2017年5月17日更新

備えは十分?ミニチュア・シュナウザーにおすすめのペット保険は?

ペット生活

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編集部

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小型犬のなかでもがっしりとした筋肉質な体型をしているミニチュア・シュナウザー。丈夫で健康そうな見た目ですが実際にはどうなのでしょうか?心配な病気はないのでしょうか?ペットの医療費には公的な保険がないので心配ですね。今回はミニチュア・シュナウザーにおすすめのペット保険について調べてみました。

 

ミニチュア・シュナウザーのかかりやすい病気とは?

「医療費の備えのために保険を」と考えた場合、まずミニチュア・シュナウザーがどのような病気にかかりやすいのか、またその病気にはどのような治療が必要なのかを理解しておく必要がありますね。

ミニチュア・シュナウザーで気を付いておきたい病気をご紹介します。

尿道結石

尿道結石とは膀胱などでできてしまった結石が尿道に詰まってしまう病気で、詰まった結石の種類によって「ストルバイト結石」「シュウ酸カルシュウム結石」「尿酸塩結石」「シスチン結石」「シリカ結石」などと分類されます。この中で犬は主に細菌性の膀胱炎などの尿路感染症が原因で起こると考えられている、「ストルバイト結石」がよくみられるようです。

初期の症状としては1回の尿量が減る、尿が出ない、血尿が出る、排尿の際に痛がるなどが現れます。気が付かずに放置してしまい症状が進んでしまうと、急性腎不全や尿毒症などの命に関わる病気へと発展する危険性がある病気です。

尿道に詰まった結石を取り除く治療が必要になりますが、結石の大きさや状態によって治療方法は異なります。詰まっている結石が大きい物の場合は外科的に手術で取り出すのが一般的なようです。

膵炎

ミニチュア・シュナウザーは膵臓が弱い犬が多いことでも知られており、慢性膵炎の発症率が高い犬種だといわれています。膵炎はシニア以降の年齢の犬に発症することが多く、雄よりも雌の発症率が高いといわれています。

膵炎とは膵液が膵臓内に逆流し膵臓自体を消化してしまう病気です。原因としては何らかの理由で膵管が閉鎖してしまったり、事故などで膵臓を傷つけたなどが考えられますが、クッシング症候群や上皮小体機能亢進症といった病気が原因であることも考えられます。

症状としては発熱、食欲の低下、腹痛、呼吸が浅く早くなる、嘔吐や下痢、脱水などで、重症化すると呼吸困難やショック症状を示すことがある命に関わる病気です。

治療の方法は主に内科的な治療がおこなわれ、輸血療法とともに制吐剤や鎮痛剤、抗生剤などの投与がおこなわれます。

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糖尿病

ホルモンの1種であるインスリンの不足によって血中のブドウ糖が多くなってしまう病気です。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンですが、膵臓の機能が壊れたことによってインスリンを分泌できなくなった状態を「Ⅰ型糖尿病」、膵臓の機能は保たれているのに他の理由で分泌されない状態のものを「Ⅱ型糖尿病」といわれ、犬に場合はほぼⅠ型の糖尿病が多いようです。

水を大量に飲む、食べる量が増えたのに体重が減少する、おしっこの回数が増える、腹部が膨れるなどが初期の症状としてあげられますが、症状が進むと体のあちこちで病気が併発してしまいます。

治療方法はインスリンの投与と食事療法しかなく、生涯にわたっての通院が必要になる病気です。

レッグ・ペルテス病

大腿骨頭への血行が阻害され、骨頭が壊死してしまう病気です。主な症状は足を引きずる、足に力が入らないなどで、徐々に悪化していく場合と、急に現れる場合があります。多くは片足に起こりますがまれに両足に起こることがあります。

小型犬に多く見られる病気で、成長期の3ヶ月~13か月の間に発症することが多いようです。

遺伝が関係しているとも考えられますが原因が不明の病気で、軽度の場合は運動制限や鎮痛剤の投与などで症状を抑え病気の進行を止めますが、止まらない場合は外科的な手術が必要になります。

白内障

眼球内にある水晶体が白く濁った状態になる病気です。水晶体の濁りによって光が遮られ灰色から黒の点が現れます。症状としては瞳孔の奥が白く変色して見える、家具などにぶつかりやすくなるなどです。糖尿病、低カルシウム血症、ぶどう膜炎などから併発している可能性もありますが、ミニチュア・シュナウザーの場合は先天性の発病が疑われる若年での発症例が多いのが特徴です。

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ミニチュア・シュナウザーにおすすめの保険は?

