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自然に恵まれ、独特の文化も持つ九州、沖縄地方には興味深い観光地がたくさんあります。そんな有数の観光地に愛犬を連れて行きたいという飼い主さんも少なくないでしょう。今回は九州、沖縄地方の観光スポットを10ヶ所ピックアップ。それぞれ、犬を同伴して行けるかどうかを調べてみました。
太宰府天満宮(福岡)
大宰府天満宮といえば学問の神様として年間約700万人もの参拝者が訪れる神社。左大臣藤原時平の陰謀で大宰府に左遷され、都に戻ることなく死去した右大臣菅原道真の祟りを鎮めるために道真のお墓の上に社殿を建てたのが始まりでした。その後中世になって道真の祟りを恐れなくなった頃から、優れた学者であった道真にあやかって学問の神様として信仰されるようになりました。五間社流造、檜で吹いた屋根の本殿は重要文化財に指定されています。
ペットの同伴はできる?
- ペットの同伴OK
- 駐車場:あり(有料)
観光情報
- 名称/太宰府天満宮
- 住所/〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
- アクセス/西鉄電車「太宰府駅」より徒歩5分
- ℡/092-922-8225
- 営業時間/
- 開門: 春分の日より秋分の日の前日まで 6時00分 (※それ以外の日 6時30分)
- 閉門: 4月・5月・9月〜11月 19時00分、 6月〜8月 19時30分、 12月〜3月 18時30分
- 定休日/無休
- 料金/入場無料
- 公式サイト/http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
福岡城(福岡)
福岡城は江戸時代に福岡藩主の黒田長政が7年がかりで建てた城で黒田官兵衛ゆかりの城でもあることでも有名です。天守閣の代わりにさまざまな大きさの天守台や櫓があったのが特徴。本丸や二の丸がある内城の部分だけでも40万㎡以上あり、その周辺の武家屋敷まで含めると246万㎡の広大な敷地がありました。城内には古地図や模型で江戸当時の福岡城の様子を伝える「福岡城むかし探訪館」がありますので、歴史に興味のある方にはオススメ。また、藤や桜など季節ごとの花を楽しめるのも福岡城の魅力のひとつです。
ペットの同伴はできる?
- ペットの同伴OK
- 駐車場:あり(有料/139台)
観光情報
- 名称/福岡城
- 住所/福岡県福岡市中央区城内
- アクセス/地下鉄「赤坂」「大壕公園」下車 徒歩8分
- ℡/092-711-4666
- 営業時間/-
- 定休日/無休
- 料金/無料
- 公式サイト/-
巨石パーク(佐賀)
巨石パークは佐賀県北部の山中標高200m~350mに巨大な石が17基点在する神秘的なエリア。石には数千年を超える歴史があると言われ、10mを超える大きさの石は与土日女神社の御神体だと信じられています。石ひとつひとつにいわれがあり、烏帽子岩、神頭岩などの名前がつけられています。パークという名前ではありますが、石を見に行くまでの道は登山道ですし、滑りやすいエリアもありますので、登山用スタイルで行った方が良いでしょう。
ペットの同伴はできる?
- ペットの同伴OK
- 駐車場:登山口にあり(200台・有料)
観光情報
- 名称/巨石パーク
- 住所/〒840-0203 佐賀県佐賀市大和町大字梅野329-5
- アクセス/JR「佐賀駅」より国道263号を北へ、約25分
- ℡/0952-64-2818(巨石パーク管理棟)
- 営業時間/9:00~17:00(※巨石散策道への入場は16時まで)
- 定休日/なし(雨天時休園) ※12月29日~1月3日は休み
- 料金/無料(釣り体験1回100円)
- 公式サイト/https://www.city.saga.lg.jp/main/845.html
肥前名護屋城跡(佐賀)
名護屋城は豊臣秀吉が二度の朝鮮出兵の際に拠点として築いた城。1592年に築城され、秀吉が死んで出兵を止めるまでの7年間に多くの大名が集結し、城下には120か所ほどの陣屋が置かれました。最盛期には城下の人口は10万人に達したと言われています。名護屋城の城跡と陣跡(23ケ所)は国の特別史跡、日本100名城などに指定されています。隣接する県立名護屋城博物館には日本と朝鮮半島の歴史が展示され、タブレットで名護屋城を散策できるバーチャル名護屋城を体感することもできます。
ペットの同伴はできる?
