医療費が高くても安心!シー・ズーにおすすめのペット保険は?

病気やケガ、1秒でも早く治してあげたい!人なら公的な保険で守られているので、安心して病院へ行くことができますね。でもペットには公的な保険はありません。今回はシー・ズーについて高額な医療費や長期の通院が必要になる病気があるのか?おすすめのペット保険にはどのようなものがあるかなどを調べてみました。

 

シー・ズーのかかりやすい病気とは?

まずシー・ズーがかかりやすい病気について理解をしておきましょう。

どのような病気にかかることがあり、その際長期の通院や手術などの高額な治療が必要なのかを把握しておくことは、補償額などを比較する時に必要になります。また補償して欲しい病気なのに、補償の対象外になってしまっている病気もありますので、かかりやすい病気を理解しておくことはとても大切なことになります。

シー・ズーのかかりやすいをいくつかご紹介しましょう。

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気管虚脱

シー・ズーのような小型犬に多くみられる病気です。本来は筒状になっている気管が変形してしまい、呼吸困難を引き起こす病気です。症状が治まっても再発しやすい傾向があります。症状は呼吸困難、咳、よだれをたらすなどで、重度になると酸素不足からチアノーゼをおこします。

原因としては遺伝的なもの、肥満、加齢による気管周辺の筋力低下などが考えられます。

治療法としては軽度の場合は投薬によって症状を軽減させることができますが、重度の場合は酸素吸入や外科的な手術が必要になります。

皮膚疾患

シー・ズーに多い皮膚疾患は次のように言われています。

アトルギー性皮膚炎

ハウスダストや、ダニ、花粉などのアレルゲンが肌についたり、呼吸とともに吸い込んだりすることで発症する皮膚炎です。強いかゆみがあり赤みのある湿疹がひろがります。ひどくなると脱毛などの症状が現れます。根治の難しい病気で長期の通院が必用になることがあります。

脂漏性皮膚炎・マラセチア皮膚炎

マラセチア属の酵母によって引き起こされる皮膚炎の事です。犬の外耳道、肛門嚢、指の間、唇、皮膚粘膜に常駐している酵母で、はっきりとはわかっていませんが過剰な脂質の分泌や、宿主である犬の免疫力の低下などが原因で発症します。

皮膚のべとつきやフケの増加、発疹などの症状が現れます。また外耳道にも存在するので外耳炎の原因になることもあります。

免疫力の低下で発症することが考えられるので、脂漏性皮膚炎を発症した場合は他の病気からの併発の可能性があり、まず基礎疾患の治療をおこなう必要があることが多い病気です。

膿皮症

皮膚の上で菌が異常繁殖することで化膿し膿を排出している状態をいいます。表皮、真皮、皮下組織のどの個所でも発症する可能性があります。90%が犬と共生しているブドウ球菌が、皮膚の細菌バランスの崩れによって引き起こす病気です。

脂漏性皮膚炎と同様で細菌のバランスを崩す原因となった病気により併発している可能性があり、まず基礎疾患の治療をおこなう必要があることが多い病気です。

目の病気

シー・ズーは目の病気にかかりやすいことで知られています。シー・ズーが発症しやすい目の病気は次のとおりです。

乾性結膜炎(犬のドライアイ)

眼が大きくやや出っ張っているシー・ズーに多い病気です。目の表面が乾いて角膜と結膜に炎症が生じた状態のことです。

本来は眼球は薄い涙の膜である涙膜というもので覆われ、乾燥や外からの異物の侵入から守られているのですが、何らかの理由によって涙膜がとぎれてしまい、瞬きによる摩擦などから角膜や結膜が傷ついてしまう病気です。

症状は目やにの増加や結膜からの出血など、角膜炎や結膜炎と似た症状が現れます。

基本的には涙を促進する軟膏などの投薬や点眼によって治療がおこなわれます。投薬による効き目が薄い場合は外科的な治療が必要になる場合もあります。

緑内障

眼球内の眼圧が高まることによって網膜や視神経が圧迫され、視野が悪くなる状態のことです。眼圧が高まる原因は眼球内を循環している体液である房水の循環不良で、通り道である隅角の障害が引き起こすことが多いといわれています。

遺伝など先天的な要因で引き起こされることもありますが、ぶどう膜炎、全房出血、水晶体脱臼、眼球内腫瘍などから併発している可能性があります。

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シー・ズーにおすすめの保険は?

