2016年10月22日更新

健康でも備えは必要!パグにおすすめのペット保険は?

比較的丈夫だといわれているパグですが膝蓋骨脱臼や目の病気など心配な病気もありますね。ペットの病気やケガには公的な保険がありません。かかった費用は全額飼い主が自己負担するのが基本になります。万が一手術や入院など高額な医療費が必要な場合に備えておくことはとても大切です。今回はパグにおすすめのペット保険について調べてみました。

パグのかかりやすい病気とは?

公的な保険のないペットの医療費の備えとして、重要視されてきている任意のペット保険です。多くの保険会社からさまざまな商品が販売されているので、どの保険に入ったらいいのか迷ってしまう飼い主の方が多いようですね。

ペットの保険に限ったことではありませんが、保険に加入する時はまずどんな事柄に対して補償をしてほしいのかを決めておくことが必要です。そのためにはまずパグのかかりやすい病気について理解しておきましょう。

膝蓋骨脱臼

パグなどの小型犬に多い病気です。

後ろ足の膝蓋骨(膝のおさら)が脱臼(ずれたり外れたり)してしまう病気です。骨や筋肉の形成異常で起こるような場合は先天性、高いところから落ちるなどがきっかけで発症する場合は後天性といいます。

症状としてはスキップのような歩き方をする、脱臼した足をかばい3本の足で歩く、つま先立ちのような歩き方をする、膝が腫れている、歩きたがらない、立ち上がりにくそうにするなどがあります。

治療法としては膝蓋骨を正常な位置に戻す手術を受けるのですが、あまり病気が進行してしまうと骨が変形してしまい、手術に適さない状態になってしまうことがあります。そのため早期発見、早期手術が必要になる病気です。

この病気は手術費用、通院介護の費用は高額になることが多いのですが、保険の補償対象外になっていることがある病気です。ペット保険を選ぶ際には補償内容を確認する必要があります。

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気管虚脱

パグのような小型犬に多くみられる病気です。本来は筒状になっている気管が変形してしまい、呼吸困難を引き起こす病気です。症状が治まっても再発しやすい傾向があります。症状は呼吸困難、咳、よだれをたらすなどで、重度になると酸素不足からチアノーゼをおこします。

原因としては遺伝的なもの、肥満、加齢による気管周辺の筋力低下などが考えられます。

治療法としては軽度の場合は投薬によって症状を軽減させることができますが、重度の場合は酸素吸入や外科的な手術が必要になります。

目の病気

パグは目の病気にかかりやすいことで知られています。パグが発症しやすい目の病気は次のとおりです。

乾性結膜炎(犬のドライアイ)

眼が大きくやや出っ張っているパグに多い病気です。目の表面が乾いて角膜と結膜の炎症が生じた状態です。本来は眼球は薄い涙の膜である涙膜というもので覆われ、乾燥や外からの異物の侵入から守られているのですが、何らかの理由によって涙膜がとぎれてしまい、瞬きによる摩擦などから角膜や結膜が傷ついてしまう病気です。

症状は目やにの増加や結膜からの出血など、角膜炎や結膜炎と似た症状が現れます。

基本的には涙を促進する軟膏などの投薬や点眼によって治療がおこなわれます。投薬による効き目が薄い場合は外科的な治療が必要になる場合もあります。

緑内障

眼球内の眼圧が高まることによって網膜や視神経が圧迫され、視野が悪くなる状態のことです。眼圧が高まる原因は眼球内を循環している体液である房水の循環不良で、通り道である隅角の障害が引き起こすことが多いといわれています。遺伝などが先天的な要因で引き起こされることもありますが、ぶどう膜炎、全房出血、水晶体脱臼、眼球内腫瘍などから併発している可能性があります。

皮膚疾患

しわが多くやや脂性で皮膚が弱い傾向のあるパグは目の病気に次いで皮膚の病気にもかかりやすいといわれています。パグのかかりやすい皮膚の病気は次のようにいわれています。

アレルギー性皮膚炎

ハウスダストや、ダニ、花粉などのアレルゲンが肌についたり、呼吸とともに吸い込んだりすることで発症する皮膚炎です。強いかゆみがあり赤みのある湿疹がひろがります。ひどくなると脱毛などの症状が現れます。根治の難しい病気で長期の通院が必用になることがあります。

脂漏性皮膚炎・マラセチア皮膚炎

マラセチア属に酵母によって引き起こされる皮膚炎の事です。犬の外耳道、肛門嚢、指の間、唇、皮膚粘膜に常駐している酵母で、はっきりとはわかっていませんが過剰な脂質の分泌や、宿主である犬の免疫力の低下などが原因で発症するといわれています。

皮膚のべとつきやフケの増加、発疹などの症状が現れます。また外耳道にも存在するので外耳炎の原因になることもあります。

免疫力の低下で発症することが考えられるので、脂漏性皮膚炎を発症した場合は他の病気からの併発の可能性があり、まず基礎疾患の治療をおこなう必要があることが多い病気です。

