2016年11月11日更新

【ペットシッターが解説】チワワとの暮らしで注意すること

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。


 

チワワの性格と性質

性格


チワワは世界最小の犬種で、そのかわいらしい姿は愛玩犬として人気があります。原産国は、メキシコですが、その昔、メキシコの人々はチワワを湯たんぽがわりにしていたという程に、祖先から愛される存在でした。そんな影響を受けてか、チワワは膝の上で抱っこされることや撫でられることが大好きです。

一方、活発で遊び好きという一面も持っています。飼い主さんにはとても忠実になるので、家族と遊ぶことができますが、知らない人に対しては距離を保つ場合も多くあります。知らない人に対してはよく吠えるチワワや唸るチワワもいます。

活発でありながらも、警戒心が強いので、自分を守ってくれる存在の飼い主さんが一番なのです。その為、遊びや運動を取り入れながらも、しつけをしっかり行い、主従関係を保つことが必要になります。

チワワとの暮らしでの楽しみのひとつにお出掛けがあります。小さいチワワだからこそ、おしゃれをして、キャリーバッグでお出掛けもできます。安心できる飼い主さんと一緒の時間は、チワワも安心します。チワワは、集中して飼い主さんの表情や声から気持ちを読み取ることができます。たくさん声をかけながら外の世界を一緒に楽しむということもチワワと暮らす上での楽しみと言えるでしょう。

性質

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チワワは特徴的なまん丸の頭をしています。かわいらしさを一層引き立てていますが、実は体が小さいながらも脳が発達しているので、頭が大きく見えます。この丸い頭はアップルヘッドと言われ、頭蓋骨が完全に接合しておらず、くぼんでしまっているチワワもいます。日常生活や他の犬と遊んでいる時など、頭の衝撃には十分注意するようにしましょう。

チワワは、体が小さいので、食事管理にも注意しなくてはいけません。様々なフードを試してみても食が細いチワワもいれば、何でも食べてあっという間に肥満になってしまうチワワもいます。ただし、体が小さいからこそ、体調不調や病気になった時、食べることができなくなると、体力も落ちてしまいます。大好物を見つけて、万が一の時に備えておくことも大切です。

チワワには毛の短いスムースと長毛のロングがいます。ブラッシングなどの手入れも体が小さい為、さほど大変ではありません。また。体臭も少ないチワワは、一人暮らしの方などお部屋が小さくても、スペースを確保して飼いやすい犬種です。飼い主さんに従順なチワワはお留守番のしつけもしやすいので、様々な家庭環境でも馴染むことができるのです。

チワワの飼育の注意点

室内環境

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体の小さいチワワは、暑さにも寒さにも弱く、室内温度の設定は不可欠です。1年を通して、暖房と冷房を使い、25℃前後を保つようにしましょう。冬は洋服を着させるなどして保温を行い、ベッドにはペット用ヒーターやブランケットを入れて体が冷えないようにしてあげましょう。また、夏は、チワワが涼むことができる場所を作り、熱中症対策をしっかり行いましょう。

チワワは骨折や頭へのダメージに特に注意してあげなくてはいけません。フローリングを走っていて滑ってしまい、そのまま家具などに頭をぶつけると脳の損傷につながってしまうというほどの危険性を持っています。また、骨が細いチワワはソファなどから飛び降りた際に、骨折してしまう危険性もあります。

家具の配置

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部屋の中に滑り止め防止のマットやカーペットを敷くなどして、思わぬ事故から守るようにしましょう。また、高いところに上ることができないように、過って頭をぶつけないように、家具の配置に注意することも大切です。

チワワは好奇心旺盛で飼い主さんのあとを追いかけてくることも多いものですが、チワワが入ると危険な場所にはあらかじめゲートをつけて入れないようにしておくなど、事前にお部屋の中の環境を整えておくことが大切なのです。

運動

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チワワは、もともと長時間のお散歩は必要なく、運動はお部屋の中で遊ぶだけでも十分な量です。ただし、散歩は運動の為だけでなく、様々な社会経験を積む上でとても大切な時間です。健康の為の日光浴、たくさんの人や犬と出会い、様々な面からお散歩をすることが大切になるのです。

