2016年11月15日更新

【ペットシッターが解説】肌寒い季節、ペットにベストな室温・湿度を保つためには?

夏の暑さよりはペットは寒さに強いと言われますが、やはり、快適な温度に保つことが大切です。室温は20℃前後、湿度は50%程度に保つことが大切と言われています。お部屋の暖め過ぎや事故に十分注意して快適に過ごせるような工夫をしていきましょう。

暖房器具を使って快適に


暖房器具を使って冬はペットに快適な温度にすることが一番効果的です。

その中でも、エアコンは安全に温度管理ができるという点でとてもメリットが多いでしょう。また、最近のエアコンは室内の中でも床に近いところまで暖めることができるタイプやセンサーがついているものなど、様々な設定ができますので、寒い季節でもペットの体に負担をかけることなく、室温管理をすることができます。

実はこたつや赤外線ストーブが大好きという犬や猫も多いものです。体を内部までじわじわと暖めてくれるこたつですが、その気持ちよさに体をすべて入れて寝てしまうと、時に脱水症状になってしまうことがあります。中に入っても、すぐに外に出ることができるように、布団の一部を開けておくなどの工夫をしましょう。

カーペットや暖房、オイルヒーターなどを使って、お部屋を暖めてあげることもペットには優しい温度管理の方法です。床全体ではなく、片面や決まったスペースだけ暖めるなどして、移動して体温調節ができるようにしましょう。低温やけどや熱中症には注意が必要ですので、設定温度もペットの体温よりも低めにしておきましょう。

乾燥対策を忘れずに


冬は室温管理と共に快適な湿度にする必要があります。暖房を使うことでさらにお部屋の中は乾燥してしまいますので、加湿器を使う、洗濯物を干すなどして、湿度を保つようにしましょう。湿度は50~60%程度にすることが目安になります。

乾燥が続くと、ペットにとっても痒みや皮膚炎を引き起こす原因になると言われています。しかし、加湿し過ぎもよくありませんので、適度な湿度が必要になってくるのです。乾燥が続くと、静電気が発生しやすく、ブラッシングの際に被毛を傷めてしまうこともありますので、注意しましょう。また、保湿効果のあるシャンプーを使ったり、専用のスプレーなどをかけてからブラッシングするとよいでしょう。

乾燥は、病気を持っているペットにとってはさらにウイルスの蔓延や抵抗力の低下につながり、体調不良の原因になってしまいます。湿度を自動的に設定できるものや、加湿器つきの空気清浄器なども販売されていますので、こういった物を利用するとよいでしょう。

留守番時の室温湿度の管理


ペットだけがお留守番する際、冬の室温湿度管理が心配な場合もあります。日中のお留守番であれば、住んでいる環境に合わせて、エアコンをつけていくか消すかを決めてよいでしょう。暖房を使う場合は、コードが無い物、火災の危険性が無いものを選ぶことが重要になります

十分日が入るようであれば、日中は消してもよいですが、夜はやはりエアコンをつけていく、ケージやベッドに毛布やフリースをかけてあげるなどして保温できるように工夫しましょう。タイマーを使うなどして、ペットの体にも優しく、お部屋の環境や火災の危険もないように設定しておくことが大切になります。

特に、高齢のペットがいる家庭ですが、暖房を切った後の温度差が体調不良の原因になる場合があります。ベッドのまわりにペット用のヒーターやホッカイロなどを使うなど、体にストレスをかけないように、一定の室温湿度を保つようにしましょう

まとめ

秋から冬は、急に冷え込みが強くなったり、日中と夜の気温差が激しいなど、ペットの体にも負担をかけてしまうことがあります。快適な温度と湿度を保つ為に、安全に電化製品を使うなどして、ペットの体調管理につとめてあげましょう。

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。

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