2016年9月7日更新

救えた命、救えなかった命5【ねりまねこブログ】

救えた命、救えなかった命5
「あさちゃんが教えてくれたこと」

元気だった子が急変する経験を、何度かしました。
その最初があさちゃんでした。

工事現場にいた子猫たち

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可哀想に思った職人さんが助けて、
お弁当屋さんがうちまで運び命のリレーが
つながりました。
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健康状態は良好

ミルクもよく飲み順調に成長しました。

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とてもかわいい三毛猫で飼い主募集したら人気殺到だったでしょう。
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その三毛猫が午前中は元気だったのに、
午後、ふと見たらぐったりしています。

子猫が元気をなくしたり
食べなくなることは時々あります。

これまでは治療をすれば回復したので
すぐに動物病院に連れて行きました。
獣医さんはいつもと様子が違うことに気づきました。

意識朦朧として痙攣発作も出ています。
脳障害のような症状です。

「高い所から転落して頭を打ったのではないですか?」

「大人の猫に襲われませんでしたか?」
と聞かれましたが、

子猫部屋の一段ケージにいたのでその可能性はありません。

原因不明のまま、対処療法として、
点滴やブドウ糖などの処置をしました。

まだ意識はあり、体温も37度以上あったので
安静に寝かせておきました。

まだ名前がなかったので病気に勝つ強い子になるように
「あさ」と名づけました。
(NHK朝の連続TV小説「あさがきた」から)

あさちゃんは一度も回復することなく
容態発見から4時間後に死亡しました。

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元気な子の突然死は初めての経験でした。

一体何がいけなかったのかわかりませんでした。
幸せになれたはずなのに死なせてしまいました。

あさちゃん、ごめんね、ごめんね

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幸せになれたはずなのに
死なせてしまいました。

あさちゃん、ごめんね、ごめんね

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

それから数日後の深夜

別の子猫が意識朦朧となりました。

また死んでしまうと怖くなりました。

ひとりぼっちで逝かせるのが可哀想で
せめて看取ろうとずっと膝で抱いていました。

瞳孔や口が開き、首が傾いても

名前を呼んだり、撫でたり、
水分・栄養分を補給すると意識を取り戻しました。

あの世とこの世を行き来しているような数時間の後、

ハッキリと「もどってきた」という感覚がありました。

蘇生したのです。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

原因はハッキリしませんが低血糖のような症状でした。

低血糖とは、子猫の場合体の冷えや空腹などが
主な原因で起こり

ぐったりして意識を失ったり、痙攣したりします。

子猫は、肝臓で足りない糖分を補う働きが弱いため
たった数時間でも食べ物や飲み物を口にしないと、
低血糖症を引き起こします。

それらの体験から同じようなことが起きた時
安静に(放置)しないで

ずっと膝上で温めて、口にブドウ糖溶液を含ませたり、
体をマッサージしたり、お湯をふくませたコットンで
口を湿らせたり顔を優しく拭いたりして
蘇生させるようにしました。

何より、低血糖の予防として、

少量・頻回で給餌し、温度管理を徹底し、
常に様子を見て変化を見逃さないようになりました。

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あさちゃんの死が教えてくれたことで

その後の子猫たちは救うことができました。

子猫の具合が悪い時は様子を見ないで
まずは獣医にご相談ください。

私達、飼い主の対処が生死を分けますので。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

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