- ペットの同伴OK
- 駐車場:あり(無料/50台)
観光情報
- 名称/肥前名護屋城跡
- 住所/〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋
- アクセス/JR唐津線・筑肥線「西唐津駅」より路線バス「名護屋城博物館入口」下車 徒歩5分
- ℡/0955-82-4905(佐賀県立名護屋城博物館)
- 営業時間/9:00~17:00(佐賀県立名護屋城博物館)
- 定休日/毎週月曜日(休日の場合は翌日)、年末(12月29日~31日)
- 料金/無料
- 公式サイト/http://saga-museum.jp/nagoya/
ハウステンボス(長崎)
ハウステンボスは長崎の佐世保にあるテーマパーク。オランダの街並みを再現していて、ハウステンボスという名前もオランダ語の「森の家」が由来です。パーク内には子供から大人まで楽しめるアトラクションやガーデン、ホテル、レストラン、ショッピングモールなどが揃い、複数のイベントが常に並行して行われています。日帰りではとても遊びきれない広さですので遠方から来園する場合は宿泊するのがオススメ。犬を同伴する入場者への配慮も行き届いています。
ペットの同伴はできる?
-
ペットの同伴OK。(入場料が必要。入場の際に同伴規約書に署名が必要)犬用の年間フリーパス(3000円)があり、園内にはドッグラン、水飲み場、ペットルーム、ペット同伴可能なレストランがあります。
- 駐車場:あり(有料/日帰り客と宿泊客とでは駐車する場所が異なります)
- 名称/ハウステンボス
- 住所/〒859-3292 長崎県佐世保市ハウステンボス町1−1
- アクセス/JR大村線「ハウステンボス駅」すぐ。
- ℡/0570-064-110
- 営業時間/9:00 〜 22:00(※時期や季節により異なります)
- 定休日/無休
- 料金/大人(18歳以上) 6,500円、中人(中・高校生) 5,500円、小人(4歳〜小学生) 4,100円、シニア(65歳以上) 6,000円
- 公式サイト/http://www.huistenbosch.co.jp/
- ペットの同伴はいずれもツアーもNG(出船するターミナル近くにペットホテルあり)
- 駐車場:島内には駐車場はなし
- 名称/軍艦島
- 住所/〒851-1315 長崎県長崎市高島町 端島
- アクセス/-
- ℡/-
- 営業時間/-
- 定休日/-
- 料金/-
- 公式サイト/-
- ペットの同伴OK(動植物園はNG)
- 駐車場:あり(無料/数台分)
- 名称/長崎鼻パーキングガーデン
- 住所/〒891-0513 鹿児島県指宿市山川岡児ケ水1571−1
- アクセス/
- ℡/0993-35-0111
- 営業時間/8:00 〜 17:00
- 定休日/無休
- 料金/大人(高校生以上) 1,200円、子ども(4歳以上) 600円
- 公式サイト/http://nagasakibana.com/
- ペットの同伴NG
- 駐車場:あり(無料/30台)
- 名称/屋久島総合自然公園
- 住所/ 〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
- アクセス/-
- ℡/0997-42-2727 野生植物園受付
- 営業時間/入園自由
- 定休日/なし ※野生植物園、温泉施設は年末年始が休業
- 料金/無料 (野生植物園入園料 300円)
- 公式サイト/-
- ペットの同伴NG
- 駐車場:あり(無料/700台)
- 名称/沖縄美ら海水族館
- 住所/〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川424
- アクセス/那覇空港から約2時間20分〜約3時間半
- ℡/ 0980-48-3748
- 営業時間/8:30 〜 18:30(※夏季3月〜9月は20:00閉館)
- 定休日/12月の第1水曜日とその翌日(木曜日)
- 料金/大人 1,850円、中人(高校生) 1,230円、小人(小・中学生) 610円、6歳未満 無料
- 公式サイト/https://churaumi.okinawa/
- リードを付けるかキャリーに入れた場合のみ、小型犬と猫の同伴OK。ただし本殿など建物の中には入れません。
- 駐車場:あり(有料)
- 名称/首里城
- 住所/〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1丁目2
- アクセス/那覇空港駅から ゆいレール「首里駅」下車 徒歩15分
- ℡/098-886-2020
- 営業時間/4月~6月・10月~11月 8:00~19:30、7月~9月 8:00~20:30、12月~3月 8:00~18:30(有料区域の営業時間は異なります)
- 定休日/7月の第1水曜日とその翌日
- 料金/無料
- 公式サイト/http://oki-park.jp/shurijo/
観光情報
軍艦島(長崎)
明治から昭和にかけて海底炭鉱の島だった軍艦島。もとは小さな瀬でしたが、炭鉱のために6回に渡って埋め立てを繰り返し、現在の大きさになりました。正式名は端島ですが、高層ビルが立ち並ぶ姿が軍艦土佐に似ていることから「軍艦島」の愛称で親しまれています。かつては5300人以上の島民がいましたが、炭鉱が閉山して島は一時無人島に。2009年に再び上陸できるようになり、現在では軍艦島ツアーに参加すれば島を観光することができるようになりました。船の着岸が難しいため天候が悪い時には上陸できないこともあります。
ペットの同伴はできる?
