チワワに散歩は必要?チワワの散歩についてのまとめ

りんごのように丸い頭とリボンを乗せたような耳が可愛らしいチワワ。超小型といわれるほど華奢で小柄な体つきをしていますね。「小さいから運動は室内だけで十分!散歩の必要はないのでは?」と思われがちですが実際にはどうなのでしょうか?今回はそんなチワワの散歩について散歩の必要性などを調べてみました。

 

チワワに散歩は必要?

世界一小さい犬といわれているチワワが1日に必要な運動量は、時間にすると15分前後で距離にすると1kmくらいだといわれています。1日に数時間の散歩を2回おこなう必要がある大型犬や中型犬とは違い、チワワの場合は運動量の面だけでいえば室内や庭で遊ぶだけで十分だといえます。

室内を走り回るだけで運動量が足りるならば、散歩をする必要はないのでしょうか?

確かに運動の面だけを考えれば無理に散歩をさせる必要はないといえますね。でも散歩をする目的には運動量を確保する以外にも、チワワにとって必要な次のような目的があるといわれています。長時間でなくても時間をとって散歩をさせてあげる必要があるようですね。

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日光浴

犬も人間と同様に太陽の紫外線を浴びることで、体内でビタミンDを生成します。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けることで知られていますね。華奢な骨格をしていて骨が細いチワワは、骨折や膝蓋骨脱臼など骨や関節の病気やケガに注意が必要な犬種です。そんなチワワにとってカルシュウムはしっかりと吸収しておきたい栄養素の1つです。

またビタミンDには殺菌効果もあるため、皮膚病の予防にも効果があるといわれています。天気のよい日に陽の光をあびながらゆっくりと散歩するのは日光浴には最適ですね。

ストレスの発散

犬にとっての散歩は家の中にはない臭いや音など、新しい発見と刺激に出会うことができる機会でもあります。見た目よりも活発で好奇心旺盛なところのあるチワワにとっては、外の刺激を受けることは好奇心が満たされる生き生きとした時間なのです。

また飼い主が大好きなチワワにとって飼い主と時間を共有できる散歩は、愛情を感じることができる楽しい時間でもあります。

社会性の勉強

チワワはやや警戒心が強く勝気なところのある犬種です。そのため早い時期から家族以外の人や他の犬と触れ合う機会を作り、社会性の勉強をさせてあげる必要があるようです。社会性とは自分と家族以外の人や他の犬との間のコミュニケーションの方法やルールのことで、多くの人や犬と触れ合う機会の中で犬自身が自然と学んでいくものです。

散歩は家族以外は人や犬と出会う絶好の機会ですね。できれば警戒心が芽生える前のワクチンが済んだ子犬の時期から、積極的に散歩に連れて行ってあげたいところです。

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チワワに必要な散歩の頻度は?

ではチワワにはどのくらいの頻度の散歩が必要なのでしょうか?理想的には1日朝夕2回の散歩が理想だといわれていますが、運動量が必要な大型犬や中型犬のように散歩をしないと運動量が不足してしまう犬種とは異なりますので、飼い主の負担にならない範囲でできるだけ1日1回は散歩に連れて行ってあげるとよいようです。

時間的には15分~30分程度で距離にすると1kmくらいが目安のようです。ただしあまり無理をさせるとかえって体調を崩してしまうこともあります。体力や運動能力に個体差が大きいチワワの場合は、散歩中にちらちらと見上げるような仕草をするなどの疲れてきたサインを見逃さないように、犬それぞれの個体差にあわせて調整してあげるとよいですね。

 

季節による注意点

季節による気温や湿度の差が激しい日本の場合は、散歩の時間を季節にあわせて調整してあげる必要があるようです。特に夏と冬は十分に注意が必要なようですね。

夏場は体高の低いチワワの場合は直射日光だけでなく、地面からの照り返しの影響も多く受けます。また靴を履くわけではない犬の場合は、熱されたアスファルトやコンクリートの上を直接歩くために、肉球をやけどしてしまうことにも注意が必要なようです。

夏場は朝は陽が昇る前の午前5時~6時くらい、夕方は日が沈んでからしばらくたって地面の熱が抜けてからが理想的なようです。もしも早朝や夕方遅い時間が難しい場合は無理に2回にこだわらずに、朝か夕方のどちらか1回だけにする方がよいかもしれません。

チワワは寒さにも弱いため冬の散歩にも注意してあげたいところです。冬は夏とは逆に陽が高くなりやや暖かくなる時間帯を選んであげて、できれば防寒のために暖かい洋服を着せて散歩に連れて行ってあげるとよいでしょう。日中の暖かい時間帯に散歩ができないような場合は寒い中を無理に散歩するのではなく、抱っこで近所に出てみたり一緒に入れるお店へ連れて行ってあげるなどで、ストレスを発散させてあげるとよいようです。

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膝蓋骨脱臼には注意!

チワワは先天的にも後天的にも膝蓋骨脱臼になりやすい犬種だといわれています。膝蓋骨脱臼とは後ろ足の膝蓋骨(膝のおさら)が脱臼(ずれたり外れたり)してしまう病気です。骨や筋肉の形成異常で起こるような場合は先天性、高いところから落ちるなどがきっかけで発症する場合は後天性といいます。

症状としてはスキップのような歩き方をする、脱臼した足をかばい3本の足で歩く、つま先立ちのような歩き方をする、膝が腫れている、歩きたがらない、立ち上がりにくそうにするなどがあります。

治療法としては膝蓋骨を正常な位置に戻す手術を受けるのですが、あまり病気が進行してしまうと骨が変形してしまい、手術に適さない状態になってしまうことがあります。そのため早期発見、早期手術が必要になる病気です。いつもの散歩なのに歩きたがらないような時や、歩き方がおかしいと感じた時は早めに獣医師に相談するとよいですね。

まとめ

チワワの散歩についていろいろと調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

大きな犬種と違って多くの運動量を必要としないチワワですが、情緒や精神面の成長のためにも散歩は必要なもののようですね。でも華奢な骨格をしているチワワの場合は、あまり長い時間の散歩で無理をさせてしまうと、関節や骨、筋肉などを傷めてしまうこともあるようです。

犬と飼い主が無理のない範囲で楽しみながら一緒の時間を過ごせる、そんな散歩がチワワには最適なようです。チワワと一緒にゆっくりとしたペースで近所を散策すると、今まで気が付かなかったような素敵な場所や人と出会うことができるかもしれませんね。

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