2017年5月17日更新

いざという時に備えておくマルチーズにおすすめのペット保険について

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編集部

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マルチーズは小柄で華奢な見た目からなんとなく体が弱いイメージを持つ方も多いと思いますが、実は長寿の傾向がある犬種なのです。長く生きるということはそれだけ高齢による病気のリスクが高くなるということでもあります。そんなマルチーズの万が一に備えるおすすめのペット保険について調べてみました。

 

マルチーズのかかりやすい病気とは?

ペットの保険を選ぶ時はまずかかりやすい病気をよく理解しておく必要があります。

病気の内容やかかりやすい年齢、治療方法などを理解した上で、どの病気の何を補償して欲しいのか、そのためには保険のどこを重視して選ぶべきなのかを考えるためです。

マルチーズのかかりやすい病気をいくつかご紹介しましょう。

膝蓋骨脱臼

マルチーズなどの小型犬に多い病気です。

後ろ足の膝蓋骨(膝のおさら)が脱臼(ずれたり外れたり)してしまう病気です。骨や筋肉の形成異常で起こるような場合は先天性、高いところから落ちるなどがきっかけで発症する場合は後天性といいます。

症状としてはスキップのような歩き方をする、脱臼した足をかばい3本の足で歩く、つま先立ちのような歩き方をする、膝が腫れている、歩きたがらない、立ち上がりにくそうにするなどがあります。

治療法としては膝蓋骨を正常な位置に戻す手術を受けるのですが、あまり病気が進行してしまうと骨が変形してしまい、手術に適さない状態になってしまうことがあります。そのため早期発見、早期手術が必要になる病気です。

この病気は手術費用、通院介護の費用が高額になることが多いのですが、保険の補償対象外になっていることがある病気です。ペット保険を選ぶ際には補償内容を確認する必要があります。

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僧帽弁閉鎖不全症

心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁が変性し閉まらなくなってしまうことで、左心室から左心房への血液が逆流してしまう病気です。若年の犬よりも老齢の犬での発症率が高い病気です。

初期の症状はあまりなく健康診断などで発見されることが多いようですが、進行してくると散歩中や夜中などに咳が出る、疲れやすい、運動を嫌がるなどの症状がみられるようになります。重度になると肺水腫を引き起こし呼吸困難になることもあるようです。

現在は根治させる治療法がなく症状の緩和と病気の進行を抑えるため、投薬や運動制限、食事療法による体重管理など内科的な治療が主になります。1度発症すると生涯にわたって経過観察や投薬などの治療が必要になる病気です。

緑内障

眼球内の眼圧が高まることによって網膜や視神経が圧迫され、視野が悪くなる状態のことです。眼圧が高まる原因は眼球内を循環している体液である房水の循環不良で、通り道である隅角の障害が引き起こすことが多いといわれています。遺伝など先天的な要因で引き起こされることもありますが、ぶどう膜炎、全房出血、水晶体脱臼、眼球内腫瘍などから併発している可能性があります。

外耳炎

外耳道に炎症が起こっている状態のことで外耳道炎とも呼ばれています。寄生虫やアレルギー、過剰な耳垢や被毛などの異物による炎症、ブドウ球菌などの細菌感染などが原因で発症します。特にマルチーズのような垂れ耳の犬種は、耳の中の風通しが悪く蒸れやすいため発症しやすい病気です。

症状としては耳から悪臭がする、耳をしきりに触りたがる、頭を振る仕草が多くなるなどがあります。

治療法は外耳炎を起こしている原因によって異なりますが、多くが投薬によって症状を軽減していく治療が主になります。

犬の免疫介在性溶血性貧血・IMHA

体に侵入した病原菌などを退治するためにある免疫システムが、自分の赤血球を破壊してしまうことによって起こる貧血のことです。ウィスルや細菌の感染、抗生剤やワクチンなどの薬剤による副作用などが原因だといわれていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

症状としては元気がなくなる、疲れやすくなる、運動を嫌がるまたは運動をすると息が切れるようになるなどの一般的な貧血の症状の他に、水をよく飲む、おしっこの回数が増える、食欲不振や嘔吐などの症状が現れます。

治療法としては投薬によって免疫システムを抑えていくことが主になりますが、症状が重い場合は輸血をおこなう場合もあります。治療が始まると長期の通院・投薬は必要になることが多い病気です。

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マルチーズにおすすめの保険は?

長生きの傾向のあるマルチーズの場合は高齢になってから発症する可能性がある病気に備えておきたいところです。

また小型犬の特徴としての膝蓋骨脱臼や骨折など、関節や骨の病気やケガも多いことなどを考慮すると、次のような点に注意をして保険を選ぶとよいようです。

  • 膝蓋骨脱臼、骨折、白内障などの高額治療が補償内容に入っているもの
  • 比較的丈夫で長生きな傾向があるので、加齢による保険料の増加と補償のバランスのよいもの
  • 長期通院の必要な病気に備え、通院の補償日数や回数が十分もしくは制限なしのもの

考慮すべき点をふまえてマルチーズにおすすめの保険を考えてみました。

アニコム損害保険(株)

ペット向け保険の業界大手の実績があり、動物病院との提携件数も多くお会計の窓口でペット保険証を提示するだけで保険を使うことができるのが特徴です。

プランは2つのプランが用意されており、かかった医療費の70%を保険で負担してくれる「ふぁみりぃ70%プラン」と、50%を負担してくれる「ふぁみりぃ50%プラン」になります。

ただし通院・入院の利用回数に制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

GIガーデン少額短期保険・いぬとねこの保険

年間補償額はプランによって決まっていますが、支払い回数の制限や1日当たりの限度額などの制限がないのが特徴です。谷型保険料体系という独特の保険料計算をおこなうので、0歳から3歳までは保険料が下がっていき、3歳から加齢による保険料加算がはじまるのも特徴的です。

プランは保険料はやや高くなりますが入院、通院、手術のすべてを補償してくれ賠償責任特約の付帯も可能な「プラチナ90%プラン」「プラチナ70%プラン」「プラチナ50%プラン」、通院に特化した補償内容で賠償責任特約の付帯も可能な「ゴールド90%プラン」「ゴールド70%プラン」「ゴールド50%プラン」、手術のみを補償する「パール70%プラン(使用回数に制限有)」の7つのプランがあります。それぞれの%は医療費の負担%をあらわしていて、90%プランを選択した場合は医療費の90%を保険で負担してくれます。

PS保険

インターネット販売に特化した保険です。保険料が比較的安いが膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア、がんなどの治療費も対象となっており、保険料と補償内容のバランスがよい保険となっています。保険金の支払いが平均3.6日と早いのも特徴です。ただしアニコムと同様通院・入院の回数制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

プランは医療費の負担%にあわせて「50%補償プラン」「70%補償プラン」「100%補償プラン」の3つが用意されています。

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保険選びにはライフスタイルを考えることが大切

今回ご紹介した保険は長寿の傾向があるマルチーズの場合は高齢になってからの病気に備えることが大切なこと、膝蓋骨脱臼など補償対象外になってしまう可能性がある病気があることなどを考慮して選んでみました。

ペットの保険は基本的にはすべて掛け捨てになります。人の保険のように保険を利用しなかった場合は満期になると返戻金があるようなシステムはありません。ですから手厚い補償を望んで一生懸命に保険料を払っても、まるで使うことがなく損をしてしまうことも考えられるのです。

そのようなリスクを理解したうえで自分たちの納得できる保険を選ぶには、愛犬のことだけを考えるのではなく、自分たちの経済力やライフスタイルを1度客観的に考えてみることが大切です。

 
 

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