2017年4月8日更新

フワフワの被毛が可愛いトイ・プードルの飼いやすさについて

カット次第でいろいろな表情を楽しむことができるトイ・プードル。その可愛らしさに1度は飼ってみたいと思う犬種ですよね。トイ・プードルはよく初心者の方でも飼いやすい犬種だといわれることが多いですが、実際のところはどうなのでしょうか?今回はそんなトイ・プードルの飼ついて調べてみました。

トイ・プードルが飼いやすいといわれる理由

トイ・プードルは飼いやすい?という問いには多くの解答があるようです。

主にいわれているのは頭がよくしつけがしやすいこと、体臭が弱く抜け毛が少ないことですね。その他にもあまり無駄吠えしないや人になつきやすいなど、犬を飼う時に心配になってしまうようなことの多くが、トイ・プードルなら心配がないといわれていることが多いようです。

しかしそれらのトイ・プードルの長所といわれている点にも注意しなければならないことが含まれているようです。トイ・プードルが飼いやすいといわれている点を1つ1つ考えてみましょう。

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賢いトイ・プードルはしつけやすい

犬の飼いやすさでもっとも気になることはしつけがしやすい犬種なのか?ということですね。トイ・プードルは小型犬のなかではもっとも知能が高い犬種だといわれています。人の言葉や仕草を理解する能力に長けていて、状況に応じて自分で判断しながら行動することもできる犬種なので、基本的なしつけは入りやすい犬種です。

ここで気を付けたいことは賢いということは悪いこともすぐに覚えてしまうということです。飼い主の言葉や仕草を理解することに長けてるトイ・プードルの場合は、1度犬の要求に負けてしまうとどうしたら自分の要求が通りやすいのかをすぐに理解してしまいます。

これを繰り返しているとしまいに自分の思い通りにならないというだけで、吠えたり場合よっては噛んだりするようになってしまいます。1度そうなってしまうとしつけができる状態ではなくなってしまい、飼い主と犬との関係の再構築をからはじめなければならなくなってしまいます。

可愛いトイ・プードルですが、賢い犬種だからこそ厳しくする時はしっかりと厳しく、褒める時はたっぷりの愛情を注いでしつけてあげる必要があるようです。

トイ・プードルの臭いと抜け毛は?

トイ・プードルが室内で飼いやすいといわれる1番の理由は、体臭が弱く抜け毛が少ないことですね。トイ・プードルは毛の構造が1層しかないシングルコートと呼ばれる毛質をしています。シングルコートとは温暖な地方で育種改良された犬が多く、冬の寒さから体温を守る必要がないため、被毛の中の風通しが比較的よい毛の構造になっています。

シングルコートに対してダブルコートと呼ばれる毛質をしている犬種がいます。ダブルコートは上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層構造となっており、寒冷地で育種改良された犬が多いため、下毛によって体温を守るような構造になっています。

ダブルコートの犬種は体温を守るため被毛の中に風を通しにくい構造になっており、風通しのよいシングルコートの犬種の方がダブルコートの犬種よりも、臭いが気にならないことが多いようです。

またダブルコートの犬種は下毛が抜け替わることによって、季節にあわせた体温の調整をおこなっているため、年に2回換毛期と呼ばれる抜け替わりの時期があります。対してシングルコートの犬種は毛の寿命による生え変わりはありますが、基本的には季節にあわせて毛質が変わるようなことはありません。そのため一般的にはトイ・プードルのようなシングルコートの犬種は、ダブルコートの犬種よりも抜け毛が少なくなります。

確かにダブルコートの犬種と比べると抜け毛の量は少なくなりますが、まったく抜け毛がないというわけではありません。トイ・プードルの抜け毛が気にならない大きな理由は、柔らかくカールのかかった長い毛質をしているため、抜けた毛が他の毛と絡んで抜け落ちにくく床や家具、洋服などに付着することが少ないからだといわれています。

そのためトイ・プードルの場合は毎日しっかりとブラッシングをしないと、毛が絡まりもつれや毛玉ができてしまいます。またカットをしないと伸び続ける毛質をしているので、綺麗なスタイルをキープし被毛や肌を清潔に保つためには定期的なトリミングが不可欠になります。

抜け毛や臭いの心配はなくその点では飼いやすいといえますが、被毛のケアには時間と費用がかかるので、トイ・プードルの場合はどちらを優先的に考えるかによって飼いやすさの感じ方が異なってくるようです。

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トイ・プードルのかかりやすい病気は?

トイ・プードルには気を付けたい病気はあるのでしょうか?ペットの医療費には公的な保険がないので、病気がちであるかどうかは飼いやすさの大きな目安ですね。

トイ・プードルで気を付けなければならない病気の1つが膝蓋骨脱臼(パテラ)という病気です。膝蓋骨脱臼とは後ろ足の膝蓋骨(膝のおさら)が脱臼(ずれたり外れたり)してしまう病気です。骨や筋肉の形成異常で起こるような場合は先天性、高いところから落ちるなどがきっかけで発症する場合は後天性といいます。

症状としてはスキップのような歩き方をする、脱臼した足をかばい3本の足で歩く、つま先立ちのような歩き方をする、膝が腫れている、歩きたがらない、立ち上がりにくそうにするなどがあります。特にトイ・プードルのような小型犬に多く見られる病気で先天性の疾患である可能性が高い病気です。

膝蓋骨脱臼以外にもトイ・プードルの場合は、進行性網膜萎縮症や突発性てんかん、停留睾丸など、遺伝的な原因が疑われる病気がいくつかあります。トイ・プードルの子犬を迎える時は見た目の可愛らしさだけで選ぶのではなく、健康面のチェックや血統の確認をすることが、その後の飼いやすさにつながっていくようです。

トイ・プードルの飼育費用は?

犬の飼育費でまず気になるのは、犬を迎え入れる準備を整えるための初期費用とエサ代ですね。

トイ・プードルは小型犬なので大型や中型の犬種に比べると、初期費用とエサ代はかかりません。大まかには初期の費用としてサークル、トイレ、リードなどで3万円~5万円前後、エサ代はおおよそ1ヶ月で3千円~5千円程度だといわれています。

ただ抜け毛や臭いのところでも書きましたが、トイ・プードルの場合は1ヶ月に1回くらいのペースでトリミングをおこなう必要があります。最近では自宅でトリミングをおこなう飼い主の方も増えていますが、トリミングサロンなどを利用するとおおよそ5千円~8千円くらいが相場のようです。

費用の面だけを考えるとトリミングの必要があるトイ・プードルは、小型犬の中では比較的飼育費用はかかる犬種だと考えておく方がよいでしょう。

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まとめ

トイ・プードルの飼いやすさについて実際に生活をすることを考えて、色々と調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

トイ・プードルは賢くしつけも入りやすい犬種ですし、抜け毛も臭いも気にならないことから室内での飼育に適した比較的飼いやすい犬種のようですね。しかしトイ・プードルは小型犬のなかでは活発で運動量が必要な犬種なので、チワワシーズーなどとは異なり毎日の散歩は不可欠になります。散歩の必要なことと被毛のケアに時間と費用がかかる点をどう感じるかが、トイ・プードルを飼いやすいと感じるかどうかの1つのポイントになるようですね。

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