2016年11月23日更新

愛犬の万が一に備えるヨークシャー・テリアにおすすめのペット保険は?

愛犬に健康で長生きをしてもらうためには日頃の健康管理が大切です。でもどんなに注意をしていても病気になってしまうことだってあります。いざ病院に行ったら高額な医療費でびっくり!なんてことになったら大変ですね。そんな万が一に備えて今回はヨークシャー・テリアにおすすめのペット保険について調べてみました。

ヨークシャー・テリアのかかりやすい病気とは?

保険を選ぶ際はまず何をどう補償して欲しいのかを考える必要があります。そのためにはかかりやすい病気にはどのようなものがあるのか?治療費はどのくらいかかるのか?入院や手術などが必要なのか?などを理解しておく必要があります。

ヨークシャー・テリアがかかりやすいといわれている病気をいくつかご紹介します。

膝蓋骨脱臼

後ろ足の膝蓋骨(膝のおさら)が脱臼(ずれたり外れたり)してしまう病気です。骨や筋肉の形成異常で起こるような場合は先天性、高いところから落ちるなどがきっかけで発症する場合は後天性といいます。

症状としてはスキップのような歩き方をする、脱臼した足をかばい3本の足で歩く、つま先立ちのような歩き方をする、膝が腫れている、歩きたがらない、立ち上がりにくそうにするなどがあります。

治療法としては膝蓋骨を正常な位置に戻す手術を受けるのですが、あまり病気が進行してしまうと骨が変形してしまい、手術に適さない状態になってしまうことがあります。そのため早期発見、早期手術が必要になる病気です。

この病気は手術費用、通院介護の費用が高額になることが多く、補償対象外になっていることがある病気です。ペット保険を選ぶ際には補償内容を確認する必要があります。

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気管虚脱

ヨークシャー・テリアのような小型犬に多くみられる病気です。本来は筒状になっている気管が変形してしまい、呼吸困難を引き起こす病気です。症状が治まっても再発しやすい傾向があります。症状は呼吸困難、咳、よだれをたらすなどで、重度になると酸素不足からチアノーゼを起こします。

原因としては遺伝的なもの、肥満、加齢による気管周辺の筋力低下などが考えられます。

治療法としては軽度の場合は投薬によって症状を軽減させることができますが、重度の場合は酸素吸入や外科的な手術が必要になります。

低血糖症

血液中の糖分(グルコース)が少なくなり細胞への栄養供給が不完全になってしまう病気です。血液中の糖分の値つまり血糖値はさまざまな器官によって常に一定に保たれているのが正常な状態です。

血糖値を一定に保っている主な器官は脳の視床下部、膵臓、肝臓、副腎などですが、これらのどこかの器官に異常があると低血糖症が発症します。また血糖の元となる栄養素が食事でしっかりと摂れていなかったり、食事量と運動量のバランスが取れていない場合にも発症します。

症状としてはぐったりとする、痙攣を起こす、下半身が動かなくなるなどがあり、重症化すると意識を失ったり、失明をする恐れがあります。

主には糖分の補給のため子犬の場合はブドウ糖液を与える、成犬の場合は吸収のよい食事に変えるなど食事療法によって血糖値の改善をおこないます。肝臓や副腎などの器官に異常があって低血糖が発症している場合は、まずその器官に発症している基礎疾患の治療がおこなわれます。

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ヨークシャー・テリアにおすすめの保険は?

ヨークシャー・テリアは肝臓、消化器、皮膚、耳、目の疾患が多く、特に肝臓と消化器、皮膚、目の疾患は他の犬種の平均件数よりも多いといわれています。これらの器官の病気は手術が必要になることが多く、入院なども含めると高額な医療費がかかる可能性が高くなります。

手術や入院が必要な病気が多いことを考えた場合、ヨークシャー・テリアにあった保険を選ぶ場合は次のような点を考慮するとよいようです。

  • 膝蓋骨脱臼、骨折、白内障などの高額治療が補償内容に入っているもの
  • 回数制限よりも1日の支払額に注目して、手術・入院補償の手厚いもの
  • 長期通院の必要な病気に備え、通院の補償日数や回数が十分もしくは制限なしのもの

このような点ふまえてヨークシャー・テリアにおすすめの保険を考えてみました。

アニコム損害保険(株)

ペット向け保険の業界大手の実績があり、動物病院との提携件数も多くお会計の窓口でペット保険証を提示するだけで保険を使うことができるのが特徴です。

プランは2つのプランが用意されており、かかった医療費の70%を保険で負担してくれる「ふぁみりぃ70%プラン」と、50%を負担してくれる「ふぁみりぃ50%プラン」になります。

ただし通院・入院の利用回数に制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

GIガーデン少額短期保険・いぬとねこの保険

年間補償額はプランによって決まっていますが、支払い回数の制限や1日当たりの限度額などの制限がないのが特徴です。谷型保険料体系という独特の保険料計算をおこなうので、0歳から3歳までは保険料が下がっていき、3歳から加齢による保険料加算がはじまるのも特徴的です。

プランは保険料はやや高くなりますが入院、通院、手術のすべてを補償してくれ賠償責任特約の付帯も可能な「プラチナ90%プラン」「プラチナ70%プラン」「プラチナ50%プラン」、通院に特化した補償内容で賠償責任特約の付帯も可能な「ゴールド90%プラン」「ゴールド70%プラン」「ゴールド50%プラン」、手術のみを補償する「パール70%プラン(使用回数に制限有)」の7つのプランがあります。それぞれの%は医療費の負担%をあらわしていて、90%プランを選択した場合は医療費の90%を保険で負担してくれます。

ペット&ファミリー少額短期保険(株)

太陽生命や大同生命などのT&Dグループが手掛けているペット保険なので安心感があり、1日あたりの支払限度額、支払い回数に制限がないのが特徴です。

4つのプランが用意されており1日あたりの免責金がなく保険料と補償内容のバランスが取れている「ペット保険げんきナンバーわんプラン70」「ペット保険げんきナンバーわんプラン50」、「ペット保険げんきナンバーわん」よりもやや安い保険料で、1日あたりの免責金額が3,000円となりますが、股関節脱臼、膝関節脱臼、膝蓋骨脱臼、病理組織学検査料が補償される「ペット保険げんきナンバーわんSlimプラン70」「ペット保険げんきナンバーわんSlimプラン50」があります。

PS保険

インターネット販売に特化した保険です。保険料が比較的安いが膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア、がんなどの治療費も対象となっており、保険料と補償内容のバランスがよい保険となっています。保険金の支払いが平均3.6日と早いのも特徴です。ただしアニコムと同様通院・入院の回数制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

プランは医療費の負担%にあわせて「50%補償プラン」「70%補償プラン」「100%補償プラン」の3つが用意されています。

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自分たちの考えを具体的にまとめておきましょう

今回ご紹介した保険は手術や入院のリスクが高いヨークシャー・テリアの場合は、特に高額になる病気に対応していて、治療費だけでなく入院費の補償も手厚いものという観点からご紹介させていただきました。

しかし保険で補償して欲しい内容や場面は人それぞれに考え方が異なるものだと思います。

例えば子犬と老犬では生活の仕方も違い、それに伴って気を付けなければならないケガや病気も異なります。基本的には長生きの傾向があるヨークシャー・テリアですから、手術や入院だけでなく幅広い補償で加入年齢に制限のない保険がよいという考え方もあるでしょう。

まず自分たちがどのような状態の時にどこまで補償して欲しいのか?どこまでは自分たちで備えることができ、どこから保険で補償して欲しいのか?を具体的にまとめておくことが、失敗しない保険選びの第1歩になると思います。

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