2016年11月7日更新

【猫の育て方】特に子猫を育てる時に絶対にしてはいけないポイントとは

愛猫カイトを拾った日の事は、今でも鮮明に思い出します。明け方から庭の隅でニャオニャオ鳴き声が聞こえる、と知らせに来たのは、いつもは寝起きの悪い娘。まだ薄暗い中、私と一緒に外に出て子猫を探し出し、見つけて捕まえたのは息子でした。

目やにで塞がった両目を優しく拭き取りながら、段ボールに入れて皆で名前をあれこれ考えたこと、病院へ連れて行ったら、私の膝の上で大量にオシッコをしたこと、今でもよく覚えています。

猫の育て方については、沢山の本に書かれていますから、あえて書く必要はないでしょう。でも意外に、「子猫を育てる時にしては行けない」ことが書かれている本は少ないようです。

今回は、特に子猫を育てる時に限らず、仔犬や人間の赤ちゃんでも絶対にしては行けないポイントをご紹介しましょう。

仔犬や子猫を激しく揺さぶってはいけない

これは人間の乳児にも当てはまります。仔犬や子猫を「激しく揺さぶったり動かす」ことは絶対に止めましょう。

子猫は可愛さのあまり、つい両手で顔をはさんで「可愛い~!」と頭を揺する仕草をしてしまいがちですが、これはとてもよくない行為です。人間の赤ちゃんなら「揺さぶられっ子症候群」といって虐待になる可能性があります。

なぜなら、人間もそうですが、仔犬や子猫の脳は、乳児の時はまだまだ未発達だからです。

固い頭蓋の中に、お豆腐の様に柔らかい脳が浮かんでいるところを想像してみて下さい。激しく揺さぶられると、その浮いている脳が頭蓋の左右にぶつかり、物理的な障害を引き起こすことがあるのです。

よく人間の赤ちゃんが泣き止まないため、「泣くな!」と怒鳴って激しく揺さぶると、赤ちゃんは引きつけを起こして呼吸困難になることがあります。慌てて両親が病院へ連れて行っても、脳に障害が残り、「幼児虐待」として逮捕されるケースもあります。

人間も猫も犬も同じです。体が未発達な段階では、激しい振動はNGだと覚えておきましょう。

揺さぶられっ子症候群の具体的なポイント

1972年にアメリカで初めて症例が報告された「揺さぶられっ子症候群」は、泣き止まない赤ちゃんに対し、親が衝動的に身体を強く揺すってしまうことで発症します。日本でも2002年より母子健康手帳に記載され、注意を呼びかけるようになりました。

人間の赤ちゃんの場合ですが、具体的には、1秒間に3~4往復する程度の激しく揺さぶると乳児の脳に出血が起きることが研究によって判明しています。10秒間に5~6回程度身体を揺すったことでも発症した事例も報告されています。

いかがですか。子猫を育てている方、特に家に小さなお子さんがいる家は要注意です。子供は猫の扱いが乱暴になりがちです。子猫を抱っこして激しく揺さぶらない様に、よく注意してあげて下さいね。

トップ画像出典:猫壱(ねこいち・ネコイチ)公式サイト

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