散歩に行く場合は、時間を少し短めにすること、冬は特に防寒対策をしっかり行いましょう。また、頭をぶつけたり、怪我をしないようにすることも大切です。特にジャンプなどは、関節を痛める原因になりますので、注意しましょう。

チワワの場合、お部屋の中で走りまわるだけでも大切な運動になっています。たくさん声がけをしながら遊ぶことで、運動とコミュニケーションの時間、両方取ることができます。ただし、お部屋の中で、運動させる場合も家具などにぶつかって怪我をしないように注意しましょう。

しつけ

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チワワは、とても小さいサイズでその可愛い姿から、しつけも疎かになってしまう方もいるかもしれません。しかし、チワワ自体は、飼い主さんの様子をよく見て、リーダーと認識するとても賢い一面を持っています。その為、しつけがうやむやになってしまうと、吠える、噛むといった問題行動につながってしまうこともあるのです。

チワワには、子犬のうちから家族がリーダーであることをしっかり教えていきましょう。ルールは一貫していること、アイコンタクトが取れたり、コマンドをかけて成功したら、たくさん褒めるということを徹底しましょう。

チワワは、リーダーに対して、とても忠実な面がありますので、トイレやハウスのしつけ、散歩のしつけは比較的成功しやすいものです。コマンドを覚えると、一芸などもできるようになり、さらにしつけが楽しくなります。

すでに、吠え癖や噛み癖があるチワワは、根気よくしつけをすると共に飼い主さんとの関係性を見直さなくてはいけない場合もあります。無理にトレーニングを続けるのではなく、ドッグトレーナーなど専門家に相談し、適切なしつけを行っていくようにするとよいでしょう。

 

チワワのケア方法

ブラッシング

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チワワは、短毛のスムースと長毛のロングがいます。スムースの手入れは、定期的にブラッシングを行い、散歩の後など汚れがついたらタオルなどで拭いてあげる程度で十分です。ロングの場合は、毛玉に注意して、できれば毎日ブラッシングを行うようにしましょう。

チワワのブラッシングは、スリッカーブラシで全体をブラッシングした後、コームをかけることでキレイに仕上がります。スッリカーは、チワワの体に合わせて小さいサイズの物を使うと便利です。また、普段は、獣毛ブラシを使って毛並みを整えることで、被毛全体に艶が出ます。

換毛期の時期になると、チワワの毛はとてもよく抜けます。その為、1日2回ほどブラッシングしてあげるとよいでしょう。抜け毛がよく取れるファーミネーターやシェットバスターというブラッシンググッズを使うのもおすすめです。

爪切り

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チワワの爪切りは、定期的に爪をチェックして行うようにしましょう。散歩時間が短くてよいチワワは、爪が自然に削れることは少なく、そのままにしておくと伸びすぎて怪我につながる恐れがあります。チワワの爪は、とても細いため、カーペットに引っ掛けて怪我につながる危険性もあるのです。

チワワの爪きりは月1回ほど行うことが理想ですが、個体差があります。シャンプーやトリミングの際、動物病院受診の際などにチェックしてもらうこともよいでしょう。爪きりは、ペット用爪きりを使いましょう。ギロチンタイプやハサミの形になっているタイプもありますので、まずは、爪きりや体を固定させることに慣らしておくことが大切になります。

最初から無理に爪切りを行うと、その後爪切りが大嫌いになってしまいます。チワワは体が小さいので、爪切りが習慣になると、抱っこしながらでもできるようになります。深爪にならないように、少しずつ爪切りを行い、引っかかって怪我をしないようやすりをかけて整えてあげるとよいでしょう。

肛門腺絞り

チワワの肛門腺絞りは、爪きりなどの手入れと同じく月1回程度行うようにしましょう。チワワは、自分で肛門嚢内の分泌物を出すことができないので、絞り出してあげる必要があります。ストレスや肥満、体調不調など様々な理由でさらに出にくくなり、肛門嚢炎を起こしてしまうこともあるのです。

絞り出す時は、肛門を正面から見て、時計の4時と8時の方向に指を添えて、絞り出すようにしましょう。分泌物は、とても臭く、液状の場合もあれば、チーズのように硬くなってしまっている場合もあります。服などにつかないよう、ティッシュ等でしっかり押さえながら絞りましょう。定期的にシャンプーを行う際に、一緒に絞ってしまえば、お尻も洗えて、スッキリします。

