2016年12月7日更新

【ペットシッターが解説】お散歩拒否の愛犬に歩いてもらうには?

愛犬のお散歩デビューで拒否されてしまう、今まで行けていたのに拒否されてしまう、状況は異なりますがどちらも飼い主さんにとっては心配な出来事です。愛犬がお散歩を拒否するようになってしまった原因をまずは見つけるようにしてみましょう。

体調不良や高齢に伴う体の変化がある場合


毎日の愛犬のお散歩、なんとなく習慣で行ってしまっていませんか?まずは、お散歩の前に、愛犬の体調チェックをしてあげるようにしましょう。体に痛みがある、調子が悪い、呼吸が苦しいなど、なんらかの原因でお散歩を嫌がってしまうことがあります。体を触りながらチェックしてあげるようにしましょう。

高齢や肥満によって、散歩の時間が苦しくなってしまうこともあります。特に高齢犬は、関節や筋肉に痛みが生じたり、心臓病や呼吸器疾患になっていることもあります。また、視力の低下や聴力の低下によって今まで歩けていたお散歩コースであっても恐怖を感じてしまうことがあります。

体調の変化や年齢に伴った体の変化によってお散歩を嫌がる場合は、ペースや時間帯、歩くコースなどを無理のない程度で決めてあげるようにしましょう。長時間のお散歩は避けながら、ゆっくりペースで気分転換程度に歩いてあげるようにしましょう。たくさん声をかけてあげながら、愛犬の体調を見て、お散歩してあげることが大切です。

首輪やハーネスに慣れていない場合


子犬の場合や新しい物に交換した時など、首輪やハーネスに抵抗してお散歩を嫌がってしまう場合もあります。これは、お散歩自体が嫌というわけではなく、首輪やハーネスに慣れていないからこそ歩きにくく、歩くこと自体を止めてしまうというパターンです。

子犬の場合、首輪をつけるだけでも気にしてしまうことがあります。お散歩に出る前に、首輪やハーネスやリードなどを家の中でつけて少し慣らしてみましょう。気にする様子があれば、嫌がらない程度に短時間で外してあげてもよいでしょう。つけてみて、遊んだり運動する中で首輪やハーネスが嫌なものではないことを教えてあげましょう。

サイズは犬に合った物をしっかりと選びましょう。子犬は成長しますので、成長と共にサイズをチェックしましょう。一方、高齢犬になると思わぬ緩みが生まれてしまう場合があります。逆にきつすぎると犬にとって苦しいものです。関節や気管を痛めてしまう原因にもなります。散歩の準備の段階で、首輪やハーネスのサイズに気を配るようにしましょう。

散歩中の嫌な思いやトラウマがある場合


今まではお散歩に行けていたのに嫌がるようになってしまった時は、なんらかの理由があるはずです。大きな音にびっくりした、苦手な場所があった、苦手な人や犬がいた、動物病院に行く道など、犬自身が嫌な思いをしたり、トラウマ経験をしている場合があるのです。

トラウマがある場合、とてもつらい思いをするのは犬も飼い主さんも同じです。しばらくは違うコースを歩いてお散歩してあげてもよいでしょう。お散歩自体が嫌になってしまったのなら、思いきって外には行かずに、家の中や庭先で遊び気分転換をしてあげるだけでもよいでしょう。

お散歩にポジティブなイメージが生まれるように、大好きなおもちゃを持って出かけたり、おやつやご褒美をたくさんあげてもよいでしょう。またコミュニケーションをとることを心掛け、焦らずお散歩してあげることが大切です。

まとめ

犬にとって、お散歩は大切なものです。運動不足解消、気分転換だけでなく、社会性を身につける上でもとても大切です。しかし、その散歩を嫌がるようになってしまったのであれば、その原因となるものをまずは見つけてあげましょう。

体調不良や怪我が原因であれば早めに動物病院に行くことも必要です。まずは焦らず、また楽しくお散歩ができるように、愛犬としっかりコミュニケーションをとることを大切にしましょう。

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。

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