2016年11月24日更新

【ペットシッターが解説】愛猫のための寒さ対策とは?

あなたの家で、愛猫はどのように過ごしていますか?寒い冬、寝る前に暖房を消すと、布団の中に猫が入ってくる経験をされた方も多いのではないでしょうか。猫も寒いと感じていることがあります。もちろん、年齢や生活環境で異なりますが、ちょっと工夫をして快適に過ごせるようにしてあげましょう。

室温湿度を保つこと


猫の祖先は砂漠で暮らしていたので、寒さには弱いと言われています。「冬になると猫はこたつで丸くなる」と歌われるほどです。高齢猫や病気を持っている場合は特に注意が必要です。

冬は暖房を使って、室温を適度に保つようにしましょう。猫にとって快適な温度は20℃前後になります。25℃以上になってくると、暑さを感じてくる為、人も快適に過ごすことができる温度がよいでしょう。

体が震えていたり、毛を逆立てている場合は、猫が寒さを感じています。早めにお部屋を暖めてあげましょう。
お部屋の中で暖房を使っていると、どうしても乾燥してしまいます。しかし、乾燥はウイルスの蔓延や被毛の傷み、抵抗力低下につながってしまいます。加湿器などを利用して、40~60%前後の適度な湿度を保つようにしましょう。

ハウスやベッドの環境を整えること


猫はお部屋の中で暖かい場所を探すことがとても上手です。日中、天気がよい日はたっぷりと日光浴させてあげましょう。そのために、窓際や日が当たる場所にもキャットタワーや猫のベッドなど、猫が安心して過ごせる場所を用意してあげるとよいでしょう。陽がよくあたる場所を空けて、充分に日光浴をさせてあげましょう。    
 
猫は日中は窓際で寝ることが多くても、やはり、夜は暖かい場所でゆっくり眠れる環境を整えてあげましょう。夜になると、窓際は冷気が入り、日中との温度差から体調を壊しやすくなってしまいます。人のベッドにもぐりこんでくることもあるでしょう。暖かい寝床を用意してあげましょう。

猫がゆっくり休めるように普段過ごしているケージやベッドに毛布や湯たんぽ、ペット用カイロを入れるなどして、環境を整えてあげることも大切です。ペット用ヒーターやペット用こたつなどを置いてあげてもよいでしょう。ただし、安全に使うことができるよう普段から十分注意する必要があります。低温やけどやコードをかじる事故などを防ぐことも愛猫を守る上で大切になります。

体温調節と水分量に注意すること


冬になると猫は体を丸くしてずっとヒーターの前にいてなかなか動かず、飲む水の量が減ってしまうこともあるかもしれません。

もともと飲む水の量が少なく、泌尿器系の病気にかかりやすいと言われている猫は水分量には十分注意してあげましょう。また、冷たい水を嫌がって飲まない場合もあります。水は室温に戻してあげたり、ぬるま湯にしてあげるとよいでしょう。
   
猫は寒い場所にトイレがあると、その温度差から行くことを我慢してしまうことがあります。トイレの場所を増やしてあげたり、猫のトイレがある場所までお部屋を暖めるなど、工夫して、猫が体温調節しやすい環境を整えてあげましょう。トイレの掃除はこまめに行い、排尿、排便のチェックも健康管理の為に大切になります。

また、暖房の近くやカーペットの上でずっと休んでいた愛猫の体温が上がってしまっている場合もあります。熱と乾燥から被毛を傷めてしまうこともありますので、こまめにブラッシングを行い、日ごろのボディチェックも行うようにしましょう。

まとめ

猫はもともと寒さが苦手で快適な温度の場所を探したり、体を丸くして熱を逃がさないようにして過ごすことがあります。日々の健康管理の為には、適度な室温湿度を保ち、愛猫が過ごしやすい環境を作っていくことが大切になります。お部屋の環境や愛猫が過ごすスペースに合わせて調整してあげるようにしましょう。

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。

ブログ

この記事が気に入ったらいいねをしよう!

関連記事

獣医師が教える!犬や猫はインフルエンザにかかるの?

冬本番となり、今シーズンもインフルエンザの流行が本格化してきました。人がかかるととても辛いインフルエンザですが、犬や猫にもインフルエンザがあるのか気になった人はいませんか?今回は、犬や猫のイ……

猫に関する冬の注意

【ペットシッターが解説】愛猫のための寒さ対策とは?

あなたの家で、愛猫はどのように過ごしていますか?寒い冬、寝る前に暖房を消すと、布団の中に猫が入ってくる経験をされた方も多いのではないでしょうか。猫も寒いと感じていることがあります。もちろん、……

猫に関する冬の注意

【ペットシッターが解説】肌寒い季節、ペットにベストな室温・湿度を保つためには?

夏の暑さよりはペットは寒さに強いと言われますが、やはり、快適な温度に保つことが大切です。室温は20℃前後、湿度は50%程度に保つことが大切と言われています。お部屋の暖め過ぎや事故に十分注意し……

猫に関する秋の注意