すでに、お尻をこすっていてなかなか校門腺絞りができない時、実際に絞った際に、痛がった場合や炎症を起こしているような場合は、早めに獣医師に相談するようにしましょう。

耳掃除

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チワワの耳は立ち耳の為、週1回程度専用のイヤークリーナーを使って、汚れを拭き取る程度の耳掃除でよいでしょう。綿棒などを使うと、耳を傷つけてしまい、外耳炎を引き起こしますので、注意が必要です。

チワワの耳は、外から少し引っ張るようにして覗くと、外耳の部分を見ることができます。この部分にイヤークリーナーを数滴垂らして、あとはクチュクチュとマッサージしてあげます。手を離すと、頭を振り耳の汚れも浮き出てきます。あとは丁寧に拭きとってあげるだけで十分です。

耳から強いにおいがする場合や、耳掃除を頻繁に行っても汚れが出てくる場合などは、外耳炎や耳ダニによる感染などが疑われます。早めに動物病院を受診し、耳のチェックをしてもらいましょう。

目の手入れ

チワワの大きなくりっとした目は、かわいらしい姿をさらに表情豊かに見せてくれる特徴的なものです。しかし、あふれた涙が毛につくと、涙の中の脂質成分が酸化して、涙やけを起こしてしまいます。

涙やけはそのままにしておくと、バクテリアが発生し、悪臭の原因となったり、炎症を起こしてしまいます。チワワの小さな顔周りに涙やけがひどくなってしまうと、きれいにするまで長期的になる場合もあります。日頃から涙の跡や目やには拭き取る習慣をもちましょう。専用の涙やけ対策のシートには、洗浄成分が入っていますので、こういった物を使ってみることもよいでしょう。

涙が増える場合、ゴミや抜け毛が目に入ること、アレルギー、水分不足、なんらかの基礎疾患など、様々な原因が考えられます。目が大きなチワワは、換毛期に毛が目に入って、涙が溢れ、涙やけがひどくなることもあります。ブラッシングと同時に、涙やけのケアもしてあげたいものですね。

歯磨き


チワワの歯磨きは、子犬の頃から習慣にしておきたいものです。犬の歯周病は、とても多く、たまった歯垢をそのままにしておくとどんどん歯石がたまり、口臭もひどくなってしまいます。

口の小さいチワワは、歯磨きは布を指に巻き、マッサージするように歯を拭いてあげるだけでも十分効果があります。歯ブラシを最初からあててしまうと、嫌がってしまうことも多いものです。

初めは、指をつかって歯についた汚れを拭き取る程度からスタートしてあげるとよいでしょう。また、専用の歯磨きシートは、歯の汚れを取るだけでなく、口臭予防にも効果があります。それでも、苦手な場合は、歯磨きガムなどを与えて、歯石がたまることを予防してあげましょう。

チワワがかかりやすい病気

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水頭症

チワワは、犬全体の中でも、水頭症を発症する確立が高いといわれています。水頭症は、神経疾患のひとつで、脳の髄液が増え、そこから神経を圧迫してしまう病気です。神経疾患の為、「活発だったチワワ急に元気がなくなったようになる」「異常な興奮状態になる」「目が外側を向く」「頭が大きくなる」など、様々な症状が出ます。

チワワの水頭症は、先天性のものが多いとされていますが、症状が出るのが遅いため、成犬になる頃に突然症状が出るということもあります。また、脳腫瘍や外傷などに後天的に水頭症を発症する場合もあります。普段の様子と明らかに違う様子が見られた時は、早めに獣医師に相談するようにしましょう。

膝蓋骨脱臼

チワワは、関節が弱く脱臼や骨折も起こしやすいものです。特に後ろ足の膝のお皿が内方に外れてしまう内方脱臼になりやすいと言われています。お散歩をしている時や、運動をしている時に、急に足の動きがおかしくなった時、痛みを訴えてきたときに早めに獣医師に相談しましょう。

膝の負担は、お部屋の床などを滑りにくくすること、ジャンプなどをさせないこと、体重管理をして膝への負担を和らげること、サプリメントなどを与えることなど、様々な対策をすることができます。早い段階から、獣医師に相談し、対策を行うことが症状を悪化させないためのポイントになります。

