2016年10月17日更新

【動物看護師が徹底解説!】ストレスを感じている猫の特徴

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

 

猫はとても神経質な生き物です。ストレスを感じやすいのに、ストレスを感じていることはなかなか飼い主さんに伝えてきません。何か嫌な事があるのであれば、すぐにその不安やストレスを解消させてあげたいと思うのが飼い主さんですよね。愛猫自身が明らかなストレスサインを出してくる前に、小さなサインを拾ってあげませんか?

 

猫のストレスサインは?

猫は小さなことでストレスを感じてしまう生き物ですが、どんなことがストレスになって、そんな行動がストレスサインなのでしょうか?原因になりうることと、ストレスサインをご紹介していきましょう。

毛づくろいばかりする


猫は一日に何度も毛づくろいをするものですが、見るたび見るたび毛づくろいをしているようであれば、何かストレスを感じていると考えてもよいでしょう。

毛がビショビショになるまで毛づくろいをし続けているようであれば、周りの環境を見直し、何かストレスの原因になっていそうなものがあれば、取り除いてあげるようにしましょう。

動かない、逃げる、隠れる


これは個体差のあるストレスサインです。ストレスを感じて、人に構ってほしくないとき、状況を変えたいとき、ある一定の場所から動かなかったり、逃げたり、隅に隠れたりします。臆病な猫は大抵人を避けて、どこか狭い、暗いところに隠れてしまいます。

胆の据わった猫は、お気に入りの場所で目を閉じて、現実逃避します。大体このときには、耳は伏せていることが多いです。このような行動がみられるときは、そっとしておくのが一番でしょう。無理やり抱っこしようとしたり、逃げた場所から出そうとすると、強烈な猫パンチをくらう可能性があります。

鳴く


いつもと違う声で鳴くときも、ストレスを感じているときが多そうです。普段はきちんと「ニャー」と口角を上げて鳴いているのに、口を”お”の形で「うぉーん」と鳴くときは、ストレスの原因となるものが近くにあるときでしょう。中には体調が悪いときに、このように鳴く猫もいます。

この鳴き声に合わせて、耳がペタンと寝ていて、瞳孔が大きく開いていたら、ストレス、あるいは興奮状態にあるので、視界をある程度遮断するような狭い空間に入れてあげましょう。少し時間が経てば、落ち着くはずです。

ストレスの原因は?

猫のストレスとなり得るものは様々あり、個体差もありますが、特にどの猫も苦手なのは”大きな音”と、”普段と違うこと”でしょう。

来客があったり、近くで工事があったりすると、ストレスを感じてお腹を下したり、食欲が失せたりします。何かいつもと違うイベントがあるときは、なるべくその現場に猫を居合わせないようにした方が無難かもしれません。近くで工事があるのであれば、音がなるべく聞こえないところへ移動させてあげたり、来客がある場合は、別室に移すなどの配慮が必要でしょう。同じ空間に居させるのであれば、隠れる場所を作ってあげると、自分のタイミングで出たり入ったりして、あまりストレスを感じることもなく過ごすことができるでしょう。

うちの猫は来客があっても意外と落ち着いているわ、と思っていても、耳だけいろんなところに動かして、眠ってもいないのに目を閉じて箱座りしたまま動かないようであれば、それはただ”見て見ぬふり”をしているだけ、かもしれませんよ。

愛猫のストレスサインを上手に受け取って、気持ちよく生活できるようにしてあげてくださいね。