2016年5月30日更新

ケープをまとったおしゃれな犬!スキッパーキの魅力4選

ピンと立った耳ととがったマズルがキツネのような印象を与えるスキッパーキ。特徴的な見た目の被毛を持つ犬種ですね。肩にケープを羽織ってお尻にキュロットをはいたような見た目はとてもスタイリッシュです。でもスキッパーキの魅力は見た目だけではありません。スキッパーキ の魅力的な世界を少しご紹介します。

ミステリアスな歴史も魅力的!

スキッパーキはベルギー原産の犬種なのですが、名前の由来からわかっていないことが多い少しミステリアスな犬種なのです。

これまではスキッパーキの名前の由来はフランスの北東部にかけて使用されるフラマン語の「Schipperke(小さな船乗り)」からきているという説が有力でした。「Schipperke」を名前の由来としてきた理由は、北ヨーロッパの運河などではしけの警備犬として活躍した犬種だからというものです。日本でも長い間この考え方が主流になっていて、今では日本語の表記はJKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)の表記がスキッパーキとなっていることからスキッパーキと表記することが多くなっていますが、それまでは「Schipperke」の発音からシッパーキと書かれることも多かったようです。

ところが最近ではベルギー北部のフランデレン地方の方言で、「Shapocke」もしくは「Scheperke」という「小さな羊飼い」を意味する言葉あり、この言葉が名前の由来だという説がベルギー本国で一般化してきているようです。日本でもこちらの説が正しいと考える人が増えてきているようですね。

「小さな羊飼い」を語源とする理由はスキッパーキの祖先犬といわれているルーベルナールという犬が、牧羊犬だったとされてことにあるようです。このルーベルナールという犬種は現在ではすでに絶滅してしまっていますが、オオカミに似た見た目の中型の犬だったようです。

このルーベルナールを祖先犬としているとされている犬種はスキッパーキだけでなく、ベルジャン・シェパード・ドッグ・グローネンダールという犬種があります。この犬種はスキッパーキとよく似た顔立ちと被毛を持つ大型犬で、この2つの犬種が同じ祖先犬を持っているとする根拠になっています。

このベルジャン・シェパード・ドッグ・グローネンダールはシェパードの名前のとおり牧羊犬として使役されてきた犬種です。またルーベルナールも牧羊犬であったされていることから、スキッパーキもまた牧羊犬として使役されていたのでないかという推測がされているのです。

どちらが正しいかはまだはっきりとした結論が出ていないようですが、ベルギーでは19世紀からずっと一般の家庭から王室や上流階級の人たちまでを魅了してきた、魅力ある犬種であることは間違いありません。


画像出典:Brandy Hollins

黒い弾丸?黒い悪魔?元気で活発なのも魅力の1つ

スキッパーキの性格を表現する時によく飼い主の方が使用するのが、黒い弾丸や黒い悪魔という言葉だそうです。ではどのあたりが弾丸であり悪魔なのでしょう?

スキッパーキは持久力があり動きが機敏なうえに、小型犬でありながら中型犬並の力強さを持ったとてもパワフルな犬種です。

好奇心も旺盛なので気になるものを見つけると、弾丸のように走っていって鼻を突っ込むようですね。モグラやネズミを捕ることが上手な犬種なので穴を掘ることも大好きで、気になる穴を見つけると掘りはじめてしまうようです。また跳躍力も素晴らしく体高の3倍の高さのまで飛び上がることができるといわれています。110cmくらいの塀を飛び越えてしまう犬もいるそうですよ。庭で放し飼いをするような場合は脱走してしまうことに注意が必要ですね。

遊ぶことが大好きで家族が大好きな犬種なので、起きている間はいつでも家族に「遊んで!」と要求してくるようです。疲れ知らずでエンドレスなので、飼い主の方がまいってしまうことも多いようですね。

そんなパワフルで気になるものに一直線なところが、困ったことろでもあり魅力でもあるようです。

警戒心は強いけれど人懐っこい

スキッパーキはとても警戒心が強く縄張り意識の高い犬種なので、優秀な番犬になることができる性格をしているといわれています。飼い主に対しては忠実で家族には愛情豊かな犬種ですが、突然の訪問者など見知らぬ人に対しては強い警戒心を見せるようです。

ただ飼い主が仲良くしている相手であったり、可愛がってくれる人であることがわかるとすぐに愛嬌をふりまく、人懐っこい1面もあるようですね。

アジリティー競技にぴったりの犬種

スキッパーキは全犬種132犬種の中で15位と上位の知能を持つ犬種だとされています。そのためとてもしつけが入りやすく「お手」や「お座り」、「伏せ」などの簡単なコマンドはすぐに覚えることができるといわれています。

また前にも書いたとおりとてもパワーがあり運動能力も高いので、飼い主のコマンドに従って障害物を越えていくアジリティー競技を行うのに最適な犬種だといわれています。

スキッパーキは賢くスタミナのある犬種なので、十分に体を頭を使わないとストレスをためてしまうことがあるようです。アジリティー競技にすることは、スキッパーキにとってもよいストレス発散になるようですよ。

一緒に挑戦できるものがあるのは犬を飼う醍醐味の1つですね。


画像出典:Svenska Mässan

魅力溢れるスキッパーキの世界

いかがでしたか?

ここにご紹介したのはスキッパーキの魅力のほんの1部です。人にも個性があるように犬も1匹1匹違った個性を持っていますから、その魅力もまた十人十色です。

ただその魅力を引き出すためにはしっかりとしたしつけと、社会性がきちんと身についていることが前提になります。スキッパーキは小柄でありながら中型犬に匹敵する運動量とパワーを持った犬種です。膝の上や抱っこを喜んでくれるような愛玩犬タイプの犬種ではありません。

スキッパーキとの生活を魅力あふれるものにするためには、十分な準備とスキッパーキ に対する正しい理解が大切なことは忘れないでください。

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