2016年11月2日更新

フサフサの毛並みを保つポメラニアンのシャンプー方法

ポメラニアンの最大の魅力はなんといってもフワフワでフサフサの豊かな毛並みですね。立派な飾り毛の付いた尻尾をふりながら歩く姿は、胸がキュンとするほど可愛らしいものです。そんなポメラニアンの魅力的な毛並みを保つためには正しいシャンプーが不可欠!今回はポメラニアンのシャンプー方法について調べてみました。

ポメラニアンの毛質を理解しよう

ポメラニアンの魅力である豊かな被毛は、ダブルコートという上毛(トップコート)と下毛(アンダーコート)の2層の構造になっています。

一般的にはダブルコートの犬種は下毛が抜け替わるため抜け毛が多いといわれています。特に春から夏と秋から冬にかけての換毛期には、体を振るだけで毛が舞うほどの抜け毛が出るといわれています。

ポメラニアンも例外ではなくとても抜け毛が多い犬種になります。特に換毛期にブラッシングをすると、小さな体のどこからそんなに抜けたのかと思うほどの抜け毛の量になるといわれています。

ダブルコートの犬種の場合は死毛となった下毛をしっかりと取り除いておかないと、毛玉の原因になるだけでなく、カビや菌、寄生虫の温床になり皮膚病につながってしまうこともあります。

死毛をしっかりと取り除いて被毛の中の風通しをよくしてあげるためにも、毎日のブラッシングと定期的なシャンプーやトリミングが必要になるのです。

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シャンプーの仕方

ポメラニアンの豊かな被毛をシャンプーすることはなかなか大変な仕事です。サッと水を流した程度では、上毛にはじかれて下毛や皮膚まで濡らすことはできません。

ポメラニアンのシャンプーの場合は1つ1つの行程でしっかりと上毛をかき分けて、下毛や皮膚まできれいになるように行う必要があります。

具体的なシャンプーの手順は次のとおりです。

ブラッシング

シャンプーをする前にはしっかりと抜け毛を取り除くためにブラッシングをします。

まず被毛のもつれや毛すきに効果があるスリッカーブラシを使用して、体全体の抜け毛の除去と毛の絡みをほぐしてあげます。この時もしっかりと上毛をかき分けながら下までブラシが届くようにしましょう。

ただしスリッカーブラシは強く皮膚に押し付けると、皮膚を傷めてしまいます。梳く時は皮膚に平行になるように梳いていきましょう。

梳かしにくい耳や足のつけ根部分はピンブラシを使って毛並みに逆らうようにブラッシングしましょう。最期にコームを使用して毛玉や毛のもつれが残っていないかを確認します。

ブラッシングでしっかりと毛玉やもつれをとらずにシャンプーをしてしまうと、フェルトのような状態になってしまいます。梳き残しがないようにしっかりとブラッシングをしましょう。

シャワー

シャワーの前に肛門腺を絞ります。尻尾を持ち上げて肛門の斜め下をつまんでしぼり上げます。臭い液体が出ますので洗い流してあげましょう。

使用するお湯はややぬるめの(36℃~38℃)に設定しておきます。毛の表面だけでなく皮膚までしっかりとお湯を行きわたらせるために、シャワーヘッドを体に密着させて滑らせるようにシャワーをするとよいようです。

顔や頭部は濡れたスポンジなどを使用して濡らしてあげると目や鼻、耳に水を入れてしまう心配がないので便利です。

シャワーを怖がる犬の場合は顔から遠いお尻や足元の部分から徐々に前へと濡らしていきましょう。慣れている犬の場合は頭部から順に前から後ろ上から下へ流していきます。

ポメラニアンの場合は長い毛にウンチのこびりつきが残っている場合があります。そのような時は無理に引っ張らずに、シャワーで濡らして柔らかくしてからとってあげましょう。

White pomeranian dog close up

シャンプー

シャンプーに慣れていない犬の場合はお尻から順に後から前へ上から下への順に洗って行きます。シャンプーに慣れて怖がらない場合は顔から順に前から後ろへ上から下への順位洗って行くとよいでしょう。

