2016年10月14日更新

柴犬のしつけについて

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編集部

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子犬の頃はコロコロとして無邪気な感じが可愛らしい柴犬ですが、成犬になるとクールでちょっと近寄りがたい雰囲気があるので「柴犬飼ってみたいけど、しつけって難しいの?」と思う方も多いのではないでしょうか?今回はそんな柴犬についてどのような性格なのか、しつけ方のコツについてなどを調べてみました。

 

柴犬の性格は?

しつけをおこなう時には、その犬種の性格をよく理解しておくことが手助けになってくれることが多くあります。確かに性格には個体差があり、柴犬の場合も神経質な面が表に出ている犬もいればおおらかで陽気な性格の犬もいます。

でも柴犬が犬種としてはどのような傾向があるのかを理解しておくことは、自分の愛犬が柴犬としてどの面が強く表れているのかを知るための手引きになってくれるはずです。まずは一般的にいわれている柴犬の性格について理解しておきましょう。

柴犬はもともとウサギや野鳥を狩る猟犬としての役割を果たしてきました。柴犬の狩りのスタイルは直接獲物に向かって行き仕留める狩りの方法で、時として小型の動物だけでなくクマやイノシシなど、自分よりも体格の大きな凶暴性のある動物にも直接向かって行かなければならないこともある勇猛なものです。そのため柴犬は勇敢な性格と不屈の精神を持った犬種であるといわれています。

縄張り意識や警戒心が強く見知らぬ人や他の犬になつきにくい性格をしているので、番犬には最適な性格の持ち主だといえるでしょう。

飼い主と認めた相手に対しての忠誠心はとてもあついので、1度主従関係を築くことができればしつけもスムーズにおこなうことができるようです。

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柴犬のしつけには主従関係をはっきりさせることが大切!

柴犬は自分が主人と認めた相手には絶対の忠誠心をみせてくれますが、逆をかえすと主人と認めない相手には心を開かない傾向が強い犬種です。

独立心が旺盛で勇敢な性格な柴犬に対して、飼い主があいまいな態度で接してしまうと主人としての資質がないとみなされてしまう可能性が高く、しつけがうまくいかなくなってしまうことが多いようです。柴犬と主従関係をうまく築いていくためには、家族が一貫したルールのもとで柴犬に接していく必要があります。

そのためにはまず犬を迎え入れる前に家の状況を考えて、トイレの場所やケージの場所など犬の生活スペースを決めておきましょう。

次に犬と生活するための家族のルールを決めます。食事の時のルール、寝る時のルール、留守番をさせる時のルール、散歩の時のルールなど具体的に犬がしていいことと悪いことを家族で統一しておくとよいでしょう。

ただし犬の行動や個性を見ながら必要なルールを追加できるように、あまり細かいルールにはせず、絶対に守らせたいことだけを決めておくようにしましょう。

犬に対する接し方では特に叱り方、褒め方を家族で統一しておくとよいですね。おやつを与えて褒める人と言葉や態度で褒める人が一緒にいると、犬はそれだけで人に順列を付けてしまいがちです。

 

ボディータッチを慣らしておきましょう!

柴犬は警戒心が強いために体に触られることを嫌がる犬が多いようです。

体に触れないと難しくなってしまうのがブラッシングや歯磨きなどのケアですね。成犬になってから慣らそうとするのはとても難しいことなので、子犬の頃からしっかりと慣らしておくことが必要なようです。

子犬の頃からスキンシップの時間をとって絆を深めるとともに、お腹や足先など警戒して嫌がりやすい部分も十分にボディータッチして警戒心を持たせないようにしておきましょう。またブラッシングや歯磨き、耳掃除などのケアも小さなうちから定期的におこなうようにして、嫌がらずに行えるようにしておくとよいですね。

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最初の関門トイレトレーニング

子犬を迎えて1番最初の関門はトイレのトレーニングですよね。柴犬の場合はとてもきれい好きな犬種なので比較的トイレのトレーニングは楽だといわれています。

子犬を受け渡された時にまずトイレトレーニングの状況を確認しておきましょう。ケージの中に敷き詰めた新聞紙の上に自由にさせていたような場合は、迎え入れてから1からのトレーニングになりますので、1ヶ月~2ヶ月は失敗をすることもあると覚悟しておく方がよいですね。

1からトレーニングする場合は、まず家の中のトイレの位置を決めて、動かさないことが重要です。できないからといってあちこちに動かしてしまうと、逆に子犬が混乱してしまいます。1度決めた場所で根気強く教えてあげましょう。

柴犬はきれい好きな犬種なので、寝る場所とトイレの場所はしっかりと離れていることを好みます。そのことを頭に置いてトイレの場所を決めてあげましょう。

トイレの位置が決まったら子犬の様子をよく観察して、お尻を下げたり臭い嗅ぎながらクルクル回るなどトイレの兆候がみられたら、トイレの方へ連れて行ってあげて「ワン・ツゥ」と繰り返し優しく声をかけながらするように促します。できたらしっかりと褒めてあげましょう。

失敗しても叱らずに目をあわせたり声をかけずに、静かに失敗したおしっこやウンチを片付けます。トイレには入っていたけど場所が外れてしまったような場合は、失敗ではないので褒めてあげましょう。その時に叱ったり無視したりすると、失敗したと勘違いしてトイレではしてはいけないと思ってしまいます。

おしっこをしたトイレシーツはすぐに捨てずに、次のおしっこがうまくできるまでそのままにして臭いを残しておきます。失敗をしなくなったらおしっこをしたその場で片づけてしまっても大丈夫です。

逆にある程度できるようになっていた場合は、今までトレーニングをしていた環境にできるだけ似たトイレの環境を作ってあげるとスムーズです。受け渡しの際によく聞いておきましょう。

また臭いの付いたトイレシーツやマットなどがいただける場合は、いただいて新しいトイレに敷いてあげると、自分の臭いに安心して新しい家に馴染みやすいですし、トイレも成功しやすくなります。

トイレトレーニングはもっとも忍耐力のいる作業です。飼い主が焦ってしまうことが1番失敗につながってしまうので、気長に根気強く教えてあげましょう。
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柴犬の場合は社会性の勉強が大切!

柴犬はやや警戒心が強く見知らぬ人には懐きにくい性格をしています。その性格がひどくなってしまうと、無駄吠えなどの問題行動につながってしまう可能性があります。

適度な警戒心を持ちつつ、見知らぬ人や他の犬に友好的な対応ができるようにするためには、子犬の頃から社会性を身に付ける機会を作ってあげることが大切だといわれています。

ワクチンが済むまでは家に家族以外の人を招いて、触ったり遊んでもらう体験をさせてあげるとよいですね。ワクチンの接種が終わったら積極的に外へ連れ出し、外の音や動きに慣らしてあげましょう。お散歩に慣れてきたら犬を連れてドッグカフェやドッグランにデビューしてみるのもよいですね。

社会性の勉強はあまり難しく考えずに愛犬と一緒にたくさんの経験を楽しんであげることが大切です。家で一緒に過ごすだけでなく、愛犬と一緒にいろいろなところへ出かけてみてはいかがでしょうか?

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