2016年6月17日更新

【動物看護士が解説】意外と簡単!猫の爪切り方法

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

愛猫と戯れて遊んでいる時、鋭い爪が出てきて痛い思いをしたことのある飼い主さんは多くいるのではないでしょうか?爪を切りたくても、トリミングサロン嫌い、動物病院嫌い…となるとどこにも頼めませんよね。

”連れて行くにも一苦労で頻繁になんて考えただけで無理!でも爪は頻繁に切りたい…!”
それならいっそのこと、お家で爪切りしてみませんか?

 

研ぐだけじゃ間に合わない…

うちの子は爪研ぎしているから、爪切りなんて必要ない!と思いがちですが、きちんと爪を押し出して見てみると案外長くて尖った爪が出てきます。

先端がほんの少し丸くなることはあっても、長さが変わるほどの爪研ぎはしませんのでやはり爪切りは必要といえます。

スキンシップの延長で

1日中、とまではいかなくても、1日に何回かは愛猫が膝に乗って来たりするスキンシップの時間があると思います。そんなスキンシップタイムが爪切りを自宅でできるようになるために大切な時間になります。

いつもは背中しか撫でていなかった飼い主さんも、是非手や足の先をムニムニ揉んでみてください。最初は少しずつ、嫌がる前に短い時間で終わらせて下さいね。毎日続けると手先を触られることに慣れてくるので、嫌がらなくなったら肉球を押して爪を1本1本押し出してみましょう。これも嫌がらない程度に。

この作業を嫌がらなくなったら、自宅で爪が切れる猫に1歩近づいたことになりますよ。

 

爪切りと友達に

いきなり爪切りで切ろうとすると、見知らぬ器具にびっくりして逃げてしまいますので、まず爪切りに慣らしていきましょう。猫は自分に害が加えられなければ大抵少し匂いを嗅いで、あとは無視しますから、飼い主さんの横にでも置いておいて下さい。

思う存分猫に爪切りを調べさせて、爪切りという存在に慣れさせましょう。見向きもしなくなったら、爪切りのチャンスです。

初めは、1本ずつ

スキンシップタイムが来たら、爪を押し出したり、引っ込めたりしていつも通り猫が嫌がらなければ、爪切りで1本パチンと切ってみましょう。痛いことをしなければ、「え、なに?」程度で終わるはずです。膝の上から逃げてしまっても、初日は仕方ないでしょう。

きちんと爪を切られることに慣れるまでは、1日1本、少しずつ切っていきましょう。

猫の爪の切り方

では、具体的な爪の切り方をご紹介します。

準備するもの


・爪切り(猫用が1番ですが、人間の爪切りでも構いません)

切り方

1.爪を押し出したら、きちんと根元を抑えて

爪の先端を切り落とします。

血管が綺麗に透けて見えるので、血管ギリギリに切っても構いませんが、猫の爪は脆く割れやすいので、爪のくびれている部分を切るのが1番きれいに切れます。

なんと、これだけです!!

ヤスリは爪が割れてしまうので必要ありません。ぱつんぱつんと先端を切っていくだけで猫の爪切りは終了です。

人間用の爪切りを使う場合は、爪の側面に爪切りの刃が当たるようにしてください。縦向きに使うと爪が必要以上に割れる可能性がありますので注意してください。

いかがでしたか?


猫の爪切り、以外と簡単そうですよね。猫も正しい切り方をすれば痛みはないですから、爪を切られるときの衝撃に慣れてしまえば嫌がることもないでしょう。

焦らずゆっくり慣らしていって、自宅で簡単に爪のケアをしてあげられる猫にしましょう。完璧に慣れるまでは、スキンシップタイムの度に手先を触られたり、爪切りを当てられたりすると、飼い主さんに甘えに行くと変なことをされる。と間違った覚え方をしてしまうので、慣らす練習をする日と、そうでない日のメリハリを付けると良いですよ。

 
 

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