ミニチュア・シュナウザーは慢性の膵炎や糖尿病など長期渡る通院が必要になる病気にかかる可能性があること、また目や足などに先天性がうかがわれる病気があることなどを考慮して保険を選ぶ必要があるようです。

その点を踏まえて考えると次のようなことを考慮して保険を選ぶとよいでしょう。

  • レッグ・ペルテス病、白内障などの高額治療が補償内容に入っているもの
  • 長期通院の必要な病気に備え、通院の補償日数や回数が十分もしくは制限なしのもの
  • 1回の事故(傷病)に対しての上限がないものもしくは補償が十分なもの

考慮すべき点ふまえてミニチュア・シュナウザーにおすすめの保険を考えてみました。

アニコム損害保険(株)

ペット向け保険の業界大手の実績があり、動物病院との提携件数も多くお会計の窓口でペット保険証を提示するだけで保険を使うことができるのが特徴です。

プランは2つのプランが用意されており、かかった医療費の70%を保険で負担してくれる「ふぁみりぃ70%プラン」と、50%を負担してくれる「ふぁみりぃ50%プラン」になります。

ただし通院・入院の利用回数に制限があるので、長期通院の場合には利用の仕方を考えて使用する必要があります。

アイペット損害保険会社

アニコムと同様に提携の動物病院で加入者カードをみせるだけで保険を使うことができます。

保険料はやや高くなりますが通院から入院・手術までを幅広く補償してくれる「ペット保険うちの子」の50%補償プランと70%補償プラン、手ごろな保険料で高額になりがちな手術の費用に特化した「ペット保険うちの子ライト」の3つのプランがあり、備えたい内容にあわせてプランを選ぶことができます。

またペットが他人にケガをさせてしまった場合の損害賠償を補償する、ペット賠償責任を特約として付けることができます。

ペット&ファミリー少額短期保険(株)

太陽生命や大同生命などのT&Dグループが手掛けているペット保険なので安心感があり、1日あたりの支払限度額、支払い回数に制限がないのが特徴です。

4つのプランが用意されており1日あたりの免責金がなく保険料と補償内容のバランスが取れている「ペット保険げんきナンバーわんプラン70」「ペット保険げんきナンバーわんプラン50」、「ペット保険げんきナンバーわん」よりもやや安い保険料で、1日あたりの免責金額が3,000円とまりますが、股関節脱臼、膝関節脱臼、膝蓋骨脱臼、病理組織学検査料が補償される「ペット保険げんきナンバーわんSlimプラン70」「ペット保険げんきナンバーわんSlimプラン50」があります。

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どう備えるかをよく考えましょう

今回ご紹介した保険は、ミニチュア・シュナウザーの場合は先天性の病気が多いことまた1つの病気で長期に治療が必要になる場合が考えられることから、保険料はやや高くても信頼性が高く補償が幅広い保険を選ばせていただきました。

しかし先天性の病気の場合は補償の対象外となってしまうケースが多く、また慢性の病気が若年で発症してしまったような場合は、どんなに手厚い保険でもすべてを補償してもらうことは困難です。

医療費の備えに対する考え方は色々あると思います。1つの例としては1度に高額な医療費が必要になる手術にだけペット保険で補償をしてもらい、通院やワクチンの接種などに対しては自分たちで積み立てておくという方法です。この場合は保険料が手軽で手術に特化した保険を選べばよいので、今回ご紹介した保険料はかかるけれど幅広く補償してくれるような保険は適しませんね。

ミニチュア・シュナウザーはペット保険だけで医療費を賄うことは難しいケースが発生する可能性があることを考慮して、どのように備えていくかをよく検討しておく必要があるようです。

 
 

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