2016年10月21日更新

抜け毛対策ってどうしらいいの?柴犬のブラッシング方法について

柴犬飼ってみたい!でも・・・、家で飼うなら抜け毛が心配。」そんな声をよく聞きます。犬の健康を考えると室内で飼ってあげたいところですが、室内で犬を飼う時に1番の心配なのは抜け毛の問題ですね。なぜ柴犬は抜け毛が多いのか?抜け落ちが気にならなくなる方法は?など柴犬の抜け毛について調べてみました。

柴犬の抜け毛はなぜ多いの?

柴犬は抜け毛が多い犬としてよく知られていますね。柔らかい色の綿のような毛が固まりでボソッと抜けている画像をみると、「えぇ!」と思う方も多いのではないでしょうか?

ではなぜ柴犬の抜け毛は多いのでしょうか?柴犬の抜け毛が多い理由は被毛の構造にあります。犬の被毛には2つのタイプがあり、具体的には次のとおりになっています。

シングルコート

一般的にシングルコートと呼ばれる犬種は抜け毛が少ないといわれています。

シングルコートとは温暖な地方で育種改良された犬が多く、冬の寒さから体温を守る必要がないため、人と生活しやすいように抜け毛の少ない犬へと改良されたという説が有力です。代表的なところではプードルやマルチーズ、ヨークシャー・テリア、パピヨンなどがシングルコートの犬種となります。

ダブルコート

ダブルコートと呼ばれる犬種は春から夏にかけてと秋から冬にかけて換毛期と呼ばれる毛の抜け変わりの時期があり、この時の抜け毛は犬が体を振ると毛が舞い上がるほどになります。

ダブルコートは上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層構造となっており、シングルコートの犬が温暖な地域で育種改良されたのに対して、寒冷地で育種改良された犬が多く、下毛が抜け替わることによって季節にあった体温調整をしているといわれています。代表的なところではコーギーポメラニアン、スピッツなどがダブルコートの犬になります。

柴犬は抜け毛の多いダブルコートの犬種のため、日々の抜け毛はもちろん特に換毛期には大量の抜け毛が発生します。柴犬を飼う時は抜け毛があることを理解した上で、抜け毛の対策について考えておくとよいですね。

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柴犬の抜け毛対策は?

柴犬を室内で飼う場合はどうしても抜け毛の対策をおこなう必要があります。では抜け毛の対策にはどのようなものがあるでしょうか?具体的には次のようなものがあげられます。

  • 抜け落ちる毛をできるだけ少なくする
  • 抜け毛を付きにくくする
  • 抜けた毛をすぐに片づけられるようにする

それぞれの方法を具体的にみていきましょう。

抜け落ちる毛を少なくする方法

ブラッシング

柴犬の場合はで1日1回、年に2回ある換毛期にはできれば1日数回こまめに死毛を取り除いてあげましょう。

ブラッシングの仕方はまず被毛のもつれや毛すきに効果があるスリッカーブラシを使用して、体全体の抜け毛の除去をしてあげます。最期にコームを使用して死毛の取り残しや梳き残しがないかを確認しながら、被毛の艶をあげて仕上げます。

スリッカーブラシはあまり力を入れて皮膚に押し付けると、逆に皮膚を傷めてしまうことがあります。力を入れ過ぎずに、毛の向きにあわせて皮膚の上を滑らせるようにブラッシングするとよいでしょう。

シャンプー

犬のシャンプーは回数が多すぎても少なすぎても逆効果になってしまいます。おおよそ月に1回~2回のペースでシャンプーが理想的だといわれています。

人間用のシャンプーは犬にとっては刺激が強すぎるので必ず犬用のシャンプーを使用します。シャンプーに希釈するように書いてある場合は、その通りにぬるま湯などで希釈して予め用意しておきましょう。

スポンジを用意しておくと顔を洗う時に目や耳に水を入れることなく顔を洗うことができるので便利です。

またシャンプー前には必ずブラッシングをして抜け毛や汚れをおとしておきましょう。ブラッシングをおこなわずにシャンプーをしてしまうと、汚れた死毛が絡まりフェルトのような状態になってしまいます。しっかりと毛を梳いてからシャンプーをするようにしましょう。

シャンプーのあとは自然乾燥をさせずに、ドライヤーを使用してしっかりと乾かしましょう。生乾きの状態で放置しておくと雑菌が繁殖し、体臭や皮膚病の原因になることもあるので注意が必要です。

洋服を着せる

毛の抜け落ちを予防するには洋服を着せるのも効果的です。日中はお気に入りのお出かけ着を、寝る時は着心地がよく通気性のよい部屋着を着せてあげるのもよいですね。

ただし着せっぱなしはやめましょう。どうしても洋服を着せていると服の中が蒸れてしまうので、皮膚病の原因になってしまいます。

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抜け毛を付きにくくする方法

抜け毛で1番気になるのはソファーなどの布製の家具や洋服に、抜け落ちた毛が付いてしまったときですね。特に起毛しているような布の場合は、抜け毛が絡んでしまってなかなか取れにくくお掃除も大変になってしまいます。

家具の場合は抜け毛の付きやすい布を使った家具には、滑りのよい布でカバーをしておいたり、カーペットなどは毛足の短いものに取り換えておくなどの工夫をするとよいですね。

洋服の場合は普段に着る洋服をできるだけ抜け毛が付いても目立たない色や、抜け毛の付きにくい素材の物を選ぶようにする、外行きの服を着ている場合はできるだけ抱っこをしない、抱っこをする時はエプロンなどを着用するなどの対策をしてみてはいかがでしょうか?

抱っこではなく膝にのせるような場合は、専用のラグを膝に敷いてからのせるようにすると、毛が洋服に付くことを防ぐことができます。

抜けた毛をすぐに片づけられるようにする方法

どんなに対策をして注意をしていても、抜け毛のある柴犬のような犬種を飼う場合は、抜け毛が家具や床に落ちてしまうものです。

毎日長い時間をさいて抜け毛の掃除をするのはとても大変です。抜け毛の掃除はためずに気が付いた時にさっととるのがコツです。

気になる時に簡単に片手で操作できるハンディークリーナーなどを用意しておくとよいでしょう。フローリングの床にはウェットタイプのハンドワイパーがソファーや絨毯などには粘着ローラーが効果的なようです。

また家具の配置を掃除がしやすいように変えておくのもよい方法ですね。

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便利グッズを活用してイライラを解消!

柴犬を飼う時には抜け毛との戦いは避けて通れない物のようですね。最近では抜け毛を除去することに特化した、ファーミネーターやフーリーといったブラシも販売されており、抜け毛の対策に効果があるといわれています。

新しい道具は使い方が少し難しいものもありますが、まずは試してみて自分たちの生活にあった道具をみつけてみてはいかがでしょうか?愛犬と楽しく生活していくためには、便利な道具を活用してイライラを解消するのも大切なことだと思います。

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