【コーギーの飼い主必見】コーギーの性格や飼い方をペットシッターが解説!

 

コーギーの性格と性質

性格


いつも明るくて人間が大好きなコーギーは、一緒に暮らしていて、その陽気な姿にこちらまで元気をもらえるようです。
コーギーは、友好的でありながら、飼い主さんに対して従順でとても賢い一面をもっています
興味があるものに対して、物覚えもとてもよいとされています。たくさん遊ぶことも大好きですので、子どもとの遊び相手にもなってくれます。

コーギーには二種類存在し、一般的に多く飼われているのは、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークです。
もともと北方のスピッツ系の血筋が入ったこの種類は、とても活発で運動量も豊富です。遊ぶことが大好きですが、興奮によって噛み付きやすい傾向もある為、しつけがとても重要になります。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンが紀元前から歴史のある犬種で、長い間、一定の人気があり、ペンブロークよりもおとなしめのことが多いようです。
しかし、見知らぬ人に対して神経質な面も持っています。個体差はありますが、この種類の違いによって、性格にも違いがあるといえます。

性質


もともとコーギーは、牧羊犬として羊や牛を追い、人と共に仕事をしてきました。
その為、非常に利口でよいことも悪いことも覚えてしまうことがあります。

コーギーの特徴といえば、胴長短足で尻尾が無いか短いというものですが、これも牧羊犬として働く上で尾が邪魔だったという習慣の名残なのです。

牧羊犬として働くほどの賢さの為、しつけはしやすいものの、一貫した態度とリーダーとしての信頼関係がないとあっという間に様々な問題行動につながってしまいます。

また、運動量も多さも納得できます。
運動が少ないと、ストレスが溜まってしまいますので、日々の散歩や遊びだけでなく、定期的にドッグランで思いっきり運動させるなどの配慮が必要になります。

賢い面を持っていながらも、ひとりの時間が多いと寂しくてストレスになってしまうところもコーギーらしさです。
一緒に過ごす時間をたっぷり持てる方、しっかりとブラッシングなどのケアができる方、しつけをできる方など、どちらかというと、犬を飼うことに慣れている方に向いている犬種といえます。

 

コーギーの飼育の注意点

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室内環境

コーギーは、硬い上毛と柔らかい下毛がなるダブルコートで、日頃のから室内の温度には十分に注意する必要があります。
特に夏は、熱中症に注意が必要な為、1日中冷房をつけっぱなしにして、お部屋の温度と湿度が上がらないように注意したいものです。

夏の室温は23~25℃ほど、冬は26~28℃ほどで、人が快適に過ごすことができる温度に設定しておくとよいでしょう。
夏の熱中症は、命の危険につながります。
停電などで、冷房が消えてしまった時の為にも、冷感マットなどを利用して、涼める場所を作っておくなどの工夫をしましょう。

冬は湿度を保つことも大切です。乾燥によって、ウイルスが蔓延したり、被毛の乾燥につながってしまいます。
加湿器を併用し、夜はペットヒーターをベッド周りに入れてあげるなどして環境を整えてあげましょう。

コーギーは、胴長短足の体型ではありますが、がっちりとした骨格と筋肉をもっており、遊ぶことも大好きです。
お部屋の中で、ボール投げをしていると、何時間でもやろうとするほど大好きですが、体への負担を考えてあげなくてはいけません。

大好きな遊びの中で特に急に方向転換をしたり、ボールに夢中で、そのままフローリングの床で滑ってしまうということもあります。
日々の遊びが関節への負担となり、股関節を傷めたり、場合によっては椎間板を傷つけヘルニアになるなど、重症化してしまう危険性もあるのです。
また、ジャンプによって関節の病気を起したり、骨折をしてしまうこともあります。

まずは、愛犬が過ごすスペースにカーペットを敷く、ペット専用の滑り止めつきマットを敷く、コルクマットを敷くなどして、関節に負担をかけないようにしましょう。
また、ソファや段差には滑り止めつきのステップを設置するなど、関節への負担を減らすことがとても大切になります。

