2016年7月5日更新

【ドッグトレーナーが解説】犬の後追い行動の原因と対策とは?

Dog index MIKI



ドッグトレーナー

イヌとカナダに渡加したことにより、イヌとのよりよい関係に気付く。  カナダのドッグトレーナー養成学校卒業。  帰国後、2007年 Dog index設立  「おやつ」や「もの」に頼らない人とイヌとの関係性に重視。  愛犬に望むことをどうすればかなえられるか。  常にイヌの代弁をする日々。  「人が変わればイヌもかわる!」

 

『後追い行動』とは、どこに行くにもついてくる行動のこと。

室内で、人が立ち上がったり、トイレやお風呂にもついてくる…
この行動が愛おしいと思うか、面倒と思うか、又は心配と思うか。思いはそれぞれかもしれません。飼い主さんから離れられない原因とその対策についてお話しします。

 

原因

常にアンテナを張っている


動くもの、音に敏感に反応する神経質タイプの犬によくあります。

そしてそのものを「確認」したいのです。目と鼻で確認できれば安心するのです。

不安


トラウマからくるものや、不安な経験があることにより、人と離れることに抵抗を持つ犬もいます。さらに進むと、「分離不安」というものになります。字のごとく分離されると不安になってしまう心の病気です。

生活環境


ずっと誰かが家にいる場合、例えば飼い主さんが専業主婦・自営業・在宅ワークなどで、常に人といることが多いと離れることが不安になることも。外出は、いつも一緒にいける!と思っている場合もあり、人の動きについてアピールすることもあります。

また、サークルやケージでの時間が長く、ストレスが溜まっていると、後追い行動が増えることもあります。

対処

声かけ


飼育本などには、出かける前や帰宅後は、声をかけないようにしましょう。と書かれてあるものを見かけます。

しかしこれは、違うと思うのです
家族が外出するのに、黙ってでかける。帰ってきたのに、ただいまも言わないのはおかしな話。「いってきます!」と声をかけることによって心構えができるもの。その他、「トイレ」「お風呂」「2階(へいく)」なども同様です。その言葉と行動の結びつけなのです。

確認させる


原因にも書いたように、確認すれば安心できる犬もいます。後追いすることをダメといわず、あえて確認させてあげることをしてあげてもいいです。

依存しすぎない関係


以前、「買い物に20分出るだけで、犬が心配で過呼吸を起こしてしまう」というご相談がありました。
きっと慌てて外出し、慌てて帰宅するのでしょう。そんな人をみていれば犬も不安にもなります。
依存しすぎない関係になれるよう愛犬を信じましょう

医学的治療


後追い行動がひどくなったり、少し離れるだけで吠えたり、時には、自虐行為がでた場合などは、医学的な治療法により行動を緩和することもあります。心配な場合は、専門家に一度見てもらうと良いでしょう。

後追い行動を、かわいい!と思うだけでなくいろんな角度からみていきましょう。