観光情報
長崎鼻(鹿児島)
鹿児島の最南端にある岬が長崎鼻。浦島太郎がここから竜宮に出発したという言い伝えがあることから竜宮花とも呼ばれていて、乙姫様を祀った竜宮神社もあります。海に突き出た岬の展望台からは屋久島や宮之浦岳、硫黄島などを見ることができ、その眺望は一見の価値あり。岬には長崎鼻パーキングガーデンという動植物園があり、亜熱帯の植物を楽しむことができます。園内には約100種類近い動物が飼育されていますが、その多くが放し飼いで触れ合うことができるため子供達からも人気を集めています。
ペットの同伴はできる?
観光情報
屋久島総合自然公園(鹿児島)
屋久島空港から車で20分、白谷雲水峡に向かう道沿いにある屋久島総合自然公園は、屋久島の自然を保護するために作られた公園。8万㎡もの広大な敷地内には宮之浦川が流れています。川のせせらぎを聞きながら雄大な緑の中を散策する時間はきっと、心の中の驕りを洗い流してくれるはずです。園内の植物園では屋久島でしか見られないヤクシマシャクナゲなど固有植物約60種を育てており、その一部は園内で販売も行われています。
ペットの同伴はできる?
観光情報
沖縄美ら海水族館(沖縄)
沖縄本島の北西部、沖縄海洋博覧会の跡地に1979年にオープンした水族館。巨大なジンベイザメを飼育していることで知られています。ジンベイザメが泳ぐ水槽「黒潮の海」は高さ8.2m、幅22.5m、アクリルの厚さは60cmもあり、開館当時は世界一大きな水槽でした。ジンベイザメのほかにもマンタや黒潮に生息する回遊魚の迫力ある姿をまるで海の中にいるかのような目線で見ることができます。サンゴの海や深海の様子を再現したコーナー、海の生物に触れられるタッチプールなども沖縄の海を知ることができる展示としてと人気です。
ペットの同伴はできる?
観光情報
首里城(沖縄)
かつて沖縄にあった琉球王国の城で13世紀~14世紀に築城されたとされています。第二次世界大戦までは正殿などが残り国宝に指定されていましたが、沖縄戦や戦後に行われた琉球大学の建築により破壊され、わずかに城壁などが残るだけとなりました。1980年代から復元事業が始まり、1992年には正殿などが復元され、2000年には世界遺産に登録されましたが、登録の対象になったのは城跡で復元された建築物は対象になっていません。毎週水、金、土、日と祝日には城内で琉球舞踊が上演されます。
ペットの同伴はできる?
観光情報
マナーを守り、観光先を選べば犬と一緒に楽しい思い出が作れる
犬同伴の場合、建物の中に入ることはまだまだ難しいようですが、テーマパークなどで犬を受け入れる動きは加速しているようです。こうした動きを止めないためにも愛犬家の皆さんはマナーを守り、一般の人たちの理解を深める努力が必要でしょう。今回、ご紹介施設で犬の同伴NGのケースでも補助犬の同伴はほとんどが認めていますので、別途お問い合わせください。