家具の配置

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コーギーは、非常に頭がよい犬種です。また、縄張り意識もとても強く、部屋自体が広い自分の縄張りだと感じるようになると、とても神経質となり、場合によって何かのきっかけの度に吠えてしまうような行動につながることもあります。

コーギーと暮らす場合は、できる限り安心できるパーソナルスペースを確保してあげましょう。
サークルを置き、その中にベッドやトイレ、食事場所を作っておくと、留守番の際や来客時なども安心してその中で過ごさせることができます。
お部屋の中で自由に過ごしていると、思わぬ物を口にして誤飲誤食の原因になってしまうこともあります。

普段から、目を離す時は、サークルに入れる習慣を作っておくと安心です。

ただし、サークルの置き場所には注意しましょう。日当たりが良く、風通しのいい場所がよいですが、お部屋の環境とあわせて考えてあげましょう。
直射日光がそのまま当たってしまうと、いくらクーラーがかかっている部屋であっても、夏は熱中症の危険性がありますので、注意が必要です。

運動


コーギーの運動能力は高く、毎日のお散歩だけでなく、室内遊びでもたっぷりと時間を作ってあげる必要があります
その運動能力の高さは、アジリティー大会などでも、実力を発揮し、上位入賞することも少なくありません。

コーギーの散歩は1日2回朝晩連れていくようにしましょう。時間としては、1時間くらいは平気で歩いてしまいます
好奇心旺盛なコーギーですので、散歩コースを定期的に変えてあげるなどしながら、たっぷりと運動させてあげましょう。

定期的にドッグランなどで思いっきり走らせあげたり、アジリティーにチャレンジする、ボール投げやフリスビーを教えて遊びを取り入れてあげることもよいでしょう。
ただし、思いっきりジャンプすることを繰り返すと、背骨や腰に負担をかけてしまうことがありますので、その点は注意が必要です。

コーギーは、その体型とダブルコートという被毛の特性から、暑さに弱いものです。
特に夏の散歩は、早朝と夕方以降、気温が下がってから行くようにしましょう。
熱中症の危険性もありますが、アスファルトの熱さでやけどをしてしまうこともあります。散歩や運動の時間には注意しましょう。

しつけ

コーギーは、牧羊犬として働いていた性質を持っているため、警戒心が強いといえます。
家の中や、家族、周辺を守り、何かあれば警戒して吠えるという習性にまてつながると言えるのです。

そのため、コーギーには、子犬の頃からしっかりとしつけをするリーダーが必要になると言えます。

まずは、飼い主に従順でありながらも、社交性を身につけるようにしましょう。他の犬や人と仲良くなる為には、子犬の頃から他の犬や人と接する機会をたくさん作ってあげることが大切になります。
特に家族だけでなく、小さな子どもや犬とも接する機会を作ることで、様々な場所に一緒に行くことや遊ぶこともできるようになります。

信頼できるリーダーのもとに、様々な社会経験を積むことが重要になるのです。

コーギーは、とても賢いので、しつけがしやすいと言われますが、リーダーである人の指示が首尾一貫していることが大切です。

いけないこととよいことは、常に一貫していること、よいことを褒めて伸ばしていくということが信頼関係を作る上でとても大切になるのです。
普段から、アイコンタクトやコマンドができた度にたくさん褒めてあげることで、自然と愛犬とのコミュニケーションが取れるようになり、さらにしつけもしやすくなります。

 

コーギーのケア方法

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ブラッシング

コーギーのダブルコートは、毛玉になることは少ないですが、毛の生え変わりのサイクルも早く、抜け毛が多いということが特徴です。
抜け毛の時期は部屋の中も毛だらけになってしまうほどです。

