2016年10月27日更新

難しい?ミニチュア・ダックスフンドのしつけについて

チョコチョコした歩き方とちょっとユーモラスな表情から、おっとりした印象のミニチュア・ダックスフンドですが、実はもと猟犬の血を持つ元気いっぱいの犬です。「よく吠えて困っちゃう。」なんて話もちらほらと聞く事がありますね。今回はそんなミニチュア・ダックスフンドのしつけについて調べてみました。

ミニチュア・ダックスフンドの性格を理解しましょう

全般的な性格は?

「性格なんて犬それぞれでしょう?」と思う方も多いと思います。確かに犬も人と同じ様に個性がありそれぞれに違う性格をしていますね。でも一般的にいわれている犬種の性格はその犬の歴史から導き出された性格です。一般的な性格を知っておくことはしつけの時に「あれ?いつもはこんな反応しないのに。」と感じた時に役に立つと思います。

ではミニチュア・ダックスフンドはどのような性格をしているのでしょうか?

ミニチュア・ダックスフンドはもともと穴熊を狩るための狩猟犬として生み出された犬です。ミニチュア・ダックスフンドの狩りの方法は、粘り強く獲物を追い地中の穴の中に潜りこんで、外へ連れ出してから息の根を止めるという勇猛なスタイルです。

そんな勇猛な狩りをしていた猟犬の血筋を引いているので、小さな体とおっとりとした見た目とは裏腹に、怖いもの知らずな勇猛果敢さと好奇心旺盛なところをあわせもった性格をしているといわれています。

家族の輪の中に入ることが大好きですが、見知らぬ人や他の犬に対して攻撃的な面を見せることがあります。

コートタイプによる性格の違い

ミニチュア・ダックスフンドには短く短毛のスムースコート、長く柔らかい毛質のロングコート、ゴワゴワとした毛質のワイヤーヘアーの3タイプのコートタイプがあります。

ではコートタイプによって性格に違いはあるのでしょうか?

スムースコート

ミニチュア・ダックスフンドのもともとのコートタイプは短毛のスムースコートになります。3つのタイプの中ではもっとも人懐っこく、「犬世界の楽天家」と呼ばれるように明るく陽気な性格をしています。猟犬としての血も濃く残っているので飼い主に対してはとても忠実な性格をしています。

比較的他の犬に対しても友好的な性格な犬が多いようです。

ロングコート

スムースコートのミニチュア・ダックスフンドに、スパニエル系を掛け合わせて誕生したのがロングコートのミニチュア・ダックスフンドだといわれています。

3つのタイプの中ではもっとも温厚な性格をしていて、人に寄り添うことが好きな甘えん坊な犬が多いようです。やや神経質なところがあり見知らぬ人に警戒心が強いところがあります。

ワイヤーヘアー

スムースコートのミニチュア・ダックスフンドにジャーマン・ワイヤー・ピンシャーやダンディー・ディモント・テリア、ミニチュア・シュナウザーなどを掛け合わせて誕生したのがワイヤーヘアーのミニチュア・ダックスフンドだといわれています。

慣れている人には陽気で友好的な性格をしていますが、テリアの気質が入っているため3つのタイプの中でも特に独立心が強く、家族以外の人や犬に警戒心が強い犬が多いようです。

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ミニチュア・ダックスフンドのしつけで大切なポイントは?

ミニチュア・ダックスフンドは賢く訓練性も高い犬種なので、基本的にはしつけやすい犬種だといわれています。ただしもとは猟犬の血筋であることを忘れてはいけません。ミニチュア・ダックスフンドのしつけで難しいといわれていることの多くは、猟犬としての性質であると考えられます。

では、ミニチュア・ダックスフンドのしつけで難しい点はどのようなところなのでしょう。問題となる行動とその対処法をご紹介します。

吠え癖

ミニチュア・ダックスフンドは家族以外の人や他の犬に対して警戒心が強いところがあるため、来客の時や散歩の時に威嚇で吠えてしまうことがあります。

そのような時はまず犬を自分に注視させるようにし、毅然とした態度で強く「いけない」と叱るようにします。すぐに吠えるのをやめた場合は、その場でしっかりと褒めてあげましょう。これを繰り返すことで、吠えてはいけないということを理解します。

