2016年7月2日更新

犬の睡眠〜クレートトレーニングの重要性〜

大塚 建司



ドッグトレーナー

犬の食と住をサポートするZUTTO DOGを設立。難しい言葉は使わない分かりやすくユーモアあるアドバイスをモットーに情報を提供。小型犬から大型犬まで数多くの引き出しを持ち、人と犬とが楽しく豊かな暮らしになるPartner trainingを推奨。数十頭の犬達と自然を楽しむカヌーやトレッキングツアーを開催するZUTTO DOG Outdoor Serviceも提供している。「犬と一生一緒宣言」

 

先日お客様から、「うちの子は寝てもすぐに起きちゃうんですが大丈夫ですか?」というお悩み相談を頂きました。皆様も感じたことはあるんじゃないでしょうか?

ほとんどの動物たちが睡眠に関しては同じ習性を持っているのですが、自然界で生き残るために、動物たちは熟睡する訳にはいかないのです。なぜならば猛獣に襲われてしまうからです。

眠りのサイクルには、浅い眠りのレム睡眠 と 深い眠りのノンレム睡眠 で構成されています。人間がレム睡眠2:ノンレム睡眠8に対して、動物たちは反対のレム睡眠8:ノンレム睡眠2のサイクルで寝ています。

まれに叩いても、蹴ってもびくともしない子もいますね!

浅い眠りというのは、体の筋肉はリラックスしている状態に対して、脳が動いている状態で、体をピクピク動かしたり、走っているまねをしたり、小さな声で吠えたりしているのは脳の中で、その日にあったことを整理しているからとも言われています

ですから、ほとんどの時間を浅い眠りで構成されている犬達は、いつでも脳を動かし、いつでも起きられる状態でいるのです。飼い主としては少しでも安心して寝てもらいたいですよね。

そのためには環境を整えてあげる必要があります。

  1. 物音のしないところを寝床にしてあげる
  2. 広いところでなく、巣穴の状態を再現し体の大きさに合ったクレートで寝かせる
  3. 心地よいベットをつくってあげる
  4. 光が入らないように布などをクレートにかぶせてあげる
  5. 寝ている邪魔をしない

こうする事によって少しでも安心して眠りにつけることができるので、普段からクレートトレーニングは結構重要になってくるのです。

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私の横が一番安心できるよね!というのは大間違いで、いつも蹴飛ばされていては寝た気にはなれないでしょう。

「ハウス!」の合図で、自分から一番安心できる巣穴のクレートに向かえるように、クレートトレーニングを頑張りましょうね。

*クレートトレーニングは車移動やペットホテル、そして災害避難にも繋がります。

 
 

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