アラカス症・毛包虫症

イヌニキビダニという寄生虫が犬の皮膚に入り込み、大量に寄生することで発症する病気です。母乳からの感染が多く1歳未満の仔犬の発症が多い病気ですが、イヌニキビダニが多く寄生しているものに触れた場合も感染することがあり、成犬や免疫力が低下した老犬でも発症することがあります。

症状としては抜け毛や皮膚のかゆみが生じ、症状が進行するとフケやかさぶた、皮膚の化膿や出血が起こります。

発症した場合の治療方法はダニの駆除薬の投与や、ダニの駆除効果のある薬浴及びシャンプーでイヌニキビダニの駆除をおこないます。また免疫力の低下などが原因である可能性があるので、食事療法や運動療法などの体質改善が必要な場合があります。

膿皮症

皮膚の上で菌が異常繁殖することで化膿し膿を排出している状態をいいます。表皮、真皮、皮下組織のどの個所でも発症する可能性があります。90%が犬と共生しているブドウ球菌が、皮膚の細菌バランスの崩れによって引き起こす病気です。脂漏症と同様で細菌のバランスを崩す原因となった病気により併発している可能性があり、まず基礎疾患の治療をおこなう必要があることが多い病気です。

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パグにおすすめの保険は?

パグの場合は皮膚病などの長期の通院が必要な病気や、気管虚脱など短頭種に多く見られる病気に対して備えておきたいところですね。また比較的丈夫で長生きの傾向がある犬種でもあるので、加齢による保険料の増加と補償のバランスにも注意したいところです。

その点を踏まえて考えると次のようなことを考慮して保険を選ぶとよいようです。

  • 膝蓋骨脱臼、骨折、白内障などの高額治療が補償内容に入っているもの
  • 皮膚病などの長期通院の必要な病気に備え、通院の補償日数や回数が十分もしくは制限なしのもの
  • 比較的丈夫で長生きな傾向があるので、加齢による保険料の増加と補償のバランスのよいもの

考慮すべき点ふまえてパグにおすすめの保険を考えてみました。

アニコム損害保険(株)

ペット向け保険の業界大手の実績があり、動物病院との提携件数も多くお会計の窓口でペット保険証を提示するだけで保険を使うことができるのが特徴です。

プランは2つのプランが用意されており、かかった医療費の70%を保険で負担してくれる「ふぁみりぃ70%プラン」と、50%を負担してくれる「ふぁみりぃ50%プラン」になります。

ただし通院・入院の利用回数に制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

GIガーデン少額短期保険・いぬとねこの保険

年間補償額はプランによって決まっていますが、支払い回数の制限や1日当たりの限度額などの制限がないのが特徴です。谷型保険料体系という独特の保険料計算をおこなうので、0歳から3歳までは保険料が下がっていき、3歳から加齢による保険料加算がはじまるのも特徴的です。

プランは保険料はやや高くなりますが入院、通院、手術のすべてを補償してくれ賠償責任特約の付帯も可能な「プラチナ90%プラン」「プラチナ70%プラン」「プラチナ50%プラン」、通院に特化した補償内容で賠償責任特約の付帯も可能な「ゴールド90%プラン」「ゴールド70%プラン」「ゴールド50%プラン」、手術のみを補償する「パール70%プラン(使用回数に制限有)」の7つのプランがあります。それぞれの%は医療費の負担%をあらわしていて、90%プランを選択した場合は医療費の90%を保険で負担してくれます。

PS保険

インターネット販売に特化した保険です。保険料が比較的安いが膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア、がんなどの治療費も対象となっており、保険料と補償内容のバランスがよい保険となっています。保険金の支払いが平均3.6日と早いのも特徴です。ただしアニコムと同様通院・入院の回数制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

プランは医療費の負担%にあわせて「50%補償プラン」「70%補償プラン」「100%補償プラン」の3つが用意されています。

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保険選びにはまずライフスタイルを考えることが必要

今回ご紹介した保険は、膝蓋骨脱臼など補償外となってしまうことがある病気に対しての補償がしっかりとしていること、加齢による保険料の増加と補償のバランスが取れていることを重視して選ばせていただきました。

保険を選ぶ時は愛犬の病気やケガのことを考えるだけでなく、自分たちのライフスタイルをよく考えてみることが大切です。散歩いがいは自宅で過ごすことが多くあまり犬を連れて歩くことがない人と、アウトドアが趣味で犬とともにアクティブに出かける人では備えておくべき内容が異なりますね。

自分たちは犬とともにどう過ごしたいのか、家の環境はどのような環境なのか、経済的にどのくらいの保険料でどのくらいの補償をしてほしいのかをよく検討して選ぶことが、失敗のない保険選びの第1歩です。

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