シー・ズーは見た目の華奢な印象とは裏腹に丈夫でタフな犬種だといわれています。かかりやすい病気の内容も、外科的な手術が必要な病気というよりは、どちらかというと長期の通院や投薬が必要なものが多いようです。

そのことをふまえて考えると次のような点に重点を置いて考えてみるとよいようです。

  • 長期通院の必要な病気に備え、通院の補償日数や回数が十分もしくは制限なしのもの
  • 比較的丈夫で長生きな傾向があるので、加齢による保険料の増加と補償のバランスのよいもの
  • 補償対象年齢が十分なものもしくは制限なしのもの

これらの事をふまえてシー・ズーにおすすめのペット保険を考えてみました。

アニコム損害保険(株)

ペット向け保険の業界大手の実績があり、動物病院との提携件数も多く会計の窓口でペット保険証を提示するだけで保険を使うことができるのが特徴です。

プランは2つのプランが用意されており、かかった医療費の70%を保険で負担してくれる「ふぁみりぃ70%プラン」と、50%を負担してくれる「ふぁみりぃ50%プラン」になります。

ただし通院・入院の利用回数に制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

PS保険

インターネット販売に特化した保険です。保険料が比較的安いが膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア、がんなどの治療費も対象となっており、保険料と補償内容のバランスがよい保険となっています。保険金の支払いが平均3.6日と早いのも特徴です。ただしアニコムと同様通院・入院の回数制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

プランは医療費の負担%にあわせて「50%補償プラン」「70%補償プラン」「100%補償プラン」の3つが用意されています。

ペッツベスト少額短期保険(株)

アメリカの獣医師Dr.ジャック・スティーブンスが設立したペット保険です。加齢による保険料の増加がゆるやかなこと、手術・入院・通院の1日の限度額がないのが特徴です。またどのプランを選択しても医療費の80%を保険で負担してくれます。

ペッツベストのペット保険には病気とケガを補償する「ペット医療保険」とケガを補償する「ペット傷害保険」の2つの種類があり、「ペット医療保険」には保険料は高くなりますがしっかりと備えることができる「ファーストプラン」と、手ごろな保険料でバランスよく補償してくれる「ベーシックプラン」があります。

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PS保険と同様にインターネットでの販売に特化した保険です。保険料が安く加齢による保険料の増加も緩やかなのが特徴です。通院補償には日数の制限がありますが、入院補償には限度額が設けられているものの日数制限はありません。また、先天性の病気や予防接種などで予防できる病気以外は補償の対象となっており、保険料とのバランスがとれた補償内容になっています。

保険プランは「フリーペットほけん」1つだけで、医療費の補償は50%となります。

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何をどう補償して欲しいのか

今回ご紹介した保険はシー・ズーが比較的丈夫で、手術が必要な病気よりも通院や投薬が必要な病気に備えた方がよいとの観点から、保険料が安く補償とのバランスがよい保険を選んでみました。

しかし保険に対する考え方は人によって異なります。自分たちがどのような時に保険を使用したいのかを考えることが、失敗しない保険選びの第1歩です。

例えば若いうちはケガの補償が手厚いものを、高齢になってきたら通院や入院の手厚いものがいいと考えるならば、途中で切り替えることができるような保険を選ぶか、どちらもほどほどに補償してくれる保険を選ぶことになりますね。

このように具体的な例を挙げて考えてみるとわかりやすいと思います。

またどんなに補償内容が素晴らしくても、自分たちの経済力に見合っていなければ先々加齢によって保険料が増加した時に支払いが大変になってしまいます。特にシー・ズーの場合は長生きの傾向があるので、先々どのくらい保険料が上がっていくのかも考慮して選ぶ必要があります。

補償して欲しい内容と経済的に無理のない保険料のバランスが1番とれている保険が、自分たちに最も適した保険ということになるのだと思います。

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