そのため、毎日のブラッシングが大切になります。ブラッシングしないと、皮膚の新陳代謝にも悪く、皮膚病になってしまうこともあります。

普段のブラッシングには、獣毛ブラシを使うとよいでしょう。毛の流れに沿って梳かしていくことで、全体的に艶が出てきます。
また、お腹やお尻の毛が密集している部分は、ピンブラシを使ってもよいでしょう。

ブラッシング自体に慣れていない場合は、ピンブラシは刺激も少ないので使いやすいものです。

抜け毛がひどい時期は、スリッカーを使うとよいでしょう。
抜け毛を取り除くことに便利ですが、強くスリッカーをかけると、皮膚を傷めてしまうこともあります。毛を掻き分けながらとかしていき、皮膚にはあたらないよう注意しましょう。

爪切り

運動が大好きなコーギーではありますが、爪切りは定期的に必要になります。
どんなにお散歩をしていて、爪が削れていってもキレイに整うわけではなく、かえって爪が引っかかって怪我をしてしまうこともあります。

もちろん、そのまま伸びた状態にしておくと、歩行に影響が出てしまったり、伸びた爪がそのまま肉球に刺さってしまうということもあるのです。

爪きりは少しずつ慣らしていくことが大切になります。
とても利口なコーギーは、爪切りが嫌になってしまうと、爪切り自体を見ただけで逃げてしまったり、時には興奮して噛んできてしまうという危険性もあります。

まず爪切り自体に慣らすところから始め、爪を切る場合は、血管と神経を切らないように気をつけます。

ペット用の爪きりで1本だけ行うことを繰り返し、徐々に慣らしていくだけでも十分です。
もちろん、トリミングの際にトリマーさんにお願いしたり、健康診断などの際に獣医師にお願いして、無理をさせないこともひとつの方法です。

肛門腺絞り

肛門膿という分泌液が溜まると、お尻に違和感を感じ、さらにそのままにしておくと、炎症が進み、穴が開いてしまうこともあります。
個体差がありますが、小型犬は自分で出せないことが多く、コーギーも定期的に絞ってあげるようにしましょう。

肛門腺絞りは自分で行うことができます。
人差し指と親指で犬の肛門をつまみ、下から上につまみ出すように絞ると分泌物が出てきます。

しかし、無理にやると、炎症を起こしてしまうこともあります。

また、コーギーのような丸くてどっしりとした体型の場合、絞ること自体が難しいこともありますので、トリマーさんや獣医師にお願いしてもよいでしょう。

耳掃除

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コーギーの耳は立ち耳なので、通気性もよく耳掃除しやすいものです。
むしろ、耳掃除によって耳を傷つけてしまうこともありますので、注意しましょう

耳垢が溜まっている場合や、黒い耳垢が出てくる場合、においがきつい場合は、早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう。

健康な耳であれば、週1回程度、犬用のイヤークリーナーを使って耳のお手入れをしてあげるようにしましょう。
耳にイヤークリーナーを垂らして、あとは外から耳を挟んでクチュクチュ音がするのを確認しながらマッサージするようにしていきます。

その後、犬がブルブルとした時に出てくる汚れを優しく拭きとってあげるようにします。

この時も優しくコットンで汚れを拭き取ることが大切です。綿棒などを使うと、耳の奥に汚れを押し込んでしまったり、皮膚を傷つけてしまうこともありますので、注意しましょう。

目の手入れ

コーギーは、個体差がありますが、涙やけを起こしてしまうことがあります。
その毛色から涙やけが目立ちにくいということはありますが、衛生的にもよくありません。

涙に含まれる脂質が空気に触れることで酸化し、目の周りの毛の変色が起こるものが涙やけです。いつも湿っている状態になると、においがきつくなってしまうこともあり、注意が必要です。

