2016年10月25日更新

【動物看護師が徹底解説!】動物病院にペットを連れて行くときにおすすめのキャリーバッグ

犬猫をお出かけや、動物病院に連れて行く際に必要になるキャリー。布やプラスチック、様々な種類や形があり、購入する際に悩んでしまう飼い主さんも多いでしょう。それぞれのキャリーにメリット、デメリットがあり、個体によっても合う合わないがあるでしょう。それぞれのキャリーをご紹介しますので、是非キャリー選びの参考にしてみてくださいね。

布製のキャリー

布製で柔らかい、肩にかけて運べるようなタイプのキャリーは普段使いやすいので人気も高いです。柄も様々あり、冬でもキンと冷たくならないので、愛犬や愛猫を想う飼い主さんは布製を選ぶ方が多いです。

健康なうちは病院の行き来程度にしか使わないので、滅多に汚れることはないかもしれませんが、高齢になったり、病気になったりすると、行き来の間に排泄をしてしまったり、嘔吐をしてしまったりしてキャリーの中を汚してしまうことがあります。布製のキャリーは洗濯機に入れられるものもあれば、手洗いをしなければならないものもありますが、どれも共通して言えるのは、汚れが取れにくく、乾きにくいということです。汚れが取れても、匂いが取りきれなかったということも多くあります。汚してしまった時のことを考えると少し手間がかかるキャリーだと言えるでしょう。

プラスチック製のキャリー

プラスチック製のキャリーと言っても、様々な形がありますが、多いのは上下と扉が分解できるタイプです。このタイプは軽量なので、重さの心配はありませんが、体重が重めの犬猫を入れると運びにくい傾向にあります。両手で抱き込んで持てばだいぶ楽ですが、大きさにもよるので全ての方にお勧めできるわけではありません。

汚れた際は分解して、水洗いか中性洗剤で洗えば、汚れも匂いも取れるので清潔を保てます。乾かすための時間の必要ないので、頻繁に汚した場合も心配はいりません。

可愛さにつられないこと

特に猫のキャリーに多いですが、藁を編んだものや、猫の形をしているものなど、見た目の可愛さに負けて購入してしまう方もいらっしゃいますが、あまり実用的でないのが現実です。汚れたら洗えなかったり、扉が広すぎて開けた瞬間に逃げ出されたりする可能性があったり、問題なく使える性格や体格はかなり限られてくるでしょう。

家の中などに置くだけであれば問題はありませんが、動物病院などの緊張する場所に連れて行くのにはあまり適していないと言えるでしょう。

プラスチック製キャリーが安全

動物病院の看護師、獣医師からするとプラスチック製キャリーが1番使用しやすいキャリーです。布製は嫌がって隅で固まる動物を抱き上げようとするとキャリーがバランスを崩して倒れてしまったり、可愛さ重視のものは出口が広すぎて逃げられる可能性が大きいです。

プラスチック製キャリーは扉だけ開ければ逃げられるような隙間は出来ませんし、怯えて奥に入り込んでしまったら上の部分を外せば安全に抱き上げられます。プラスチック製キャリーは固く、冬は冷たくなって犬猫が可哀想に思えますが、タオルなどを入れれば柔らかい床を作ることができるので、季節によって工夫もでき、飼い主さんにとっても使い勝手がよいキャリーと言えるでしょう。

これからキャリーを購入する予定の飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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