2016年12月5日更新

【動物看護師が解説】チワワにトリミングは必要か、被毛のお手入れ方法は?

とあるCMで爆発的に人気が出たチワワ。その人気ぶりは現在も続いていて、成犬になっても持ち上げるのが大変なほど大きくはならず、体も小さく運動量が少なくて済む個体もいるため、散歩の手間が省けて室内で飼うにはとても飼いやすい犬種です。チワワにはトリミングや、日々の被毛の手入れは必要なのでしょうか?

被毛は大きく2種類に分かれる

チワワの被毛はロングコート(長毛)とスムースコート(短毛)の2種類に分けられます。

スムースコートは体表に沿うように生えていて、一定の長さ以上伸びることはないのでトリミングや毎日のブラッシングなどは必要ありません。ロングコートであっても、延々と被毛が伸び続けるわけではありませんが、尻尾の毛が地面に着いてしまったり、お腹の毛が絡んで毛玉になりやすくなったりするため、必要に応じてトリミングやブラッシングを行うと良いかもしれません。

本来はトリミングをしない

本来であれば、被毛にバリカンやハサミを入れる必要のないグルーミング犬種という部類に分けられますが、無造作に伸びた被毛を綺麗に整えたり、長くなりすぎた被毛を管理しやすいように部分的にトリミングする飼い主さんも増えています。

グルーミング犬種に分類されるからといって絶対にトリミングをしてはいけないわけではありません。飼い主さんと愛犬が気持ちよく過ごすためにトリミングが必要と判断するのであれば、行っても大丈夫です。

日々の手入れはどのくらい必要?

スムースであっても、ロングであっても、抜け毛を取り除くという意味では定期的なブラッシングが必要です。

しかし、スムースの場合2、3ヶ月に一度必ずトリミングに通っているのであれば、あまり神経質に考えなくても良いでしょう。定期的にプロに被毛の手入れをしてもらっていれば、毛玉や皮膚炎を起こすことなく過ごすことができるでしょう。

ロングの場合は、どれだけ短期間でトリミングに通っていても、自宅でのブラッシングが必要になってきます。毛もつれや毛玉は半日や1日でも出来上がってしまうものです。特に脇の下、耳の裏、股の間、尾の裏側が毛玉ができやすい場所になりますので、その部分だけでも毎日ブラッシングを欠かさないようにしましょう。

ケアが必要なのはどの犬種も同じ

チワワだけが特に被毛の手入れの必要があるわけではなく、どの犬種も同じようにブラッシングなどの手間がかかります。

チワワは体が小さく、散歩に行かなくても済む個体もいますから、汚れる機会がないのでついつい手入れを怠りがちになってしまうかもしれませんが、皮脂汚れなどは毎日溜まっていきますので、定期的なケアを心がけてあげましょう。

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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