2017年5月21日更新

夏のお留守番で気を付けること【猫編】

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。

 

猫は環境の変化に敏感な為、自宅でお留守番させることが向いています。しかし、夏のお留守番は、環境を整えておかないと、命の危険につながることもあります。お留守番をさせる前に、猫の体調に変化を与えないよう注意すべきことを確認しておきましょう。

 

熱中症に注意

猫_素材
夏のお留守番で一番注意したいことと言えば、熱中症対策です。猫は、犬よりは暑さに強いと言われていますが、28℃前後にエアコンを設定し、室温が上がり過ぎないように注意しましょう。猫は、ちょうどよい室温の場所を選んで休むと言われていますが、高齢の猫や病気の猫は特に注意が必要になります。また、湿度も60%前後で、ドライ運転をするなど、部屋の中が蒸し暑くならないように注意しましょう。

普段、猫は犬のように口を開けてパンティング呼吸をすることはほとんどありません。しかし、もしこの呼吸をしている場合は、体温がすでに上昇し、熱中症の危険サインになります。そのままにしておくと、さらに呼吸が荒くなり、よだれが出て、命の危険につながります。

猫の「ハウス」や「ベッド」を置く場所にも注意しましょう。カーテンを閉めて、直射日光が当たらないようにするなどの工夫も必要です。また、エアコンが苦手な猫であっても、室温が上がり過ぎないように風の通り道を高窓や格子つきの窓で作っておくとよいでしょう。また、お風呂場や玄関先の冷たい部分も猫は好みます。思わぬ事故や危険がないように、室内の環境を整えながら、猫が涼める環境を作っておくとよいでしょう。

食欲低下に注意

Grey kitten eating kibble on white background
夏の暑さには比較的強い猫であっても、食欲が落ちてしまうことは多いものです。特に梅雨に入ったあたりから、少しずつ食べなくなってしまうということも少なくありません。猫にとっても急激な気温上昇は、食欲低下につながりますが、高齢猫や子猫の場合、体力免疫力低下にまでつながってしまいます。猫が食べることができる物を工夫して、与えるようにしましょう。

夏のお留守番の時、食欲が落ちてきている場合は、ウェットタイプの物を与えてみるなど、水分と栄養素を取り込める食事内容にしてあげるとよいでしょう。ウェットタイプは嗜好性も高いので、夏バテ対策とお留守番のストレス解消にもつながります。ただし、夏のウェットフードはとても傷みやすいものです。30分ほどめどに、一度に食べきらない場合は、片づけるようにしましょう。ドライフードも夏は酸化しやすく、傷みが早くなります。また、保存方法が悪いと、カビや虫が発生してしまうこともあります。管理方法に気を付け、なるべく早く使いきるようにしましょう。

食事と共にたっぷりの飲み水を用意してあげることも忘れずにしましょう。夏は、特に水分補給が大切になります。水をたっぷり飲んで、排尿することが体温調節にもつながりますので、水はいくつか場所を分けておくなどして、多めに用意しておきましょう。

 

留守中のお世話

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猫は、お留守番中、思わぬ場所に入ってしまったり、その結果、身動きができなくなったり、思わぬ事故につながってしまうことがあります。涼しい浴室に行きお湯の入った浴槽に落ちてしまう、いつもは入らない部屋に入ってしまい閉じ込められてしまう、身動きができない状況というのは、熱中症や怪我につながる危険性がありますので、必ずお部屋の環境を整えてからお留守番させるようにしましょう。

暑い夏、猫の体調が心配な場合は、お留守番中のお世話を知り合いや専門のペットシッターに頼むこともよいでしょう。特にペットシッターは、ペットシッターは、打合せや登録だけを事前に済ましておくということも可能です。お留守番の時に安心して頼めるペットシッターを見つける為に、まずは、様々な相談をしてみるだけでも、よいでしょう。

ペットシッターは、緊急時の医療行為などができません。その為、猫の日頃からの健康管理が大切になります。特に暑い日が続く夏は、体調を崩しやすくなります。食事量や排泄量、運動や遊び方など、必ず体調をチェックしておきましょう。長期のお留守番の前には、かかりつけの獣医師に、一度相談しておくこともよいでしょう。

まとめ

夏の猫のお留守番で大切なことは、まずは日ごろの健康管理に気を配ることです。また、お留守番の時は、室内の環境、温度、湿度を整え、熱中症に十分注意するようにしましょう。猫は環境の変化にとても敏感でストレスを感じやすい動物でもあります。慣れた自宅でのお留守番であっても、不安を感じる場合には、ペットシッターや知り合いにお世話を頼んでおくと、さらに安心です。

 
 

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