気管虚脱

チワワがなりやすい病気のひとつに気管虚脱があります。チワワは、もともと体がとても小さい犬種です。細い気管が押しつぶされた状態になると、空気の流れが悪くなり、呼吸困難を起こしてしまいます。

運動をした時や興奮した時に、突然、「ガーガー」と激しい咳をするようになります。夏は、特になりやすいとされています。また、肥満になると、さらに気管が押しつぶされてしまい、症状が悪化します。

完治は難しい病気ですので、症状の悪化をおさえる為に、体重管理、激しい運動を控えること、温度管理を行うことで環境を整えていきます。投薬治療になることもありますので、咳に気づいた場合は、早めに獣医師に相談しましょう。

【参考記事】
チワワの病気〜獣医師が解説するチワワのかかりやすい病気〜

子犬期の注意点

小さな体でとても愛くるしい表情をしてくれるチワワだからこそ、子犬の頃は健康状態に十分気を付けてあげましょう。チワワは、先天性の病気を持っている子犬やもともと体の弱い状態の子犬もいます。子犬を飼う際は、ブリーダーさんや獣医師に相談するなど、健康状態をしっかり把握しておくようにしましょう。

チワワの子犬はよく遊び、よく眠ります。運動と睡眠のバランスを大切にしてあげましょう。
また、体が小さく、骨もとても細いチワワですので、遊んでいる際のケガや骨折には十分注意しましょう。お散歩は短時間でもよく、お部屋の中で遊ぶことで運動になりますが、
30分程度コミュニケーションをかねて遊び、あとはゆっくりハウスの中で眠る習慣をもつことも大切です。

チワワはとても利口でありながら、非常に臆病な面を持っています。特に子犬の頃の生活やしつけが性格形成に影響しますので、たくさん褒めると同時にイケナイ時はしっかりと叱る、メリハリのある生活が大切になります。また、噛み癖を持ってしまったり、攻撃性が出てしまうチワワもいます。無視をする、低い声で怒る、噛まれたら大きな声や音を出す、おやつを手から与えてよい印象を持たせるなど、愛犬に合った方法で怒るようにしましょう。かわいいからといって、甘やかしてしまうと、その後の生活がとても大変になってしまいます。

シニア期の注意点

チワワは体が小さい為、食がもともと細い場合もあります。しかし、高齢になるとさらに栄養の吸収が弱くなり、それがそのまま体力低下につながってしまう危険性があります。シニア期に入ったチワワは特に栄養価の高いフードを与えるようにしましょう。高タンパクの食事が大切ですが、運動量が減る為低カロリーにする必要があります。また、シニア用のフードを選んでいても食欲低下でなかなか食べてくれない場合や、噛む力が弱くなっている場合はお湯でふやかしてあげるなどの工夫をしましょう。

チワワは、もともとそこまで運動量が必要な犬種ではなく、シニアになると、さらに運動量は減ってきます。心臓病や、筋肉や骨の老化、もともと細い関節の傷みなど、様々な健康状の問題が出てくることもありますので、運動は愛犬のペースを見守るようにしましょう。
しかし、まったく散歩を止めてしまうことはよくありません。短時間であっても外の空気を吸うことや、無理のない運動は気分転換になりますので、続けてあげるようにしましょう。お部屋の中で遊ぶことも運動になりますが、視力や聴力も低下してきます。お部屋の中の危険なものは片づけておき、床も滑りにくいようにマットを敷くなどしましょう。

もともと暑さやあ寒さに弱いチワワです。お部屋の中で寝て過ごす時間が多くなりますが、特に室温管理、ベッド周りの温度管理に気を付けてゆっくり休める場所を確保してあげましょう。ゆっくり休むことができる環境を用意してあげるようにしましょう。

季節ごとの注意点

チワワにとって春先はとても過ごしやすい季節ですが、もともと寒がりなチワワですので、気温の変化に注意しなくてはいけません。春になって、外にお出かけすることも多くなります。しかし、一方でノミやダニの寄生虫、また腸内寄生虫の感染など感染症に十分注意したい季節でもあります。動物病院で検査を行い、適切な予防薬を服用するようにしましょう。

