2016年6月13日更新

常に清潔に保ちたい!犬の耳掃除を動物看護士が徹底解説!

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

みなさんは、愛犬の耳掃除を自分でやっていますか?耳が汚くなると痒がったり、掻きすぎで傷が出来てしまったりするのでこまめな耳掃除は非常に大事ですが、正しいやり方でないと逆効果になることもあります。今は自宅での耳掃除の仕方をご紹介します。

 

耳が汚くなると?

耳掃除をしないままでいると、耳垢が溜まり不潔な状態になります。立ち耳の犬であればある程度大丈夫ですが、垂れ耳の犬は耳の中が蒸れやすく、炎症を起こしやすくなります。

耳は入口から奥に進むごとに、外耳・中耳・内耳という名前が付けられていて、中耳炎や内耳炎を起こすと脳にまで炎症が達することがあるため、清潔に保つことは重大な病気の予防にもなります。

清潔な耳を保つには動物病院に定期的に通ってチェックしてもらっても良いですが、飼い主さんの都合でそうもいかないことがあるでしょう。そんな時自宅で耳掃除ができるととても楽になります。

耳掃除の仕方

準備


・水で湿らせたコットン
乾いたものよりも、湿ったものの方が皮膚への摩擦を防げるので必ず湿らせましょう。水道水でも、市販のイヤークリーナーでも良いです。

耳掃除の仕方

  1. 耳をきちんと持って、耳の穴がよく見えるようにします。垂れ耳の犬は根元からしっかりめくりましょう。
  2. コットンで耳の穴をなでるようにして拭きます。(強くほじらないこと。指の入れすぎにも注意です)
  3. 耳の穴の周りを綺麗に拭いたら、終了です。

「耳の穴の中、奥の方は拭かなくて良いの?」と思うかもしれませんが、綿棒を使って奥の方を拭こうとしても傷付けるだけで綺麗にはなりません。綿棒で耳垢を奥へ押し込めてしまい、全く取れなくなってしまうので、自己判断で綿棒を使うのはやめましょう。耳の穴の中の見える範囲に耳垢があった場合のみ、綿棒で取ってあげるようにしましょう。

 

無理にやらない


耳を触ったりすることに慣れていない犬だと、嫌がって逃げたり、噛んだりすることがあるので、無理にやるのはやめましょう。耳掃除中に動くと耳を傷付けたりする可能性があり、痛みを伴うと、耳掃除は痛いことだと犬が覚えてしまい、二度と耳を触らせてくれなくなってしまうかもしれません。

自宅でできないようであれば、かかりつけの動物病院で行ってもらうようにしましょう。

耳掃除の頻度は?


あまり頻繁に触りすぎるのもよくありません。2週に1回程度耳をよく観察して確認し、汚れていたら拭いてあげましょう。綺麗であれば無理にやる必要はありません。

一見綺麗なのに、しきりに耳を掻いたり、振ったり、床にこすりつける場合は奥が汚れている可能性がありますので、病院に行って診てもらいましょう。

見るだけでもOK

犬の耳掃除と聞くと、動いて大変そう、難しそう。と思うかもしれませんが、コットンで見える範囲を拭いてあげるだけなら簡単に出来ますよね。定期的にチェックして汚れていたら拭いてあげるようにしましょう。

自宅で綺麗に出来なくても、耳をめくって状態を確認するだけでも十分な病気の予防になります。汚れていたら動物病院に行って綺麗にしてもらいましょう。

 
 

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