2016年6月6日更新

ユーモラスな顔立ち!スタッフォードシャー・ブル・テリアの魅力3選

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

発達した強靭な顎と骨太ながっしりとした体格が特徴的なスタッフォードシャー・ブル・テリア。半立ちの垂れ耳で口を大きく横に引いた顔はユーモラスで親しみを感じます。でもスタッフォードシャー・ブル・テリアの魅力は見た目だけではありません。スタッフォードシャー・ブル・テリア の魅力的な世界を少しご紹介します。

 

闘犬出身の強面だけど愛情深く家庭犬向き

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、イギリスの「ブル・ベインティグ(牛いじめ)」や「ベア・ベイティング(熊いじめ)」に使われる犬として改良された犬種です。「ブル・ベインティング」や「ベア・ベインティング」では牛や熊の反撃をかわし、最初に倒した犬に賞金が与えられる仕組みになっていました。そこで狙われやすい大きな体ではなくできるだけ小型で、攻撃をかわしながら俊敏に敵に噛みつき離さない、素早さと力強さを持った犬が求められました。

スタッフォードシャー・ブル・テリアはこのような条件をクリアするために、オールド・イングリッシュ・ブルドッグを基本にスムース・フォックス・テリアやホワイト・イングリッシュ・テリアなどを交配させて誕生した犬種だといわれています。

1835年には動物愛護の観点から闘犬による全ての競技の禁止が言い渡させるのですが、その後も50年近くに渡って闇ではギャンブル闘犬が続けられ、スタッフォードシャー・ブル・テリアは闘犬としてまた番犬として頭角を現していたようです。

しかし時代とともに闘犬への関心は薄れていき、スタッフォードシャー・ブル・テリアも闘犬としての存在価値を失ってしまいます。ところがスタッフォードシャー・ブル・テリアの愛好家たちはこの犬の飼い主への深い忠誠心、ネズミ取りなどの作業能力の高さ、子どもとの相性の良さに注目し、家庭犬としてまたショードッグとしてスタッフォードシャー・ブル・テリアを残すために、マンチェスター・テリアを交配させるなどの改良を行いました。

現在のスタッフォードシャー・ブル・テリアこの改良によって誕生した犬種で、同じ血を引いているアメリカン・スタッフォードシャー・テリアやアメリカン・ピット・ブル・テリアなどと比較すると1番家庭犬として適した性質を持つ犬種だといわれています。

もちろん闘犬としての気質がまるで失われてしまっているわけではありませんので、初めて犬を飼うような人にはやや難しい犬種かもしれませんが、しっかりとしつけをすることができれば、頼もしく優しい家庭犬となってくれるところがスタッフォードシャー・ブル・テリアの最大の魅力だといえるでしょう。


画像出典:Darren Flinders

人なつっこく飼い主に従順

どのような興奮状態でも飼い主の指示に従って動くことができる、冷静で従順な性格であることはよい闘犬としての絶対条件になります。優秀な闘犬であったスタッフォードシャー・ブル・テリアもこの性質を持った犬種で、闘犬から家庭犬へと改良をされた際にも飼い主に対する従順性は残すように努力されてきました。

また改良の際には飼い主以外の人に対しての攻撃性を弱め友好的な性格になるように配慮されたため、現在のスタッフォードシャー・ブル・テリアは飼い主に従順で、とても人懐っこく、子どもとも仲良く過ごすことができる陽気な性格をしているといわれています。この見た目の厳つさと中身の人なつっこさのギャップが魅力の1つになっているようですね。

 

それでもやっぱり闘犬!不屈の勇気は健在

スタッフォードシャー・ブル・テリアは飼い主に対して従順で人懐っこい性格をしていますが、闘犬としての気質である恐れ知らずで勇敢な面もしっかりと持ち合わせています。物事に動じず堂々とした態度がスタッフォードシャー・ブル・テリアのもう1つの魅力的な性格です。

そのため大きな声や大きな音を使っても驚くことがないので、しつけの際に処罰的に使用してもスタッフォードシャー・ブル・テリアの場合はあまり効果がないようですね。

他の犬や動物に対する攻撃性についてはさまざまな意見がありますがやはり個体差が大きいようです。しっかりとしたブリーダーから穏やかで人懐っこい子犬を譲ってもらえば、基本的には攻撃的なところをみせることはないようです。

ただしもともとは闘犬として生まれた犬種ですので、ただの愛玩犬ではないことは頭に入れておきましょう。


画像出典:Darren Flinders

魅力溢れるスタッフォードシャー・ブル・テリアの世界

いかがでしたか?

ここにご紹介したのはスタッフォードシャー・ブル・テリアの魅力のほんの1部です。人にも個性があるように犬も1匹1匹違った個性を持っていますから、その魅力もまた十人十色です。

ただその魅力を引き出すためにはしっかりとしたしつけと、社会性がきちんと身についていることが前提になります。スタッフォードシャー・ブル・テリアは前にも書いたとおり闘犬としての性格も併せ持った犬種です。人や他の犬と交流することで生活の中でのルールをはっきりさせておくことは、スタッフォードシャー・ブル・テリアの優しさを引き出すためにはとても大切なことなのです。

スタッフォードシャー・ブル・テリアとの生活を魅力あふれるものにするためには、十分な準備とスタッフォードシャー・ブル・テリア に対する正しい理解が大切なことは忘れないでください。