犬と一緒にアロマテラピー。使っていいアロマオイルは?

ヨーロッパで古くから行われてきた、植物に含まれるにおい物質を利用した芳香療法をアロマテラピーといいます。さまざまな植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)の原液を用途に応じて使い分けるのです。人間に用いられる療法ですが、人間の嗅覚の数千倍から一億倍程度と言われる犬には人間よりも少量で、より良い効果を得る事もできます。使用方法さえ注意すれば、それほど神経質になる事はありません。

 

種類がたくさんあって迷う。どの精油がいいの?

アロマテラピーはリラックス効果があることで有名ですが、鎮痛効果・興奮作用・ダイエット効果などをもたらす精油もあります。ここでは使いやすい精油を紹介します。

ラベンダー

最も安全な万能精油です。リラックス効果、鎮痛効果、殺菌作用、虫よけ効果など。

マジョラム

ラベンダーと同じく安全な精油です。鎮静作用、鎮痛効果など。

オレンジ・スイート

気分を明るくしてくれます。この香りを好む愛犬は比較的多いです。マッサージには使用しない方が安全です。食欲不振、消化不良、便秘などに効果的。

ユーカリ

気管支系に働くので咳や痰を鎮めてくれます。免疫力の回復、殺菌作用、筋肉の痛みをやわらげる効果もある。

ティートリー

ツーンとした香りなので他の精油と混ぜて使うといいでしょう。免疫力を高める効果は他の精油と比べ、群を抜いています。

ローズマリー

心身の感覚を目覚めさせる香りです。気分を明るくしてくれますが、神経が覚醒するので寝る前には不向きです。

 

どんな使い方があるの?効果的なものは?

ただ香りを嗅ぐだけでも精油は心と体にさまざまな作用をもたらしてくれます。飼い主さんと愛犬の目的や好みに応じて使い分けるといいでしょう。

芳香浴

アロマポットなどを使って空気中に香りを拡散させる方法です。ロウソクで温めたり電気式のものもあります。目を離す機会が多い時は電気式が安全です。精油は2~3滴に留め、時間も30分以内にするのがいいでしょう。

マッサージ

マッサージに使用する際はベースオイル(キャリアオイルともいう)とブレンドして使います。 必ずマッサージ用として販売されているベースオイルを使用しましょう。ホホバ油が使いやすいです。ブレンドする時は希釈濃度を厳守して下さい。目安はベースオイル10㍉に精油2~3滴で遮光瓶に保存し2週間以内に使いましょう。

 

精油を購入するときの注意点は?

『精油』の薬効を期待するには、製造過程や保存方法に至るまで細かな規定が設けられています。 最近ではアロマはどこでも手に入れることができますが、同じ名前でも類似品が多く出回り、効果が全くないどころかマッサージに使用すると害になるものもあります。少々高価でも信頼できるブランドを選びましょう。ペット用に販売してあるものもあるので、そちらを使ってもいいですね。

 

アロマテラピーは毎日してもいいの?

もちろん構いません。たとえば、飼い主さんの好きな香りと愛犬の好きな香りをブレンドして使ってもいいでしょう。アロマの香りは、飼い主にとっても愛犬にとってもリラックスできる至福の時間となります。楽しみながら生活の中に香りを取り入れてみて下さい。

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