2016年9月16日更新

【動物看護師が解説】トリミングの予約で伝えたほうがいいこと

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

愛犬愛猫のトリミングは、可愛くなって帰ってくるので楽しみにしている飼い主さんも多いでしょう。しかし、トリミングと怪我は表裏一体であり、心配事を多く抱えている飼い主さんも少なくないはずです。良い子にできるか?吠え続けて作業にならないのでは?嫌がって噛まないか?これらの心配事は一体いつ伝えれば良いのでしょうか?逆に口に出さず黙っていた方が良いのでしょうか。

 

基本的に聞かれたことに答えれば大丈夫

電話や口頭で予約をする際は、特にこんな性格で、あんなことが苦手で、落ち着きがなくて…と事細かに説明する必要はありません。伝えたとしても、トリミング当日の担当者にきちんと申し送りがされているかはわからず、予約の時にした雑談程度に捉えられてしまうと重要な情報でも聞き流されてしまうことがあります。きちんと担当者に伝えたい事柄は予約の時でなく、預ける時にしましょう

性格については預ける時に

上記にも書きましたが、予約の際に一生懸命事細かに説明してもうまく伝わらないことがあるので、何か伝えたいこと、気をつけてほしいことがあれば、必ず預ける時に説明するようにしましょう

どんなことを伝える?

作業をする人に危害が及ぶ可能性のあることは必ず伝えるべきです。

例えば、

  • 爪切りや耳掃除などの特定の作業が嫌い
  • 嫌になると噛み付く
  • 男の人(あるいは女の人)だと性格がキツくなる
  • 高いところから平気で飛び降りる
  • 車、自転車が嫌い

などです。

嫌いな作業をされることにより、トリマーさんに噛み付いたりして怪我をさせてしまうこともありえます。反対に、噛み付いたものがバリカンやハサミだと口の中を切ったり犬猫側が怪我をすることも考えられます。双方のためにも、怪我の原因、トラブルの原因となりそうなことは伝えておくのが無難です

大人しく作業させてくれていても、ガラスの向こうに自転車や車が横切って突然興奮しだしたり、ほんのちょっとの隙を狙って高いトリミングテーブルから飛び降りようとする可能性もあります。性別の好き嫌いがあるのであれば、嫌いな性別のトリマーさんに作業をしてもらうのは避けてもらいましょう。

普段の様子を一番知っているのは飼い主さんです。愛犬愛猫のトリミングを安全に済ませるためにも、怪我やトラブルの原因となりそうな行動はチェックしておいた方が良いでしょう。

 

特記事項があれば予約時に伝える

基本的には予約時にサロンから聞かれることですが、もし聞かれずに下記の条件に当てはまるようであれば自分から伝えるようにしましょう。

  • 汚れがひどい
  • 毛玉がひどい
  • 治療中の病気がある

汚れや毛玉は作業時間が大幅に伸びてしまう可能性があるので、予約時に伝えて時間を多めに取ってもらうのが良いでしょう。治療中の病気があれば、何の病気なのか、どんなことを気をつければいいのかをちんと伝えましょう。

わからなければ、かかりつけの動物病院にトリミングの際の注意点があるかどうかを確認しましょう。

お互いが気持ち良いものになるように

愛犬愛猫に怪我を負わされたり、逆に怪我をさせてしまったりすると、気持ち良いものではないですよね。またそのサロンに行くことすら気が引けてしまうことでしょう。怪我をさせないことがトリマーさんのプロとしての技術ですが、それだけでは補いきれない犬猫の突発的な動き、性格などがありますから、作業の協力をするつもりで、トリマーさんのため、愛犬愛猫のためになるようなことはしっかりと伝えておいてくださいね。