涙やけ対策のグッズは多く販売されています。

日常ではコットンで優しく拭き取る程度で構いませんが、ひどくなってきている時は涙やけ専用の薬剤成分が入ったシートを使ってみてもよいでしょう。

まずは、こまめに目の周りを拭いてあげることが大切です。

涙やけは目の病気やなんらかの原因で涙が多くなってしまう流涙症の場合や、アレルギーと関係している場合もあります。
こまめにお手入れしていても、涙が多く涙やけを起こしてしまうといった時は、早めに獣医師に相談しましょう。

歯磨き


コーギーの歯磨きは子犬の頃からの習慣にしたいものです。
子犬の頃から、歯磨きをする習慣をもつことで、歯周病を予防することができます。
食べかすがそのまま歯垢となり、歯石までたまってしまうと、麻酔をかけて歯石除去をしなくてはいけなくなってしまいます。

歯磨きは、毎日やることが難しくても週1回しっかりとやってあげるだけでも、予防につながります。

コーギーの歯磨きは、最初は、指にガーゼや専用の歯磨きシートなどを巻いて、表面の汚れをふき取ってあげるようにしてもよいでしょう。まずは口の中を触ることができように日々の習慣をもつことが大切です。

また、遊ぶことが大好きなコーギーですので、歯磨き効果のあるガムを与えてみてもよいでしょう。

歯磨きができるようであれば、犬用歯ブラシや子ども用歯ブラシを使って、奥歯までしっかり磨いてあげましょう。

愛犬とのコミュニケーションの時間になれば、歯磨きも楽しい時間になります。

 

コーギーがかかりやすい病気

頚椎椎間板ヘルニア

 
コーギーは、その体型から頚椎椎間板ヘルニアになる確立が高い犬種です。
ヘルニアは、その程度にもよりますが、重症化すると、麻痺が進み、運動することはもちろん、排便や排尿まで自力ですることができなくなってしまいます。

ヘルニアの初期症状としては、痛みのために動くことを嫌がるということがあります。
遊びが大好きなコーギーがあまり運動しなくなってしまった時は獣医師に相談しましょう。

普段の生活では、足腰への負担を減らす工夫が必要になります。
室内環境を整えカーペットを敷く、安心して休める場所の環境を整えていきましょう。

肥満がさらに足腰への負担を大きくしてしまいます。子犬の頃から、体重管理と適度な運動をさせてあげるよう注意しましょう。

皮膚疾患

コーギーは、皮膚の病気も比較的多い犬種のひとつです。
ノミやダニ、アトピー性、アレルギー性などの原因があります。
また、皮膚が化膿する膿皮症を起こすこともあります。体をひどくかゆがっていたり、特定の部位をしきりになめて気にするようなことがあれば、注意が必要です。

皮膚の病気の原因は、様々なことが影響しています。アレルギー性の場合は、アレルゲンを取り除く必要があり、食事が関係していることもあります。
シャンプーが影響している場合、他の疾患が原因となっていることもあります。

いずれにしても、普段からブラッシングを兼ねて皮膚の状態をチェックしておくこと、定期的なシャンプーで皮膚を清潔に保つことが大切です。

なんらかの異常を発見した場合は、早めに獣医師に相談しましょう。

子犬期の注意点

コーギーは、とても社交的で明るい性格の為、家族と一緒に過ごす時間が大好きです。
遊びの時間は、たくさん声をかけてあげながらスキンシップしましょう。
しかし、子犬の成長にとって十分な睡眠も必要になります。

特に3ヶ月ぐらいまでは1日20時間近く眠ることも普通ですので、休んでいる時はゆっくりさせてあげましょう。

特に子犬の頃はその丸々としたスタイルがかわいいものですが、コーギーは運動能力が高い犬でもあります。
アジリティーに参加することも多く、運動不足はストレスになってしまいます。

ワクチン接種が終わり、獣医師の許可も下りたころから、運動と社会経験の為にもお散歩に連れていくようにしましょう。

コーギーは、様々な物に興味関心を抱く性格の持ち主です。
子犬の頃は色々な物を噛んでしまったり、思っている以上のところからジャンプしてしまったりと、家の中でもケガをする恐れがあります。
骨格形成の時期に骨折をしてしまうことはよくないのでサークルで囲うなど、安全に過ごせる環境づくりをしましょう。

