2016年11月29日更新

【動物看護師が解説】ラブラドールレトリバーにトリミングは必要か、被毛のお手入れ方法は?

盲導犬など、人を手助けする非常に頭の良い犬種で有名な、ラブラドール。子犬の頃はやんちゃでいたずら好きであるものの、きちんとしつけをすれば善悪を記憶し理解する、人間と共存するにはとても相性の良い犬種です。

体が大きい分、トリミングやブラッシングが大変そうに感じますが、実際はどうなのでしょうか?

トリミングは必要ない

ラブラドールは短い被毛の犬種で、長く伸び続けるわけではないのでトリミングをする必要はありません。夏場であっても、暑苦しく思うほどの毛量があるわけではないのでサマーカットなども必要なく、一年を通して被毛のカットはしなくてよい犬種です。

トリミングは必要としない反面、上毛と下毛を合わせ持つダブルコートなので、冬に保温のために下毛を豊富に蓄え、夏はその下毛を抜き取って通気をよくします。この下毛が抜ける換毛期と呼ばれる期間は非常にたくさんの被毛が抜け落ちるので、動くたびに舞い上がり、食事の際不便だったり、掃除が大変になったりすることもあります。

自宅でブラッシングをすると抜け毛を処理することができるので、多少効果がありますが、ブラッシングをしている最中から大量の抜け毛が部屋に舞うので、それが不快な飼い主さんはトリミングサロンでレーキングという作業をしてもらうとよいでしょう。レーキングは上毛は傷つけずに下毛のみを処理するので、換毛期の時期には非常に効果的な作業です。

シャンプーは定期的に

トリミングに通う必要はないですが、シャンプーには定期的に通いましょう。自宅でシャンプーしている飼い主さんであっても、3ヶ月に1度程度はきちんとプロに洗ってもらい、皮膚の状態などをチェックしてもらうと良いでしょう

飼い主さん目線では気が付かない、皮膚の病気や、目、鼻、耳の異常が見つかるかもしれません。病気の早期発見のカギになることもありますので、時々は違う目線で愛犬を観察してもらうと良いでしょう。

爪切りや耳掃除も忘れずに

トリミングの必要のない犬種であると、ついついサロンにも行かずシャンプーなどを自宅で済ましてしまいがちですが、小型犬ほどではないものの大型犬であっても肛門腺が溜まりますし、爪や耳も伸びたり汚れたりします。定期的にそれらのケアも怠らないようにし、生活に支障がでないようにしましょう。

利口で優しい性格の個体が多いので、自宅で簡単にケアができるでしょう。飼い主さん自身が、爪切りや耳掃除に挑戦してみても良いかもしれません。ただし、無理強いはせず、難しそうであればかかりつけの動物病院や、トリミングサロンにお任せしてくださいね。

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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