噛み癖

ミニチュア・ダックスフンドの場合は2ヶ月~3ヶ月の時期に甘噛みを始めます。この時期にしっかりと甘噛みをしてはいけないことを教えてあげると、噛み癖はつかないといわれています。

噛み癖が付いてしまった場合は、噛んできた時にしっかりと顎を下からおさえ首を掴んで動きを止めます。暴れるような場合は動きがしっかりとおさまるまで離してはいけません。大人しくなったらゆっくりと離しすぐに褒めてあげましょう。

噛んでもよいおもちゃを与えてあげるのも、ストレスの発散につながり効果的です。

引っ張り癖

散歩の時に自分がリーダーだと思って飼い主を引っ張ってしまうような場合は、飼い主との上下関係をはっきりとさせてあげなければなりません。

引っ張り癖がある場合はリーダーウォークを覚えさせることが大切です。リーダーウォークの教え方はいろいろとありますが、歩いている時に犬が飼い主の前に出るような場合は犬の前を通るように方向を変えると良いようです。

掘り癖

ミニチュア・ダックスフンドの場合はどうしても穴に潜りこん猟をする習性があるため、掘り癖を治すことは難しいでしょう。無理にやめさせようとするとストレスからよけいにひどくなってしまうことも考えられます。

庭やベランダなどに掘ってもよい場所を作っておいて、そこでは十分に穴を掘らせてあげて欲求を満たしてあげるとよいようです。

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しつけの基本は飼い主のリーダーシップ

犬のしつけで1番大切なことは飼い主とその家族が常に犬よりも上位に立つことです。

犬は群れの中で生きていく習性を持っています。群れで生きていく動物は常に上下関係の中で生活をおこないます。一貫したルールの中で揺らがず常に守ってくれるリーダーのもとで生活することが、もっとも快適な生活環境なのです。

特にミニチュア・ダックスフンドのような猟犬の血筋の犬種は、飼い主との主従関係の中で生活することを好む傾向があります。その反面、飼い主が自分よりも強く自分のことを守れるリーダーなのかを試すようなところを持っています。

では常に飼い主とその家族が犬の上位に立ちリーダーシップをとっていくためには、どうしたらよいのでしょう。

まず犬を飼う前に家の状況を考えて、トイレの場所やケージの場所など犬の生活スペースを決めておきましょう。

次に犬と生活するための家族のルールを決めておきましょう。食事の時のルール、寝る時のルール、留守番をさせる時のルール、散歩の時のルールなど具体的に犬がしていいことと悪いことを家族で統一しておくとよいでしょう。

ただし犬の行動や個性を見ながら必要なルールを追加できるように、あまり細かいルールにはせず、絶対に守らせたいことだけを決めておくようにしましょう。

犬に対する接し方では特に叱り方、褒め方を家族で統一しておくとよいですね。おやつを与えて褒める人と言葉や態度で褒める人が一緒にいると、犬はそれだけで人に順列を付けてしまいがちです。

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社会性を身に付けることが大切

ミニチュア・ダックスフンドはやや神経質で臆病な面を持っている犬が多いようです。前述の吠え癖も猟犬としての警戒心からだけでなく、怖いから威嚇してしまうような場合も多いようですね。

最近では人と同じ様に犬のしつけにとっても社会性の勉強は必要であるといわれています。特に神経質で臆病な犬は早い時期から家族以外の人や他の犬と接する機会を作ってあげるとよいようです。

ワクチンや予防接種が終わった時期から、ドッグカフェやドッグランへ家族で出かけてみてはいかがでしょうか?愛犬も大好きな家族とのお出かけなら、楽しく人や犬との接し方を学ぶことができますね。

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