2016年9月14日更新

【動物看護師が解説】猫のストレス解消法ってどんなこと?

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

猫は神経質でストレスに弱い生き物です。突然の来客や外出などがあると、途端に食欲がなくなってしまったり、お腹を下してしまったりすることがあります。しかし人間と暮らす上で、通院のための外出や長期の留守のためのペットホテルなど、ストレスをかけたくなくてもかけてしまう状況におかれてしまうのは仕方ないことでもありますよね。

では、ストレスばかりかけてしまったな、と思う時はどんな風に過ごしてストレス発散をさせてあげれば良いのでしょうか。

 

ストレスをかけないことは難しい

言葉を話すことができれば、どんなことが嫌で、このくらいのことなら我慢できる、慣れてきたから大丈夫、といったことを理解し合うことができますが、現実はそういうわけにもいきませんよね。これくらいなら大丈夫かな?と思っていたことでも、ひどくストレスを抱えて、毛をむしり取ってしまったり、体調を崩してしまったりすることがあります。

中には飼い主さんの外出をストレスに感じたり、食器を洗う時のカチャカチャした高い音がストレスであったり、ドライヤーがだめ、チャイムがだめ、レンジの電子音がだめなど、人間と共存するためには猫も様々なストレスを抱えていることを理解してあげることが大切です。個体によりストレスを感じる事柄はそれぞれなので、態度や表情などで、もしかしたら?と思うことがあれば覚えておきましょう。

猫のストレス発散方法は?

猫のストレス発散方法は、ずばり”何もしないこと”です。好きなだけ寝せてあげ、好きなだけ抱いてあげ、好きなだけ撫でてあげればよいのです。それも、こちらから積極的にするのではなく、猫が求めてきたら飽きるまで応えてあげましょう

来客はもちろんのこと、荷物が届いたり、飼い主さんが外出したりしてバタバタすることのないようにしてあげてください。ただゆっくりと、気ままに1日を過ごしてみてください。猫だけでなく、飼い主さんも良いストレス発散になるはずです。

 

日常が最高のプレゼント

特別なご飯を用意したり、大きな公園に出かけたり、そんなに意気込むことはありません。猫にとっては、静かな、いつも通りの生活が一番安心できる最高の時間なのです。

飼い主さんも疲れたな、と感じた時、家事や外出は控えて猫と一緒にダランと1日を過ごしてみてください。一緒に寄り添って寝てみたり、離れて日向ぼっこをする姿を眺めてみたり、撫でて欲しいと寄ってきたら少しだけ付き合ってあげてください。猫がくれる癒しは飼い主さんへの最高の息抜きになり、その時間は猫にとっても最高のプレゼントとなることでしょう。