2016年4月21日更新

犬のヒゲは切ってもいいの? 犬のヒゲの役割とヒゲカットについて

ペット生活

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編集部

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猫にとってセンサーでありアンテナでもあるヒゲは大切な感覚器官のひとつ。そのため猫のヒゲは絶対切ってはいけないと言われています。しかしながら犬の場合はトリミングサロンでヒゲカットのメニューがあるぐらい、普通にヒゲをカットする習慣があります。同じように見える猫のヒゲと犬のヒゲ。違いはあるのでしょうか?そして犬のヒゲはカットしても大丈夫なのでしょうか?今回は犬のヒゲについて調べてみました。

 

犬のヒゲと猫のヒゲは違うの?


基本的に動物のヒゲは周囲の障害物を感知したり、平衡感覚を保ったりするためにありますが、その感覚の鋭さは動物によって若干異なります。猫の場合はヒゲの感覚が非常に鋭く、空気の動きまで察知する能力がありますが、犬のヒゲにはそこまでの能力はないと言われています。

ただ、犬のヒゲも飾り物ではなく、障害物を察知したり、目の前のものから顔を守ったりする役割は残っています。犬の中にはヒゲの生えているマズルのあたりに触れられるのを非常に嫌がる犬もいますね。

ヒゲの根元には神経があって非常に敏感であるため、触られたくないと思う犬も多いようです。もし、犬のヒゲがまったく意味のないものであるとしたら、長い進化の過程でなくなっていてもおかしくありません。生えている以上は、役割があると思っておいた方が良いでしょう。

犬のヒゲはカットしても良いの?

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犬のヒゲをカットしても良いかどうかについては実は意見が分かれています。「そんなに大きな役割がないのだからカットしても大丈夫」という意見がある反面、「感覚器官のひとつなのだからカットすると犬にストレスを与える」という意見もあります。

また犬種による違いもあるようで、なぜか日本犬のヒゲをカットする飼い主さんはあまりいませんが、洋犬、特に長毛の洋犬の場合は顔周りのトリミングついでにヒゲをカットすることもあるようです。

現状、どちらが正しいとも言い切れませんので、結局のところカットするかしないかは飼い主さんの判断になります。カットする場合はカット前と後とで犬の様子に違いがないかどうかを観察する必要があるでしょう。もし、犬が障害物にぶつかるようになり、ストレスを感じているような素振りがあるなら、次からヒゲをカットするのは止めた方が良いでしょう。

 

老犬になったらヒゲはカットしない

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今までずっとヒゲをカットしていたという犬でも、高齢になったらヒゲはカットしない方が良いかもしれません。

高齢になると犬も目や鼻などの感覚が鈍くなってきます。最近では犬でも白内障に罹る割合が増えていて視力が衰えるケースもあります。そうなるとヒゲは感覚器官のひとつとして大切なツールになります。

若い頃からヒゲなしの生活をしていた犬にとって、ヒゲの感覚がどこまで復活するのかは不明ですが、ヒゲの感覚に期待して残してあげた方が良いでしょう。

ヒゲは無用の長物ではない


犬のヒゲカットについては賛否両論ありますが、最近では「ヒゲにも機能はあるのだから自然のままに」というカット否定派の方が少し優勢になっているようです。

ペットとして人間の価値観や枠にはめるというより、犬の自然な姿を尊重しようという考え方はヒゲカットについても影響しているようです。

 
 

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