春は狂犬病予防接種の時期でもあります。飼い主さんの義務にあたりますので、必ず受けるようにしましょう。また、地域によりますが5月頃からは月1回フィラリア症の予防薬、ノミダニ予防薬が必要になります。さらにお部屋の掃除をして、ノミダニの繁殖に注意するようにしましょう。

春から夏にかけては、チワワの抜け毛もとても多くなる時期です。ブラッシングをこまめに行い、定期的なシャンプーもしっかり行いましょう。抜け毛をそのままにしておくと、皮膚炎の原因になってしまうこともありますので、注意が必要です。

チワワは暑さに対しても弱い為、夏は熱中症に注意しなくてはいけません。しかし、冷房の風が直接当たってしまうと、体調を崩す原因にもなってしまいます。特に体が小さく、冷えやすいチワワは、冷房の効き過ぎに十分注意しなくてはいけません。

人間が快適に過ごすことができる温度、25℃前後が適温ですので、エアコンを上手に活用して、快適な室温を保つようにしましょう。また、ケージやベッド、愛犬が過ごす場所に直射日光が当たっていることも熱中症の危険性、逆にクーラーの冷風が当たっていることも体調不良の原因になります。チワワは、体が小さい分、症状が重くなり、命の危険に関わりますので注意しましょう。

夏バテによって、体力や食欲が減退してしまうこともあります。食欲が低下してしまった場合は水分量が多く嗜好性も高いウェットフードを与えてみるなど、少量であっても栄養補給できるような食事を心がけてあげるとよいでしょう。また、フードが傷みやすい季節ですので、食べ残しは早めに片づけましょう。

秋は、気温が下がって、春と同じくチワワにとっては過ごしやすい季節になります。しかし、急に食欲旺盛になってしまい、与え過ぎていると、肥満になってしまってしまいます。気温も下がって、お散歩も気持ちよい季節です。気分転換をかねてお散歩や運動の機会を増やし、筋力アップ肥満予防に努めましょう。外に行く機会が多くなる季節です。春夏と同様に、秋になっても、フィラリア症の予防薬とノミの駆除薬は続けるようにしましょう。

秋から冬にかけて、チワワの抜け毛も多くなる季節です。気温差が激しい秋は、ブラッシングで抜け毛対策を念入りに行いましょう。洋服を着せるなどして、寒さ対策と共に抜け毛がお部屋の中にいっぱいになってしまうことも予防できます。しかし、洋服の着せっぱなしは衛生的にはよくありませんので、洋服は適度にしましょう。

寒さに弱いチワワは室内であっても気温が下がると、体調不良の原因になってしまいます。暖房をつかって、室内の温度に十分注意しましょう。また、暖房を使うことによって乾燥にも注意しましょう。室内の乾燥は、ウイルスの蔓延や気管支炎、被毛の乾燥などを引き起こしてしまいます。暖房とあわせて加湿器を上手に使うようにしましょう。

チワワはベッド周りなど、睡眠中の環境にも注意してあげるようにしましょう。ペットヒーターや毛布などを利用してあげてもよいでしょう。暖房器具を使用すると、気づくと、体が温まりすぎて脱水症状を起こしてしまうことがあります。特にヒーターやこたつによる火傷、電気コードによる事故などには特に注意しましょう。

子犬期に気を付けたい病気とその兆候

水頭症

1歳までのチワワの子犬に起こりやすい脳の病気ですが、遺伝的な原因が多く、発症すると、根気よくつきあっていく必要があります。頭蓋骨の内部は脊髄液で満たされています。その脊髄液が増えて、脳を圧迫してしまいます。脳を圧迫するため、元気がなくなり、様々な神経症状があらわれてきます。

水頭症になると、頭蓋骨のてっぺんの泉門が開いています。もともと、チワワはこの部分が開いているだけでは問題ありませんが、様々な神経症状を注意深く見ておく必要があります。前庭という耳の中の神経まで圧迫されてくると、目がぐるぐる回っていたり、視力低下、徘徊などにつながってきます。また、攻撃的な性格になったり、転換を起こしてしまうこともありますので、様子がおかしいと感じた場合はすぐに獣医師に相談しましょう。

