「おいで」のトレーニングで犬を危険からまもる!

しつけの一環として「おすわり」をはじめ、様々な指示を教えている方も多いかと思います。その中に普段の生活に大活躍する指示「おいで」があります。「おいで」は室内ではもちろんのこと、リードをつけていない飼い犬を呼び戻す際にも大変便利です。そこで、今回は「おいで」の指示についてご紹介します。

 

ドッグランは、犬のしつけが十分でないと危険!

最近では公園内にドッグランを設置するところも増えており、飼い犬の運動のために利用したことがある方も多いのではないでしょうか。多くの犬がノーリードで遊ぶドッグランは、実はしつけが十分でないと他人に迷惑をかけるだけでなく、犬自身をも危険にさらしてしまう危険性があるのです。

 

リードが外れても「おいで」を覚えていれば安心!

自分の飼い犬が「おいで」の指示を学習していれば、ドッグランを後にする際、犬を追いかけ回さなくても「おいで」の指示できちんと戻ってきます。飼い主はすぐに帰路につけるので便利な指示ですね。
また、他の犬と争いごとになり、自分の犬が追いかけられたとしても、「おいで」の指示で呼び戻すことで犬の身を守ることができます。

さらに、ドッグラン以外にも「おいで」が必要な場面があります。万が一飼い犬のリードや首輪が外れてしまった場合にも「おいで」の呼び戻しができれば、迷子になる危険性がなくなります。外出先ではリードが犬の命綱ですので、それが外れた場合の万が一に備えることは、飼い犬を守る上でとても大切なことです。

 

「おいで」のトレーニング

それではどのようにして「おいで」をトレーニングすれば良いのでしょうか。方法はとても簡単で、毎回の食事の時間を活用しましょう。

食事を与える際、誰かに軽く犬を押さえておいてもらい、飼い主はフードボウルを持って犬から少し離れます。飼い主の「おいで」の掛け声とともに犬を放し、犬が飼い主の正面にきたらすぐに食事を与えます。
何回か練習するために、食事を小分けにして与えてもいいでしょう。さらに、「おいで」の合図で確実に来るようになったら、フードボウルを高い位置に持ったまま犬が自発的におすわりをするのを待ち、座ったら食事を与えるようにします。「おいで」の指示の最後に「おすわり」の姿勢にすることで、犬を落ち着かせることができます。

 

「おいで」の後は、必ずご褒美を。

「おいで」の指示は、犬の身を守るために、【緊急時に必ず使えるようにトレーニングしておかなければならない】という点で、「おすわり」等の指示よりも注意して使うことが必要です。
たとえば、お風呂が苦手な犬に対してお風呂に入れる時に「おいで」の指示を使うと、犬は「『おいで』の指示の後には嫌なことがある」と学習してしまいます。そのため、「おいで」の指示が上手に出来た時には、必ず犬が喜ぶご褒美を与えるようにしましょう。家庭内で「おいで」が口癖になってしまっている場合には、あえて「come」と英語で教えることもオススメです。「おいで」に悪いイメージがつかないように気をつけながら、犬が忘れないように1日1回は「おいで/come」の指示をすることが望ましいトレーニングです。

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