2016年11月14日更新

【動物看護師が解説】ブルドッグにトリミングは必要か、被毛のお手入れ方法は?

体が大きく丸々とした体型に、シワシワの顔、大きな瞳に短い鼻が特徴のブルドッグ。なかなかお目にかかれない犬種ではありますが、一部の人々に熱い支持を受けている犬でもあります。強そうな見た目とは裏腹に、表情豊かで遊び好きな性格はまるで無邪気な子供のようです。そんなブルドッグは普段、どんな被毛の手入れが必要なのでしょうか。

トリミングの必要はない

ブルドッグは短毛で、毛量が多い方ではないので定期的なトリミングの必要はありません。夏場でもサマーカットが必要になるほどの毛量ではないため、一年を通してトリミングは必要ないと言えるでしょう。

短毛であるため、毛玉などの心配はありませんが抜け毛予防のために日々ブラッシングをすると掃除の手間も省けるでしょう。ブルドッグの被毛は硬くてまっすぐなので、洋服や布地のソファなど目地があるものに刺さりやすく、掃除が大変です。いちいち刺さった毛を粘着テープで取ったり、指で抜いたりするよりは、ブラッシングをして抜け毛を予防した方が手間も省けて愛犬のためにもなります。

針金が丸出しになったブラシよりも、ゴム玉がついているものか、全体がシリコンでできたブラシの方が皮膚を傷つけにくく、抜け毛を絡めやすいのでオススメです。

シャンプーの頻度は高めに

ブルドッグは脂性肌の個体が多いため、湿気が多い時期は特にシャンプーを頻回で行いましょう。シャンプー剤は保湿性のものよりも、ある程度脱脂力の強いものがオススメです。

シャンプー後2、3日で体がベタついたり、皮膚にかゆみがある場合は動物病院で販売している、医療用シャンプーを使うと効果的です。どのシャンプー剤を選択するかは、かかりつけの動物病院の先生に決めてもらいましょう。中には手袋をはめてしようするべきものや、体重別で使う量が決まっているもの、つけおきが必要なものがあるので、使用方法をよく確認しておきましょう。

顔のシワの手入れも忘れずに

ブルドッグは鼻が短く、顔のシワが特徴的な犬種です。顔のシワの間は通気が悪く、汚れやすいうえに、脂性肌であることも手伝って、非常に炎症を起こしやすい部分です。よだれや食事の汚れなどがたまる可能性もありますので、必ず1日1回はシワを広げて綺麗に清拭してあげてください

拭くものは、こすって刺激の少ないものならなんでも大丈夫です。水で湿らすか、動物病院で消毒液を処方してもらって、それを付けて汚れを拭き取ってあげましょう。シワの間が赤く腫れていたり、皮膚が分厚くなっているようであれば、一度かかりつけの動物病院に相談すると良いでしょう。鼻が低い分、目も傷つけやすいので、傷つけないように気を付けながら清拭してあげてくださいね。

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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