2016年12月4日更新

【動物看護師が解説】ポメラニアンにトリミングは必要か、被毛のお手入れ方法は?

小さくて丸々としたフォルムが可愛らしい、ポメラニアン。体格が小さく、高齢の方でも楽に抱っこができる犬種なので幅広い世代に飼われています。ボリュームのあるポメラニアンの被毛は、トリミングや日々の手入れはすごく大変そうに感じますが、実際はどうなのでしょうか?

個体によって差が大きい犬種

ポメラニアンは本来トリミングを必要としない犬種です。被毛はある程度伸びるとそこで止まるため、定期的なトリミングは必要ないとされています。

しかし、被毛の質や長さには個体差があり、長いままでいると絡まりやすかったり、地面に毛を擦ってしまったりすることもあるため、一概にトリミングをするべきではないとは言えません。飼い主さんが清潔を保ちにくいと感じたり、愛犬自身が生活しにくい様子があるようであれば、トリミングをしても構わないでしょう。

ブラッシングの頻度は毛量で決まる

ポメラニアンの中にも、被毛が非常に長く伸びる個体や、毛量が多い個体、反対に毛量が非常に薄い個体、様々な個体がいます。ブラッシング自体は必ず行うべき犬種ですが、その頻度は個体に合わせて選択するべきでしょう。

特に被毛が長い、毛量が多い個体は毎日のブラッシングが欠かせなくなるでしょう。また、柔らかく絡みやすい毛質や、乾いたような毛質は毛玉になるとなかなかほどけずに厄介ですので自宅でのケアが大切になってきます。

ポメラニアンのカットスタイルもある

最近ではポメラニアンであっても定期的にトリミングに通う飼い主さんが増えています。無造作に伸ばしっぱなしにするよりは、毛先だけでもそろえてもらうと見栄えがよくなり丸みも増して可愛らしく仕上がります。夏は暑さ対策のために、ライオンカットと呼ばれる顔周りの被毛を残したカットスタイルにするのも人気です。ライオンカットはポメラニアンのように毛が立って生えていて、毛量がある犬種にしかできないので、ポメラニアンならではのカットスタイルです。

ただし、ポメラニアンの中には一度被毛を刈り取ってしまうとなかなか生えて来なかったり、毛質が変わり全身うぶ毛のようになってしまう個体もいますので、心配な飼い主さんは担当してくれるトリマーさんに相談してみるのが良いでしょう。

カットしてもしなくても可愛らしい犬種

ブラッシングを頻繁に行うのが億劫でない方はそのままでも良いですし、忙しくてその時間が取れない方はトリミングで短くしてしまうのもアリでしょう。どちらを選択しても、丸々として可愛らしい犬種であることは変わらないので飼い主さんの負担にならないように、お好みの方法を選択すると良いでしょう。

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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