使用しているシャンプー剤が希釈が必要なものの場合は、シャンプーの前にぬるま湯などで希釈をして用意しておきましょう。

すすぎはできれば頭部の高い位置から流すとすすぎ残しが少ないのですが、嫌がるような場合はお尻から順に流していっても大丈夫です。指の間などの細かい部分にシャンプーが残らないように注意します。

リンス・コンディショナー

リンスもしくはコンディショナーを体全体に馴染ませていきます。

できれば頭部の高い位置から流していくと自然と体全体に広がっていくのですが。慣れていなくて怖がるような場合はお尻から順に手で流していってあげましょう。

全体に馴染んで来たら手でもむように毛に馴染ませていきます。

最期に毛の流れに沿ってすすいでいきますが、これも怖がる場合は顔から遠いお尻から順にすすいでも大丈夫です。足の裏や指の間などはコンディショナーがたまりやすいので注意しましょう。

ドライヤー

シャンプーをした後は自然乾燥させずにドライヤーを使用してしっかりと乾かしていきます。給水タオルで水分をとったあと、バスタオルを使用して全体を拭いていきます。あまりこすらないのがコツのようです。

スリッカーブラシで毛の根元からまっすぐ毛をのばすように梳きながら、根元からしっかりと乾くようにドライヤーを当てていきます。最期にコームを使用して毛玉やもつれがないか確認しながら、被毛に艶を出してあげましょう。

犬の皮膚は人の皮膚よりもはるかに薄いので、ドライヤーをあてる時はやけどに注意が必要です。温風を使用する場合は犬から離して手で温度を確認しながらあてていきましょう。心配な場合はドライヤーの冷風を使用して乾かしても大丈夫です。

ポメラニアンにおすすめのシャンプーは?

「低刺激な人の赤ちゃん用のシャンプーならいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。犬の肌は人間の赤ちゃんの皮膚よりも薄くて敏感です。たとえ赤ちゃん用のシャンプーでも、人のシャンプーでは犬には刺激が強すぎるので、必ず犬用のシャンプーで洗ってあげましょう。

ここでは人気の高い犬用のシャンプーをいくつかご紹介します。

ノバルサン

アメリカで開発された信頼ある薬用シャンプーです。殺菌作用の高いクロルヘキシジンを配合しており皮膚や被毛の殺菌効果があり、膿皮症、真菌症などの皮膚炎に有効だといわれています。また低刺激なので子犬でも使用できます。(皮膚炎を患っている犬に使用する場合は、必ずかかりつけの獣医師の指導の下で使用してください。)

APDC

オーストラリアの植物科学者と共同開発された、植物が本来持っている力を最大限に引き出したシリーズになっています。100%無農薬のティーツリーを主成分に、ユーカリ、シトロネラなど厳選された複数のハーブを使用しています。

ラファンシーズ

犬のスタイルや皮膚の状態にあわせて選ぶことができるようになっています。トリミングサロンなどでも多く使用されているシャンプーで、高品質のシャンプーとして定評の高い物になります。

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適切なシャンプーの頻度は?

ポメラニアンのきれいな被毛を保つためには月に1回~2回、夏場は汗や皮脂の分泌が増えるので月に2回~3回の頻度が丁度良いといわれています。

ついつい被毛が多いのでシャンプーの回数も多くする必要があるように思ってしまいがちですが、あまりシャンプーの回数を増やしてしまうと皮膚に必要な皮脂まで落としてしまい、かえって毛の艶やハリをなくしてしまう結果になってしまうようです。

ただし長毛で密集した被毛しているポメラニアンは、散歩やドッグランへ連れて行ってあげると、草やゴミ場合によってはダニなどの寄生虫が付いてしまうことがあります。ブラッシングをしてもなかなか汚れが落ちない場合は、シャンプーはせずにシャワーやお風呂で汚れを流してあげるとよいですね。

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