2016年10月22日更新

【動物看護師が解説】パグにトリミングは必要か、被毛のお手入れ方法は?

まん丸でシワシワな顔、大きな瞳に、笑うと顔いっぱいに広がる口角。短頭種好きの飼い主さんにはとても人気のある犬種です。体の被毛は短く、トリミングの必要がなさそうにみえますが、実際のところはどうなのでしょうか?また、パグ特有の自宅でのケアはあるのでしょうか?

トリミングは必要ない

パグはもともと被毛が短く保たれる犬種のため、トリミングは必要ありません。また、ブラッシングするほどの毛量もないため、日々のブラッシングも必要なく、非常に手間のかからない飼い主孝行な犬種です。トリミングに行くとすれば、シャンプーや爪切り、足裏のムダ毛をカットしてもらうくらいで、その他は必要ないでしょう。

脂性肌の個体が多い

全頭ではありませんが、パグのほとんどが脂性肌です。シャンプーした直後は良いですが、1週間もすれば内股や脇の下の皮膚がペタペタしてくるでしょう。被毛の手入れは全く手がかかりませんが、シャンプーは短い頻度で行ってあげた方が良いです。あまり間隔が空いて、脂汚れが溜まり、酸化してしまったりすると皮膚炎の原因にもなるため、シャンプーは2週間おき程度で行うのが良いでしょう。保湿系のシャンプーではなく、ある程度脱脂力の強いシャンプーを使った方がシャンプー後しばらくはペタペタせずに保つことができるでしょう。ただし、あまり脱脂しすぎても足りない脂を補うために更に脂を分泌するため、個体にきちんと合ったシャンプーを使いましょう。シャンプーの相談はサロンや動物病院でもできますので、気軽に相談してみてください。

顔のシワの清拭は毎日

パグには顔のシワがありますので、その部分の手入れも忘れずに行ってください。シワの部分は通気が悪く、脂や汚れが溜まって悪臭を放つ原因になりますので、濡れた清潔なコットンを指に巻いてシワをなぞるようにして綺麗に拭いてあげましょう。シワを広げて赤くなっていたり、腫れているようであれば炎症を起こしているので動物病院に連れて行きましょう。顔の皮膚に使用できる消毒薬を処方してくれるはずです。体のケアはさほど大変ではありませんので、顔のシワのケアを丁寧に、頻繁に行ってあげてください。シワを清拭するときは、目を傷つけないように注意してあげてくださいね。

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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