シニア期の注意点

元気いっぱいで活動的だったコーギーも、シニアになると、代謝が下がり、運動意欲も低下します。
その状態で、今までと同じフードをあげていると、カロリーオーバーから肥満になってしまいます。

特に腰に負担をかけないよう、食生活は重要になります

コーギーは椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種です。
シニア期に肥満になってしまうとヘルニアのリスクも上げてしまいますので、シニア向けフードに切り替えるなどして1日のカロリーコントロールを行いましょう。

おやつを与える場合も1日に与える量と回数をしっかり決めておきましょう。

運動することが好きなコーギーですが、シニアになっても激しい運動をしていると、椎間板ヘルニアを誘発しやすくなってしまいます。
散歩の時間を短くする、アジリティーやドッグランに行くことを減らすなど、少しずつ運動のコントロールもしていくようにしましょう。
定期的な健康診断と食事と運動管理が大切になるのです。

季節ごとの注意点

コーギーにとってとても過ごしやすい季節ですが、気温の変化に注意しなくてはいけません。
子犬や老犬は特に注意しましょう。
ダブルコートで寒さに比較的強いコーギーですが、朝晩の寒さは体を冷やす原因になってしまい、また急激な温度変化の中で運動は心臓への負担にもなります。
室温管理に注意するようにしましょう。

春になって、外にお出かけすることも多くなります。
もともと、コーギーは家畜を誘導する仕事をしていた犬の為、賢く運動することも大好きです。
暖かくなってきた季節こそ、ストレス発散の為にもたっぷりお散歩などで運動する時間を作りましょう。
しかし、一方でノミやダニの寄生虫、また腸内寄生虫の感染など感染症に十分注意したい季節でもあります。
ノミダニ対策、フィラリア予防薬、動物病院で検査を行い、適切な予防薬を服用するようにしましょう。
また、狂犬病予防接種の時期でもありますので、必ず受けるようにしましょう。

ブラッシングも大切です。春の間はまだダブルコートがふさふさしていますが、徐々に冬毛から夏毛に生え変わる換毛期を迎えます。
抜け毛や死毛をそのままにしておかずブラッシングを行い、汚れが気になる時は体を拭いてあげるようにしましょう。

夏は特に熱中症に気を付けなくてはいけません。
コーギーは運動も大好きな活発な犬種なうえ、足が短いので地面の熱をそのまま受けてしまします。
熱中症は家の中にいてもかかることがあります。室温管理が体調につながりますので、十分気を付けましょう。
お散歩の時間も夕方以降涼しい時間にするなど、生活スタイルを改めて見直すようにしましょう。

室温は、人間か快適に過ごすことができる温度で十分ですので、エアコンを上手に利用しましょう。
ただし、冷房の風が直接当たってしまうと、体があっという間に冷えて体調を崩す原因にもなってしまいます。

ケージやベッド、愛犬が過ごす場所に直射日光が当たっていないか確認すると共に、冷風もあたっていないか確認しましょう。

春から夏にかけて換毛期が本格的になり、驚くほどに毛が抜けます。毎日のブラッシングで抜け毛を取り除くようにしましょう。
そのままにしておくと、皮膚炎の原因にもなってしまいます。
定期的なシャンプーとブラッシングで早く抜け毛を取り除くことが大切です。

秋は、気温が下がって、春と同じくコーギーにとっては過ごしやすい季節になります。
冬に向けて体力を回復させておきたい季節でもありますが、注意すべき点は食欲と肥満です。
急に食欲旺盛になってしまい、ごはんやおやつを与え過ぎていると肥満になってしまってしまいます。

