2017年1月7日更新

【動物看護師が徹底解説!】愛犬の目に目やにが!何か病気のサイン?取り方は?

ある日突然、愛犬の眼に目立つ目やにが。でも、目やには毎日出るものだし、病気ではないはず?では、病気との見分け方はどうしたらいいのでしょうか?また、目やにが眼頭へ流れずに眼の中にとどまるようについていたら、どうやって取ればよいのでしょうか?気になる目やにの疑問に、お答えします。

目やにが出ることは自体は異常ではない

我々人間も、毎日ではないものの目やにが出ることってありますよね。特にメイクをしている女性は寝て起きると眼頭に白っぽい目やにが出ていることが多いでしょう。目やにが出ていること自体は、病気でもなんでもなく、正常に体が機能している証拠です。犬は特に人間に比べて瞬きが少なく、ゴミが入りやすいので目やにも頻繁に出てきます。量が多いかな?と感じても、黄色や緑の色がついていなければ、普段よりもゴミが多く入ってしまったと考えてよいでしょう。

どんな目やにが病気のサイン?


目やにが出ることは異常ではないとはいえ、病気の可能性もあります。それを見分けるためには、目やにの色に注目してみましょう。普段は色のついていない、白い目やにが出ますが、病気になっているときは黄色や緑の目やにが多く出てきます。黄色や緑になっているということは、何か菌に感染しているという証拠で、目やにはその菌と戦った白血球の死骸として出てきます。感染した菌にもよりますが、眼の痒み、痛みを感じることもあります。

軽度の感染では、目やにだけの症状が出てくることもありますが、大抵は瞬きを多くしたり、眼を細めたりなどの症状を伴います。もしも、愛犬の眼に色のついた目やにが出ていたら、いつもよりも瞬きが多くないか、眼をまぶしそうに細めていないか、前足でしきりに眼を掻いていないか、床に顔をこすりつけていないか、などいつもと違う様子はないか観察してみてください。掻いたりこすったりすると、眼にさらに傷がつき、重症化する可能性があるので、見つけたらすぐにかかりつけの動物病院へ受診しましょう。

目やにはどうやって取ればいい?

普段、眼に何も異常がなく、目やにだけが出ている場合は、湿らせた清潔なコットンでそっとふき取ってあげましょう。指にコットンを巻いて、拭うようにするとやりやすいでしょう。二つ折りにしたコットンの端でちょんちょんと払うようにして取っても良いですが、繊維で眼を傷つけることもあるので、指で取った方が安全です。湿らす水は水道水で構いません。本当は”生理食塩水”という、体液に近い液体で湿らせたほうがより良いですが、だれでも持っているものではないので、水道水で行いましょう。どうしても水道水では気になる方は、眼の清拭用に動物病院で生理食塩水をもらうとよいでしょう。

何か眼の感染症になっていて、自宅で点眼治療をしている場合は、点眼薬と清拭用の液体をもらうのが無難でしょう。清拭用は生理食塩水の場合もありますし、ヒアルロン酸の配合された点眼薬でゴミを流してといわれる場合もあります。どちらにしても、眼に多めに垂らして流すようにして、コットンでふき取れば清潔に目やにの除去ができます。感染症を患っている時に水道水などで眼を洗うと悪化させる可能性がありますので、必ずかかりつけの動物病院で指示されたもので行うようにしてください

どちらの場合も、乾いたコットンでふき取ろうとすると、眼頭の粘膜や、ひどい時には角膜を傷つけることがありますので、絶対にやめてください。また、愛犬がおとなしくやらせてくれない場合は、無理に一人で行わず、家族で協力して行いましょう。暴れる犬を無理に抑えながら点眼をしようとして、爪で眼をひっかいてしまったりして眼に穴が空くケースもあります。眼は非常にデリケートな場所なので、丁寧に、確実に行いましょう。

変だな、と思ったらすぐ病院へ

感染がひどくなると、角膜に穴を空け、眼房水と呼ばれる眼球の形を保っている水が漏れ出てきて、眼が潰れ修復が不可能になることがあります。たかが目やにと思わずに、いつもと違う様子が見られたら、すぐに動物病院へ受診するようにしましょう。また、何度も同じような症状が

Neige



動物看護士/トリマー

現役動物看護師・兼トリマー。 生涯学習、駆け足で前に進む医療にマイペースに追いかける毎日。 犬猫に関する色々なことをわかりやすくお伝えします。

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