貴族たちのコンフォータースパニエル癒しのキャバリアのしつけについて

チュダー王朝時代にはコンフォータースパニエルつまり癒しのスパニエルと呼ばれ、足や膝を温めノミやダニから飼い主を守ってきた歴史を持つキャバリア。よく家庭犬として飼育するのに最適だといわれていますね。今回はそんなキャバリアについてどのような性格なのか、しつけ方のコツについてなどを調べてみました。

 

キャバリアの性格は?

キャバリアが家庭犬として飼育することに向いていて、飼育初心者でも比較的飼いやすい犬種だといわれる理由は、性格的にしつけがしやすい犬種だからだといわれています。

キャバリアの性格としてよくあげられるのは優しく穏やかで、飼い主に対して愛情深い性格であるというものです。あまり激することのない物静かなところがあり、無駄吠えや噛み癖もつきにくいようです。

だからといって大人しいというわけではありません。特に外に出かけた時などは好奇心旺盛で遊ぶことが大好きな面もあり、とても愛嬌のある仕草を飼い主にみせてくれます。

人に対してあまり人見知りをすることがなく、他の犬や動物に対しても攻撃性は弱く友好的な犬種なので、しつけができていればドッグランやドッグカフェなど人や動物が集まる場所へも連れて行きやすいところも、家庭犬として人気の高い理由かもしれません。

犬_素材2821585840_81028df03b_z
 

キャバリアのしつけで大切なポイントは?

穏やかで優しい性格をしているキャバリアの場合は、叱って教えるよりもできたことを褒めてあげるしつけの方が、効果的だといわれています。

飼い主に対して愛情深いキャバリアは、飼い主を喜ばせることが大好きです。しつけでもその性格をいかして、教えたことができた時は「すごいね!」「よくできたね!」とはっきりと褒めてあげるようにしましょう。飼い主が喜んでいると感じるとしつけに対しより意欲的に取り組むようになってくれます。

逆に悪いことを教えるために叱るような場合は、悪いことをしたその場で短く「いけない」や「No」と叱ってあげましょう。あまり時間をおいてしまったり、長く叱ったりすることは逆効果になってしまいます。

キャバリアのしつけでもっともしてはいけないことは、叱る際に体罰を与えてしまうことです。キャバリアにとって飼い主から受ける体罰は、大切に思っていた人からの裏切り行為だと感じてしまうことがあるようです。1度そう感じさせてしまったら、これまでに築いてきた信頼関係が崩れてしまい、飼い主に対して萎縮してしまったり反発をするようになってしまうので、その後のしつけが難しくなってしまいます。

遊び好きな面のあるキャバリアのしつけはできないことにイライラするよりも、飼い主も犬も楽しく遊び感覚を持ちながら繰り返し行うことが効果的なようです。

 

最初の関門トイレトレーニング

子犬を迎えて1番最初の関門はトイレのトレーニングですよね。

子犬を受け渡された時にはまずトイレトレーニングの状況を確認しておきましょう。ケージの中に敷き詰めた新聞紙の上に自由にさせていたような場合は、迎え入れてから1からのトレーニングになりますので、1ヶ月~2ヶ月は失敗をすることもあると覚悟しておく方がよいですね。

1からトレーニングする場合は、まず家の中のトイレの位置を決めて、動かさないことが重要です。できないからといってあちこちに動かしてしまうと、逆に子犬が混乱してしまいます。1度決めた場所で根気強く教えてあげましょう。

キャバリアはきれい好きな犬種なので、寝る場所とトイレの場所はしっかりと離れていることを好みます。そのことを頭に置いてトイレの場所を決めてあげましょう。

トイレの位置が決まったら子犬の様子をよく観察して、お尻を下げたり臭いを嗅ぎながらクルクル回るなどトイレの兆候がみられたら、トイレの方へ連れて行ってあげて「ワン・ツゥ」と繰り返し優しく声をかけながらするように促します。できたらしっかりと褒めてあげましょう。

失敗しても叱らずに目をあわせたり声をかけずに、静かに失敗したおしっこやウンチを片付けます。トイレには入っていたけど場所が外れてしまったような場合は、失敗ではないので褒めてあげましょう。その時に叱ったり無視したりすると、失敗したと勘違いしてトイレではしてはいけないと思ってしまいます。

おしっこをしたトイレシーツはすぐに捨てずに、次のおしっこがうまくできるまでそのままにして臭いを残しておきます。失敗をしなくなったらおしっこをしたその場で片づけてしまっても大丈夫です。

逆にある程度できるようになっていた場合は、今までトレーニングをしていた環境にできるだけ似たトイレの環境を作ってあげるとスムーズです。受け渡しの際によく聞いておきましょう。

また臭いの付いたトイレシーツやマットなどがいただける場合は、いただいて新しいトイレに敷いてあげると、自分の臭いに安心して新しい家に馴染みやすいですし、トイレも成功しやすくなります。

トイレトレーニングはもっとも忍耐力のいる作業です。飼い主が焦ってしまうことが1番失敗につながってしまうので、気長に根気強く教えてあげましょう。

素材dog-481295_640
 

犬を混乱させないためにしておきたいこと

上下関係のはっきりとした規律正しい生活を好む犬にとって、しっかりとしたリーダーのもとで一貫したルールにのっとって生活をすることは快適な環境になります。逆にしっかりとしたルールがなくリーダーがいないような環境だと、ストレスを感じてしまうようです。

穏やかな性格のキャバリアの場合はあまり問題行動を起こすことはないのですが、犬の問題行動といわれるもののほとんどが、飼い主からリーダーとしての権利を奪おうとする際におこなわれる行為だといわれています。

つまり犬に問題行動を起こさせないためには、常に飼い主とその家族が犬の上位に立ち、犬が安心して自分の身を預けることができるリーダーシップを発揮してあげることが不可欠なのです。

犬にストレスを与えないように、常に飼い主とその家族が犬の上位に立ちリーダーシップをとっていくためには、どうしたらよいのでしょう。まず犬を飼う前に家の状況を考えて、トイレの場所やケージの場所など犬の生活スペースを決めておきましょう。

次に犬と生活するための家族のルールを決めておきましょう。食事の時のルール、寝る時のルール、留守番をさせる時のルール、散歩の時のルールなど具体的に犬がしていいことと悪いことを家族で統一しておくとよいでしょう。

ただし犬の行動や個性を見ながら必要なルールを追加できるように、あまり細かいルールにはせず、絶対に守らせたいことだけを決めておくようにしましょう。

犬に対する接し方では特に叱り方、褒め方を家族で統一しておくとよいですね。おやつを与えて褒める人と言葉や態度で褒める人が一緒にいると、犬はそれだけで人に順列を付けてしまいがちです。

素材cavalier-king-charles-spaniel-988873_640

優しさと厳しさのバランスが大切

愛犬を叱った時にしょんぼりと頭を下げている姿や潤んだ目で見つめられると、ついつい叱ったその場で抱っこしてしまったりなでてしまいがちですね。特に子犬の頃は愛らしくて叱りにくいものです。

でも甘やかしてばかりいると逆に犬は家族の中での自分の位置がわからなくなって、不安になってしまうこともあるようです。可愛そうなように感じてしまいますが家族のルールに従って厳しくしてあげることは、実は犬にとって心地よい生活でもあるのです。

ルールを守ったらいっぱい褒めてあげる、いけないことをした時は厳しく叱る、遊ぶ時は一緒にたっぷりと楽しむ、そんなメリハリのあるバランスのとれた生活がお互いに気持ちのよい生活なのではないでしょうか。

関連記事