食欲旺盛になったからと言って与え過ぎないように十分に注意しましょう。

秋はお散歩も気持ちよい季節です。
春夏と同様に、秋になっても、フィラリア症の予防薬とノミの駆除薬は続けるようにしましょう。
また、お散歩のあとのブラッシングや被毛の手入れはしっかり行うようにしましょう。

11月頃になると、被毛が冬に向けて増えていきます。
ダブルコート特有ですが、逆に乾燥してしまっていると、ドライスキンとなり、痒がるなどの症状が出ます。
専用のシャンプーを使うなどの対策ができますので、皮膚の異変を感じた場合、早めに獣医師に相談するようにしましょう。

ダブルコートのコーギーは比較的寒さに強いと言われていますが、体の冷えは体調不良の原因になります。
室温を保つことはもちろんですが、万が一震えてしまっているようであれば、すぐに体をあたためるよう室内に入れたり洋服を着せるなどの対処をしましょう。
お散歩が大好きなコーギーですが、子犬や老犬は特に注意しましょう。胃腸炎や感染症にもかかりやすい季節ですので注意が必要です。

冬は暖房を使うことによる乾燥にも注意しましょう。室内の乾燥は、ウイルスの蔓延や気管支炎、被毛の乾燥などを引き起こしてしまいます。
暖房とあわせて加湿器を上手に使うようにしましょう。
暖房器具を使用していると気づかないうちに体が温まりすぎて脱水症状を起こしてしまうことがあります。

特にヒーターやこたつによる火傷、電気コードによる事故などには特に注意しましょう。

また、もともと食欲旺盛なコーギーですが、冬はさらに食欲が増してきます。
そのままにフードやおやつを与え過ぎていると、あっと言う間に肥満になってしまいますので注意しましょう。

子犬期に気を付けたい病気とその兆候

股関節形成不全

コーギーに多い遺伝性の病気で生後6か月頃から症状に気づくことが多くなります。
股関節の形成発達に異常がある状態ですので、4か月頃より検査することもできます。
成長と共に骨盤も大きくなりますが、その成長に異常をきたしてしまいます。

股関節がしっかりはまっていない状態になる為、腰を左右に振りながら歩いたり、スキップをする、片足を引きずる、後ろ足をたたむことができないのでオスワリができないなど、様々な症状が現れます。

遺伝性の病気であるため、早期発見をし、軽度のうちから治療をすることが大切になります。

また、肥満には十分注意する必要があります。
運動好きなコーギーの子犬ですが、足の動きになんらかの異常を感じた時は、早めに獣医師に相談するようにしましょう。

アレルギー性皮膚炎

コーギーは皮膚トラブルを起こしやすい犬種です。
アレルギー皮膚炎は、ノミ、ダニ、食べ物など、様々な原因で発症します。
食べ物のアレルギーがある場合は食餌性皮膚炎、環境の場合はアトピー性皮膚炎と言いますが、まずが原因を特定することが必要になります。

換毛期の抜け毛も多いコーギーですので、そのままにしておくと皮膚炎を起こしてしまうこともあります。
どんどんかゆみがひどくなり、弱い皮膚が炎症を起こしてします。
また、かきむしることで二次感染にもつながりますので、清潔にしているのに皮膚をかゆがる様子や赤み、炎症を見つけた場合は早めに獣医師の診察をうけましょう。

シニア期に気をつけたい病気とその兆候

尿石症

コーギーは尿石症になりやすいと言われています。
結石がどこにできてしまったかによって症状は異なりますが、激しい痛みや血尿など様々な症状が出ます。
また、重症化するとそのまま排尿困難となったり、尿毒症から命の危険に及びますので十分注意しましょう。

