬局やスーパーでも売られている破格のキャットフードには、どんなものが使われているかご存知ですか?
中には食べ物とは思えないようなものが含まれていたり、かさ増しのためにアレルギー物質が含まれている場合もあります。
一度現在与えているキャットフードの内容物を確認してみてください。
お値段が高いから良いとも限りません。
猫の好みに合っていて、飼い主自身のお財布も痛まない程度の物を探してみましょう。
水と腎臓
猫の死因はその多くが、腎臓の病です。メスよりもオスの方が腎臓に砂が溜まりやすく、中々排泄されない場合が多いようです。
対処法としては、水を飲ませてあげることです。
そのままでは、猫はあまり水を飲みません。そこで、生活圏内に2、3カ所水飲み場を設置してあげましょう。また、容器にも変化を付けて好みの容器を見つけてあげましょう。
個体差もありますが、飲まないことを念頭に置いて意識的に、水分をたくさん取らせることが予防につながります。
シャルトリューと少しでも長くいるために
画像出典:Leo, The Soundmonster!
何か違和感や異変を感じたら、獣医に相談ができる環境があると安心です。また、普段からよく観察をしておくことが重要です。
触れ合いもかねて、猫のための時間を確保できると良いでしょう。