2016年7月20日更新

多頭崩壊を考える1・2【ねりまねこブログ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

今、全国で多頭飼育崩壊が起きて、無関係の人たちが巻き込まれ問題解決に奔走しています。

とうてい個人で対処できるレベルではありません。

重大な社会問題として対策を考える時期に来ているのではないでしょうか。

私達が練馬50頭多頭崩壊の相談を受けてから3ヶ月が経過しました。

問題解決の道のりはまだまだ遠いです。

改めて、あの問題を振り返ります。

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1月後半、飼い主が入院し30頭以上の猫が家に閉じ込められているとご親類から相談を受けました。
(実際は50頭の猫がいました。)

どこに相談していいかわからず、インターネットで検索し私達に助けを求めました。

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私達はすぐに保健所に相談し、保健所経由で動物愛護相談センターに連絡し対策を検討しました。

飼い主の健康状態や経済状況、人間関係からできることは限られます。

そこで以下のプランを立てました。

①飼い主退院まで飼育を代行する
②全頭の不妊・去勢手術を行う
③可能な限り頭数を減らす
④飼い主に適正飼育の指導を行う

今にして思えば、このプランでは崩壊の先延ばしにはなっても抜本的な解決策になりませんでした。

50匹を保護できる場所はない
人手もお金もない

まず大前提の全頭不妊・去勢手術ですが

「全頭」の実態が飼い主ですらわかっていませんでした。

30匹以上と聞いた家には最終的に50匹もいました。

屋根裏など猫が潜む場所がたくさんあり、手術モレが出てそこから繁殖し、永遠に全頭手術は完了しなかったでしょう。

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10匹づつ手術して手術済の部屋にまとめる計画でしたが、この家には扉で遮断できる部屋が一つもありません。

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古い日本家屋は外と変わらぬ寒さで猫は風邪をひいています。

この家をベースにしたら、問題の解決はできないでしょう。

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ポイント:

劣悪な飼育環境では固体の把握も
適切な管理も困難です。

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計画通りに行かないことはまだまだありました。

つづく

 
 

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