2016年10月20日更新

臭いも汚れも抜け毛もスッキリ!ビーグルのシャンプー方法について

森のトランぺッターの異名を持つ独特の鳴き声とユーモラスな表情が可愛いビーグル。元気いっぱい!好奇心旺盛!な犬種です。遊びに夢中になって真っ黒なんてことも多いよう。臭いも強く抜け毛も多い犬種でもあるので定期的なシャンプーは不可欠ですね。今回はビーグルのシャンプー方法について調べてみました。

ビーグルの毛質は?

ビーグルはゴワゴワとしたワイヤー質の毛質ではありませんが、1本1本がしっかりとしたスムースコートと呼ばれる短い毛質をしています。猟犬として全天候に対応できるように撥水性が高いのも特徴です。

また上毛と下毛の2重構造になったダブルコートと呼ばれる毛質になっています。ダブルコートの犬種はシングルコートの犬種と違って下毛の抜け替わりによって、季節にあわせた体温調整をおこなっていることから、春から夏と秋から冬にかけての換毛期にはブラッシングをするとブラシにたっぷりと抜け毛が取れるような状態になります。

ダブルコートの犬種の場合はこの死毛となった下毛をしっかりと取り除いておかないと、カビや菌、寄生虫の温床になり皮膚病につながってしまうこともあります。被毛を綺麗に保つためにも被毛の通気性をあげて皮膚の健康を守るためにも、換毛期は1日に数回、換毛期以外でも1日1回のブラッシングと、定期的なシャンプーをしてあげたいところです。

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シャンプーの仕方

ビーグルは短毛でカットをしなければスタイルが保てないようなことはないため、自宅でのトリミングで十分だといわれています。では自宅で綺麗に洗うにはどうしたらよいでしょうか?自宅でビーグルを洗う手順は次のようにするとよいといわれています。

ブラッシング

シャンプーをする前にはまずブラッシングで汚れや抜け毛を取り除いておきます。

ビーグルのブラシングはハリがありしっかりブラッシングできるラバーブラシを使って死毛や汚れを取り除いてあげます。被毛がしっかりと取り除けたら、最後に獣毛ブラシを使用して抜け毛や汚れの取り残しがないか確認します。

シャワー

シャワーの前に肛門腺を絞ります。尻尾を持ち上げて肛門の斜め下をつまんでしぼり上げます。臭い液体が出ますので洗い流してあげましょう。

使用するお湯はややぬるめの(36℃~38℃)に設定しておきます。撥水性の高い毛質をしているビーグルの場合は、ただ水を上からかけただけだと水をはじいて肌まで水が届きません。毛の表面だけでなく皮膚までしっかりとお湯を行きわたらせるために、シャワーヘッドを体に密着させて滑らせるようにシャワーをするとよいようです。

シャワーを怖がる犬の場合は顔から遠いお尻や足元の部分から徐々に前へと濡らしていきましょう。慣れている犬の場合は頭部から順に前から後ろ上から下へ流していきます。

シャンプー

シャンプーに慣れていない犬の場合はお尻から順に後から前へ上から下への順に洗って行きます。シャンプーに慣れて怖がらない場合は顔から順に前から後ろへ上から下への順位で洗って行くとよいでしょう。

使用しているシャンプー剤が希釈が必要なものの場合は、シャンプーの前にぬるま湯などで希釈をして用意しておきましょう。

すすぎはできれば頭部の高い位置から流すとすすぎ残しが少ないのですが、嫌がるような場合はお尻から順に流していっても大丈夫です。指の間などの細かい部分にシャンプーが残らないように注意します。

リンス・コンディショナー

リンスもしくはコンディショナーを体全体に馴染ませていきます。

できれば頭部の高い位置から流していくと自然と体全体に広がっていくのですが。慣れていなくて怖がるような場合はお尻から順に手で流していってあげましょう。

全体に馴染んで来たら手でもむように毛に馴染ませていきます。

最後に毛の流れに沿ってすすいでいきますが、これも怖がる場合は顔から遠いお尻から順にすすいでも大丈夫です。足の裏や指の間などはコンディショナーがたまりやすいので注意しましょう。

ドライヤー

シャンプーをした後は自然乾燥させずにドライヤーを使用してしっかりと乾かしていきます。給水タオルで水分をとったあと、バスタオルを使用して全体を拭いていきます。あまりこすらないのがコツのようです。

犬の皮膚は人の皮膚よりもはるかに薄いので、ドライヤーをあてる時はやけどに注意が必要です。温風を使用する場合は犬から離して手で温度を確認しながらあてていきましょう。ドライヤーの冷風を使用して乾かしてもよいようです。

最後にラバーブラシや獣毛ブラシで被毛を梳いて艶をあげて仕上げます。

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ビーグルにおすすめのシャンプーは?

