2016年10月20日更新

丈夫で健康的なビーグルにおすすめのペット保険は?

独得な大きな声と優れた嗅覚で獲物を追うビーグル。ペットとして一般の家庭で生活するようになってもちょっぴりラフに扱っても大丈夫なくらい、猟犬としての元気で朗らかで楽天的ところは健在なようです。でもどんなに元気でも万が一ということは起こります。今回はビーグルにおすすめのペット保険について調べてみました。

ビーグルのかかりやすい病気とは?

ビーグルにはどんな保険があっているのかを考える前に、まずビーグルがどのようどのような病気にかかりやすいのかを知っておくことが大切です。丈夫で健康だといわれるビーグルはどのような病気にかかりやすいのでしょうか?

ここではビーグルがかかりやすい病気をいくつかご紹介しましょう。

椎間板ヘルニア

椎間板は背骨と背骨の間に挟まってクッションの役目を果たしているもので、ゼリー状の髄核とそれを覆う繊維輪でできています。この繊維輪が肥満や老化、外傷などで破れて髄液が外に飛び出してしまい、周りにある神経や脊髄を圧迫している状態を椎間板ヘルニアといいます。

椎間板ヘルニアには状態によって「ハンセンⅠ型」と「ハンセンⅡ型」の2つのタイプがあり、「ハンセンⅡ型」の場合は病変をかかえたままでも普通に生活できることもあるようです。頸から腰に掛けてどの部分でも発症しますが、犬の場合は多くは背中から腰にかけて発症することが多いようです。

症状としては歩き方がおかしい、運動を嫌がる、足の痛みや麻痺などがあります。

治療法としては軽度の場合は安静療法や投薬などの対症療法がおこなわれますが、重度の場合は外科的な手術によって飛び出した髄核を除去する必要があります。また症状が進んでしまうと排泄の補助や歩行の補助などの介護が必要になる場合が考えられます。

手術費用、通院介護の費用は高額になることが多いうえ、ペット保険でも補償対象外になっていることがある病気なので補償内容を確認する必要がある病気の1つです。

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目の病気

ビーグルは目の病気にかかりやすいことで知られています。ビーグルが発症しやすい目の病気は次のとおりです。

白内障

眼球内にある水晶体が白く濁った状態になる病気です。水晶体の濁りによって光が遮られ灰色から黒の点が現れます。症状としては瞳孔の奥が白く変色して見える、家具などにぶつかりやすくなるなどです。遺伝などが先天的な要因で引き起こされることもありますが、糖尿病、低カルシウム血症、ぶどう膜炎などから併発している可能性があります。

緑内障

眼球内の眼圧が高まることによって網膜や視神経が圧迫され、視野が悪くなる状態のことです。眼圧が高まる原因は眼球内を循環している体液である房水の循環不良で、通り道である隅角の障害が引き起こすことが多いといわれています。遺伝など先天的な要因で引き起こされることもありますが、ぶどう膜炎、全房出血、水晶体脱臼、眼球内腫瘍などから併発している可能性があります。

チェリーアイ・第三眼瞼腺脱出

第三眼瞼または瞬膜と呼ばれる瞼と眼球のあいだにある膜状の組織の裏側にある腺が炎症を起こし、外側に赤くはれ上がった状態になる病気です。眼頭から外に赤く盛り上がった状態がさくらんぼに似ていることからチェリーアイと呼ばれています。

常に眼頭が不快なために目をこすり、結果として結膜炎や角膜炎などを併発することがあります。治療法は点眼液などによる内科的な治療がほとんどですが、症状によっては外科的に飛び出している部分を切除したり埋没させたりすることもあります。

ビーグルの場合は原因が先天性であることが多いので、保険の補償対象外になることが考えられます。

糖尿病

ホルモンの1種であるインスリンの不足によって血中のブドウ糖が多くなってしまう病気です。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンですが、脾臓の機能が壊れたことによってインスリンを分泌できなくなった状態を「Ⅰ型糖尿病」、膵臓の機能は保たれているのに他の理由で分泌されない状態のものを「Ⅱ型糖尿病」といわれ、犬に場合はほぼⅠ型の糖尿病が多いようです。

水を大量に飲む、食べる量が増えたのに体重が減少する、おしっこの回数が増える、腹部が膨れるなどが初期の症状としてあげられますが、症状が進むと体のあちこちで病気が併発してしまいます。

治療方法はインスリンの投与と食事療法しかなく、生涯にわたっての通院が必要になる病気です。

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ビーグルにおすすめの保険は?