尿石症になりやすいコーギーだからこそ、食事の中のミネラル量には十分注意しましょう。

また普段から水をよく飲ませるように心がけることも大切です。結石が尿管や尿道、膀胱にできて激しい腹痛をもたらすことがあります。

一方で腎臓に結石がある場合は、痛みを伴わずに腎不全を起こしてしまうこともあります。

普段からトイレのチェックを行い、排尿回数、排尿量をしっかり見ておくようにしましょう。

椎間板ヘルニア

コーギーの体型からとても多い病気です。
背骨と背骨の間にある椎間板の変形によって脊髄や神経を圧迫する為、強い痛みがあります。

進行すると、常に足を引きずっている状態や麻痺になります。

シニア期に入るとベッドでゆっくり休んでいることが多くなるコーギーですが、お部屋の中で遊ぶ時は、腰に負担がかかるような運動は避けてあげるようにしましょう。

また肥満の場合、さらに腰に負担をかける原因になってしまいます。

日ごろから適正体重でいられるように、栄養と運動の管理をするようにしましょう。

再発が多い病気ですので、症状によって手術を勧められることも多いものです。
軽いうちは痛み止めの薬や運動制限などで過ごすことになります。
寝ている時間が多くなりますが、歩いている時の様子や体を触った時などに痛みが出ていないチェックしてあげるとよいでしょう。

健康に過ごすためのボディチェック

体全体のチェック

コーギーの体全体をまずは触ってあげる習慣をもちましょう。ボディチェックは、コミュニケーションの一環としてもとても大切です。
まずは、背中や胸など、愛犬が気持ちよいところを触ってあげながら、たくさん褒めていきましょう。

コーギーは換毛期の抜け毛の量は驚くほどです。
日ごろから体を触ること、ブラッシングをすることに慣らしておきましょう。
運動が大好きで外に出かける機会も多いコーギーは、汚れやほこり、花粉、種など様々な物がふわふわの毛に付着します。

被毛のチェック、皮膚のチェックもしてあげましょう。

梅雨の時期は、そのままにしておくと、衛生的にもよくありません。
定期的に体を拭いたり、シャンプーするようにしましょう。足先は嫌がる部分でもありますが、散歩後などに足の裏のパッドが傷ついていないか、何か異物が刺さっていないかなどチェックすることも大切です。
また、爪が伸びていないかもしっかりチェックしてあげましょう。

お尻付近やしっぽの周辺も触られることを嫌がる部分ではありますが、優しく声をかけてあげながら見るようにしましょう。

お尻周辺が汚れていないか、下痢の跡や肛門周辺の炎症はないかなどチェックしてあげましょう。

顔周りのチェック

元気な場合は顔もとてもイキイキとしています。目の輝きを見てあげましょう。目の炎症が起きている、いつもよりまぶしそうにしている、痛がっているなどの様子があれば、早めに獣医師に診てもらいましょう。

なんらかの病気が原因で涙が豊富になると、涙やけにもなりやすいので、涙が出ている場合は丁寧にふき取ってあげましょう。

コーギーは立ち耳ですが汚れが比較的たまりやすいものです。
また、垂れ耳になってしまうコーギーもいます。皮膚トラブルを起こしやすいコーギーにとって、耳もトラブルが多くなります。

においがする、耳周辺が汚れている、耳垢が出てくるといった場合は、外耳炎や耳ダニの感染などを起こしている場合があります。
また丁寧に耳掃除をしようとしたあまり、耳を傷つけてしまっていることもあります。

においや耳の炎症、赤みが気になる場合は早めに獣医師に診てもらいましょう。
耳の炎症は、アレルギーによって引き起こされていることもありますので、注意してみるようにしましょう。

口のチェックも大切です。犬は歯周病になりやすく、特に老犬は注意が必要になります。
毎日の歯磨きが効果的ですが、難しい場合は、指先に布を巻いてふき取るようにマッサージしてあげるだけでも効果があります。
愛犬が口を触ることに対して嫌がったり、恐怖を感じているようであれば、少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

健康な犬であれば、鼻は適度に湿っています。乾いてしまっている、鼻水が出てしまっている場合は体調不良になっている場合があります。早めに獣医師に相談するようにしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

ayuka

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。