体臭が強いことで知られているビーグルにはできれば臭いの予防ができて、被毛の美しさが保たれるようなシャンプー剤を使用したいですね。できれば皮膚病も予防できるとなお嬉しいところです。

ここでは人気の高い犬用のシャンプーをいくつかご紹介します。

ノバルサン

アメリカで開発された信頼ある薬用シャンプーです。殺菌作用の高いクロルヘキシジンを配合しており皮膚や被毛の殺菌効果があり、膿皮症、真菌症などの皮膚炎に有効だといわれています。また低刺激なので子犬でも使用できます。(皮膚炎を患っている犬に使用する場合は、必ずかかりつけの獣医師の指導の下で使用してください。)

APDC

オーストラリアの植物科学者と共同開発された、植物が本来持っている力を最大限に引き出したシリーズになっています。100%無農薬のティーツリーを主成分に、ユーカリ、シトロネラなど厳選された複数のハーブを使用しています。

ラファンシーズ

犬のスタイルや皮膚の状態にあわせて選ぶことができるようになっています。トリミングサロンなどでも多く使用されているシャンプーで、高品質のシャンプーとして定評の高い物になります。

アボグリーンシャンプー

ビタミンAやビタミンE、ビタミンDなどのビタミン類やアミノ酸が豊富なアボカドオイルが配合されたシャンプー剤で、被毛のパサつきや皮膚の乾燥を抑えて皮膚や被毛を静電気から守ってくれます。低刺激なのでシャンプーをする飼い主の方の手肌にも優しいシャンプーです。

ビーグルは耳の掃除も大切

ビーグルのチャームポイントといえば大きな垂れ耳ですね。この大きな垂れ耳ですが、耳の穴を大きな耳で蓋をしてしまっている構造上、どうしても耳の中が蒸れやすく汚れが溜まりやすくなってしまうようです。また体質的に皮脂の分泌が多いことから、ビーグルは耳垢が溜まりやすいといわれています。

耳垢は臭いの原因になるだけでなく、外耳炎を引き起こすきっかけになってしまいます。外耳炎は皮膚病と同じで1度かかると治すのに時間がかかる病気です。かかる前に予防するには耳のケアをしっかりとしてあげることが大切です。

シャンプーの時は耳の中に水が入らないように注意すると同時に、シャンプーの後はしっかりと水を拭き取り耳の中を掃除してあげましょう。

耳の中はとてもデリケートなので、綿棒やコットン、ガーゼなど柔らかい物を使用して耳の汚れを拭いてあげます。奥の汚れは無理に取ると鼓膜を傷めてしまう可能性がありますので、拭き取るのではなく洗浄液を使用して汚れを浮かせて取るようにします。

プロのトリマーの方にシャンプーをお願いすると耳の中までしっかりと洗ってくれます。外耳炎を予防するには定期的にトリミングサロンにシャンプーをお願いするのもよい方法ですね。

適切なシャンプーの頻度は?

ビーグルの被毛や皮膚を清潔に保つためには月に1回~2回、夏場は汗や皮脂の分泌が増えるので月に2回~3回の頻度が丁度よいといわれています。

「皮膚病が心配。」「毎日泥だらけだから。」など気になることも多くついつい回数を増やしてしまいがちですが、あまりシャンプー剤を使う回数を増やしてしまうと皮膚や被毛を保護するために必要な皮脂まで落としてしまい、かえってダメージを与えてしまうことになるので注意が必要です。

通常の汚れは蒸しタオルで汚れを拭き取ってあげれば大丈夫です。もしも散歩やドッグランなどへ行って汚れがひどくなってしまった場合は、シャンプー剤は使用せずにシャワーやお風呂で落としてあげるとよいですね。

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いつもと違う臭いや抜け毛には注意!

「いつものようにシャンプーをしているのに臭いが気になる。」「換毛期じゃないのに抜け毛が増えた。」なんてことありませんか?いつものようにブラッシングをしてシャンプーをしているのに、臭いや抜け毛の量が違う時は皮膚病の可能性があるので注意が必要です。

皮膚病は1度かかってしまうとなかなか完治させるのは難しく、長期の通院や投薬が必要になることがあるので、できればかかる前に予防してあげたいですね。シャンプーの際はしっかりと皮膚まできれいにできるように、毛をかき分けて洗うようにしましょう。

乾かす際も表面は乾いていても中の方が生乾きになってしまうことがあります。生乾きのままにしておくと蒸れて皮膚病の原因になりますので、やけどに注意しながら下毛もしっかりと乾かすようにしてください。

シャンプーの際に少しでも気になる症状をみつけたら、早めにかかりつけの動物病院に連れて行ってあげるとよいですね。

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