ビーグルの場合は比較的丈夫で長生きの傾向がある犬種なので、加齢による保険料の増加と補償のバランスがよい保険がおすすめです。また肥満が原因の糖尿病や目の病気にかかりやすい傾向があり、長期の通院にも備えておきたいところです。

その点を踏まえて考えると次のようなことを考慮して保険を選ぶとよいようです

  • 先天的なことが原因で発症する目の病気に対する補償が充実しているもの
  • 長期通院の必要な病気に備え、通院の補償日数や回数が十分もしくは制限なしのもの
  • 比較的丈夫で長生きな傾向があるので、加齢による保険料の増加と補償のバランスのよいもの

考慮すべき点ふまえてビーグルにおすすめの保険を考えてみました。

アニコム損害保険(株)

ペット向け保険の業界大手の実績があり、動物病院との提携件数も多くお会計の窓口でペット保険証を提示するだけで保険を使うことができるのが特徴です。

プランは2つのプランが用意されており、かかった医療費の70%を保険で負担してくれる「ふぁみりぃ70%プラン」と、50%を負担してくれる「ふぁみりぃ50%プラン」になります。

ただし通院・入院の利用回数に制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

アイペット損害保険会社

アニコムと同様に提携の動物病院で加入者カードをみせるだけで保険を使うことができます。

保険料はやや高くなりますが通院から入院・手術までを幅広く補償してくれる「ペット保険うちの子」の50%補償プランと70%補償プラン、手ごろな保険料で高額になりがちな手術の費用に特化した「ペット保険うちの子ライト」の3つのプランがあり、備えたい内容にあわせてプランを選ぶことができます。

またペットが人や他の犬にケガをさせてしまった場合の損害賠償を補償する、ペット賠償責任を特約として付けることができます。

GIガーデン少額短期保険・いぬとねこの保険

年間補償額はプランによって決まっていますが、支払い回数の制限や1日当たりの限度額などの制限がないのが特徴です。谷型保険料体系という独特の保険料計算をおこなうので、0歳から3歳までは保険料が下がっていき、3歳から加齢による保険料加算がはじまるのも特徴的です。

プランは保険料はやや高くなりますが入院、通院、手術のすべてを補償してくれ賠償責任特約の付帯も可能な「プラチナ90%プラン」「プラチナ70%プラン」「プラチナ50%プラン」、通院に特化した補償内容で賠償責任特約の付帯も可能な「ゴールド90%プラン」「ゴールド70%プラン」「ゴールド50%プラン」、手術のみを補償する「パール70%プラン(使用回数に制限有)」の7つのプランがあります。それぞれの%は医療費の負担%をあらわしていて、90%プランを選択した場合は医療費の90%を保険で負担してくれます。

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備えの考え方は色々

今回ご紹介した保険は、先天性または遺伝性が疑われる目の病気にかかりやすいビーグルの場合は、補償外とされてしまいがちな病気に対しての補償がしっかりした保険がよいこと、また加齢による保険料の増加と補償のバランスが取れていることを重視して選ばせていただきました。ですが保険に対する考え方はいろいろとあると思います。

インターネットなどでビーグルの医療費の備えについて調べてみると、保険に入らず自分たちで積み立てて備えている方も多くいらっしゃるようでした。

確かにビーグルのような丈夫な犬種の場合は保険をかけていても使用する機会があまりなく、保険料ばかり支払うようなことになってしまう場合も考えられます。またかかったとしても先天性のものであったために、保険がきかないということも考えられますね。

ペットの医療費には公的な保険がないので、どのような形であるにしても飼い主の責任で備えておく必要があります。自分たちで積み立てておくのかペット保険に入るのか、またどの程度の補償の保険に入るのかなどは、ライフスタイルや経済力をよく考えてから納得のいくものを選ぶとよいのではないでしょうか?

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