低血糖症

チワワの子犬の中でも、特に体が小さい犬、生まれて数か月以内の子犬などは特に注意が必要です。ウイルスや寄生虫の感染によって、食事量が減っている時は特に注意が必要になります。また、寒さに弱いチワワの子犬が低体温に十分注意しなくてはいけません。下痢や嘔吐が続くことによって、そのまま低血糖につながってしまう危険性があります。

万が一、低血糖を起こしてしまった場合は、ブドウ糖または砂糖水を飲ませて、血糖値をあげるようにしましょう。しかし、飲まない場合やぐったりしている場合は危険な状態です。すぐに動物病院に連れていくようにしましょう。もちろん、その後の体調を見て、下痢や嘔吐が続く場合もなんらかの原因があります。早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう。

骨折・脱臼

チワワの子犬の骨はとても細いものです。成長段階にある子犬の骨は、思わぬ事故から骨折や脱臼につながってしまうことがあります。チワワの子犬は思った以上にお部屋の中を動き回る体力があります。お部屋の中でソファーや階段からジャンプした時に、そのまま骨折してしまうこともあります。抱っこしていたのに、突然ジャンプしてバランスを崩し骨折ということもあるのです。普段の生活には十分に注意し、足を引きずっているなどの異常があった場合には、早めに獣医師に診てもらうようにしましょう。

レッグペルテス

小型犬の子犬によくみられる病気で、股関節の骨が変形してしまうものです。お散歩の時に足を引きずって歩いていたり、足を上げている様子があった場合は、注意する必要があります。脱臼の症状と似ていますが、手術が必要になる場合もあり、遺伝的な要因がありますので、早期発見してあげることが大切になります。

シニア期に気をつけたい病気とその兆候

結膜炎

チワワのクリッとした大きな目が印象的ですは、この大きな目は飛び出ているので、その分、傷がつきやすかったり、汚れが入りやすくなってしまいます。目に毛やほこりなどの異物が入っている時は片目だでけも炎症が起きますが、細菌感染やなんらかの病気が原因になっている場合は両目に炎症が出てくることがあります。まぶたの裏を覆っている結膜が炎症を起こして結膜炎になり、場合によっては角膜炎などになることもあります。

高齢になると、視力低下が進んでくることも多いものですが、白内障や緑内障を起こしている場合もあります。結膜炎や角膜炎は、目を痛がったりかゆがったりの症状があらわれます。原因によって異なりますが、目薬などの治療が必要になりますので、早めに原因を見つけることが必要になります。白内障や緑内障は、加齢とともに症状が進行していきます。早期発見によって、進行を遅らせることも可能ですので、早めに診察を受けるようにしましょう。

僧帽弁閉鎖不全症

小型犬によく見られる病気です。僧帽弁の変形により、心臓内で血液が一部逆流する病気で、進行していくと呼吸困難や不整脈が出てくるようになります。愛犬がシニア期にさしかかった時は、定期的な健康診断をしっかり行うようにしましょう。発症の際は、心内雑音が聴かれるので、獣医師に診断をしてもらうことができます。その上で、進行を遅らせる為の毎日の薬の服用が必要になります。

塩分を控えた食事や運動制限も必要になってきます。今迄よりも疲れやすい、すぐに呼吸が荒くなってしまう、咳が出るなど様々な症状が出てきます。老犬だからで済ませるのではなく、愛犬の心臓の負担を考えて早めに検査してもらうとよいでしょう。

健康に過ごすためのボディチェック

体全体のチェック

チワワの体全体をまずは触ってあげる習慣をもちましょう。ボディチェックは、コミュニケーションの一環としてもとても大切です。まずは、背中や胸など、愛犬が気持ちよいところを触ってあげながら、たくさん褒めていきましょう。

チワワは、体のバランスに注意しなくてはいけません。食べすぎからあっという間に太ってしまいますが、一方で、栄養失調から痩せてしまい、抵抗力まで低下してしまいます。体を触ってみて、肋骨がふれる程度がちょうどよい体のバランスです。体を触ることに慣れてきたら、被毛のチェック、皮膚のチェックもしてあげましょう。春から秋、秋から冬にかけて、抜け毛も多くなる季節です。そのままにしておくと、衛生的にもよくありません。ブラッシングをしながら、毛玉やもつれはといてあげるようにしましょう。皮膚病やアレルギー疾患にもなりやすい犬種ですので、皮膚のチェックも大切です。炎症や脱毛などがないか、また掻いてしまった跡がないかなどチェックしてあげましょう。

