2016年10月27日更新

肥満が心配!ミニチュア・ダックスフンドのエサの量について

愛犬の寿命を延ばす方法の1つがエサの量を適量にすることだとよく言われています。特にミニチュア・ダックスフンドの場合は、椎間板ヘルニアなど肥満が原因になる病気が心配なので気になるところですよね。ミニチュア・ダックスフンドのエサの量はどのくらいが適量なのか、与える回数はどのくらいかなどを調べてみました。

月例・年齢にあったエサの量は?

ミニチュア・ダックスフンドの場合は比較的太りやすい体質をしているため、肥満に注意が必要な犬種になります。

しかし胴長短足の体型をしているミニチュア・ダックスフンドの場合は椎間板ヘルニアなどの心配があるため、激しい運動による体重のコントロールは難しくなります。体型にあったベスト体重を維持していくためには、子どもの頃からしっかりとカロリーコントロールをしていくことが大切になります。

では適切なエサの量はどのように判断したらよいのでしょうか?ミニチュア・ダックスフンドの場合はおおよそ体重の2.5%の量が適量といわれています。カロリーでいうと体重1kgあたり50~110カロリーの計算になります。

ただしこれは成犬の場合の計算になるので、成長期の子犬の場合は約2倍、逆にシニア期の犬の場合は2~3割少なめに与えるとよいといわれています。

また規制のフードの場合はパッケージに給仕量が記載されているので、その量を目安にするのもよいようです。

与え過ぎ・少なすぎの目安とは?

体重から適量のエサを割り出したとしても実際には消化力などには個体差があり、必ずしもちょうどいい量であるとは限りません。計算から導き出されるものはあくまでも目安となります。

ではそれぞれの犬に適した量であるかは何で判断したらよいでしょう。1番よいのは便の状態を確認することだといわれています。

便が柔らかい状態が続く場合は与え過ぎ、逆にポロポロと硬い便が続く場合は少なすぎだと考えられています。

丁度よい便は硬さが耳たぶくらいの柔らかさで、拾うと便のあとが少し残るくらいがよいといわれています。

Newborn baby and puppy

月例や年齢によるエサの与え方

月例や年齢によるエサの与え方ですが、ミニチュア・ダックスフンドの場合はおおよそ次のようにいわれています。

2ヶ月~3ヶ月

この頃に子犬を引き取った場合は急な変化による胃腸障害を起こさないために、量や回数、硬さなど基本的に引き取った時と同じようにして与えます。

自宅で出産した子犬の場合は、市販の離乳食やパピー用の高カロリーのフードを与えます。ドライフードの場合はふやかしてあげるようにしましょう。

食事の回数は3回が目安になります。

4ヶ月~7ヶ月

ドライフードの場合は便の様子を見ながら少しずつ硬い状態で食べられるようにしていきましょう。おやつもこの時期から開始します。

食事の回数は2回が目安になります。

8ヶ月

成犬として体ができてきて体重の増加がおさまります。成犬用のフードに変えていく時期ですが、いきなり変えてしまうと胃腸障害につながってしまいます。もともと食べているフードに少しずつ混ぜて慣らしていくとよいでしょう。

便の状態は変わらないようなら1週間くらいを目安に切り替えていくとよいようです。

食事の回数は2回が目安になります。

9ヶ月~7歳

できるだけ体重の増減のない状態を保つようなに気をつけます。成犬用のフードを与えていても体重が増えて行ってしまうような場合は、食事量を減らすかダイエット用のローカロリーの物に切り替えましょう。

食事の回数は2回が目安になります。

8歳以降

シニア期に入ってきて消化機能や噛む力が衰えてきます。ドライフードの場合はふやかすなどして柔らかい状態の物を与えるようにしましょう。フードは高タンパク低カロリーのシニア用のフードに切り替えていくとよいでしょう。

食事の回数は2回~3回が目安ですが、歯が抜けたりして1回に多くの量を食べることが難しい場合は、1回の食事量を減らして回数を増やしてあげるようにしましょう。

ダイエット用のフードやシニア用のフードに切り替える際はできればかかりつけの獣医師に相談して、体の状態にあったフードをアドバイスしてもらうとよいですね。

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ふやかし食の意味

幼年期や高齢期にドライフードを与えている場合は、ふやかしてから与えるとよいといわれているのはなぜなのでしょうか?

もっとも大きな理由は、ふやかすことによって消化器官への負担を軽減することができることです。幼年期はまだ消化器官も未発達なうえに永久歯も生えそろっておらず、しっかりとドライフードをかみ砕くことができません。高齢期の場合は加齢による消化器官の衰えに加えて、咬む力が落ちていきます。そのため硬いドライフードをお湯などでふやかして与えるふやかし食が必要なのです。

ふやかし食は早食いや飲み込み食いによる消化器官への負担を軽減でき、ドライな状態で食べよりも満足感が得られるのでダイエットにも有効だといわれています。「少し太り気味かな」と心配な場合はエサの量をいつもよりも心持ち減らして、ふやかしてからあげてみてはいかがでしょうか?

ミニチュア・ダックスフンドに必要な栄養素とは?

椎間板ヘルニアなど腰や足の関節の病気が心配なミニチュア・ダックスフンドですが、もともと猟犬の血統が入っているため本来は運動欲求の強い犬種になります。関節の病気が心配だからと室内に閉じ込めているのは、肥満になるだけでなくストレスによる病気の発症も心配されます。特に1歳~7歳の成犬期の犬には十分な運動は必要不可欠なものです。

では腰や関節を守るにはどうしたらよいでしょう?適度な運動とともに、骨や筋肉をバランスよく付けて行くために必要な栄養素を十分に摂取できる食事にしていくことが大切です。骨や筋肉の形成に必要だといわれている栄養素は次のとおりになります。

  1. カルシウム・リン
  2. 摂取食品:犬用ミルク、チーズ、魚肉、煮干し

  3. ビタミンD
  4. 摂取食品:イワシ、鮭などの魚類

  5. ビタミンE
  6. 摂取食品:かぼちゃや緑の葉野菜

野菜や魚を多く摂取することは人のダイエットでもよくいわれていることですね。ダイエットの効果もかねて、いつものドライフードを少し減らして魚肉や葉野菜を足してみたり、おやつをかぼちゃや煮干しにしてみるのはいかがでしょうか?

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食事は楽しくが基本!

よく既存のペットフードよりも手作りのフードがよいという話しを聞きます。理由としてあげられるのが、既存のフードは熱処理されているため自然の酵素が取れないからというものが多いようですね。

犬の栄養管理について正しい知識があって楽しく続けることができる方ならば、毎日の食事を手作りにしてあげるのは、絆も深まりますし愛犬の体のためにもよいことでしょう。

でも人が食べられるものでも犬は食べられない食品も多くありますし、最近では食物アレルギーをもっている犬も多くなってきています。「これでいいのかしら?」と不安に思いながら与えている方も多いのではないでしょうか?

飼い主が神経質になったり不安な気持ちで与えていると、愛犬にその気持ちが伝わって食事がストレスになってしまうこともあります。

「食事は楽しく!」は人でも犬でも健康の1番の基本です。少しでも不安がある場合は、無理に全ての食事を手作りにするのではなく、犬の体にあった既存のフードとあわせて、手作りのエサを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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