足先は嫌がる部分でもありますが、散歩後などに足の裏のパッドが傷ついていないか、何か異物が刺さっていないか、爪が伸びていないかもしっかりチェックしてあげましょう。また、骨が細く、関節を傷めやすいチワワですので、足を引きずる様子がないか、特定の痛がる部位はないかなどチェックしてあげましょう。

お尻付近やしっぽの周辺も触られることを嫌がる部分ではありますが、優しく声をかけてあげながら見るようにしましょう。チワワが地面にお尻をこするようなしぐさをしている時は、肛門腺絞りが必要なサインです。その他、お尻周辺が汚れていないか、下痢の跡や肛門周辺の炎症はないかなどチェックしてあげましょう。

顔周りのチェック

元気なチワワは顔もとてもイキイキとしています。目の輝きを見てあげましょう。しかし、目が大きく出ている為、目の病気を起こしやすい犬種でもあります。炎症が起きている、いつもよりまぶしそうにしている、痛がっているなどの様子があれば、早めに獣医師に診てもらいましょう。

チワワの耳は立耳で、比較的通気性はよいものですが、においがする、耳周辺が汚れている、耳垢が出てくるといった場合は、外耳炎や耳ダニの感染などを起こしている場合があります。また、耳掃除のし過ぎや、なんらかのアレルギーによって炎症が起きている場合もあります。においや耳の炎症、赤みが気になる場合は早めに獣医師に診てもらいましょう。

口のチェックも大切です。犬は歯周病になりやすく、特に老犬は注意が必要になります。毎日の歯磨きが効果的ですが、難しい場合は、指先に布を巻いてふき取るようにマッサージしてあげるだけでも効果があります。また、口の中をチェックすることで歯茎や舌が健康的なピンク色をしているか確認してあげましょう。貧血などを起こすと、白っぽくなってしまいます。嫌がらない程度に、歯茎や口臭のチェックもしてあげましょう。愛犬が口を触ることに対して嫌がったり、恐怖を感じているようであれば、少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

健康な犬であれば、鼻は適度に湿っています。乾いてしまっている、鼻水が出てしまっている場合は体調不良になっている場合があります。また、呼吸が荒い場合も呼吸器系、心臓疾患など、心配な症状につながることがあります。早めに獣医師に相談するようにしましょう。

 
 

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チワワの里親になる方法とは?チワワの里親を探す方法とは?

小さな体でお座りをしながら小首を傾げて、潤んだ大きな瞳でじっと見つめるチワワ。その愛らしい姿と小型で飼いやすいことで人気が高い犬種ですね。そんなチワワの里親になる方法や、里親になるための注意……

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【動物看護師が解説】チワワにトリミングは必要か、被毛のお手入れ方法は?

とあるCMで爆発的に人気が出たチワワ。その人気ぶりは現在も続いていて、成犬になっても持ち上げるのが大変なほど大きくはならず、体も小さく運動量が少なくて済む個体もいるため、散歩の手間が省けて室……

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チワワの抜け毛対策は?ブラッシングの方法について

潤んだ瞳と華奢な体、ちょっと気の強いところもチャームポイントのチワワ。そんな可愛らしいチワワですが、抜け毛で悩んでいる飼い主の方も多いようです。インターネットなどでも「えっ!こんな小さな体か……

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何色が好み?チワワの毛色と被毛の種類についてのまとめ

潤んだ瞳と華奢な体、ちょっと気の強いところもチャームポイントのチワワ。飼ってみたい犬でもいつも上位にあがるチワワですが、毛色がバラエティーに富んでいることも人気の秘密です。どの毛色もそれぞれ……

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もしかして臭ってる?チワワの体臭について

潤んだ瞳と華奢な体、ちょっと気の強いところもチャームポイントのチワワ。その愛くるしさに思わず頬ずりをした時に、ふっとにおいが気になるなんてことになったら困りますよね。飼い主にとっては気ならな……

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